吉田寅次郎 小栗旬
1月6日日曜日放送開始のNHK大河ドラマ『八重の桜』で、気になった"会津以外の登場人物"の一人。
NHK大河ドラマの吉田寅次郎のちの松陰といえば、1977(昭和52)年放送の長州を舞台にした『花神』。
篠田三郎が演じた、静かながらも情の激しい行動的な人柄が思い出された。
[余談ですけど、『花神』の主人公である周防の村医者・村田蔵六のちの大村益次郎を演じた中村梅之助は、今年の『八重の桜』では会津藩第8代藩主・松平容器敬、すなわち綾野剛演じる松平容保の義父を演じます。
また、2010(平成12)年放送の『龍馬伝』で、(1回だけの出演でしたけど)吉田松陰を演じた生瀬勝久は、今年は勝麟太郎のちの勝海舟を演じます。]
このドラマで演じるは、小栗旬。
私心よりも"国を想う気持ち"は、2009(平成21)年放送の『天地人』で演じた石田光成と同じであるものの、唯一の違いは、快活さと前向きな気持ちが際立っていることかな。
その分だけ、生き急いでいることになるからか、13日日曜日放送の第2回では、下田からアメリカ密航を企てた咎で捕えられ、萩へ護送ののちに蟄居されてしまい...。
小栗旬曰く、第5回までの出演。
どのような気性の激しい生きざまを魅せることになるのかな?
"国を想う気持ち"や"正義を重んじる心"というものは、人それぞれ。
勝者の立場となった側が、"理想とする国のあり方"へとい成就した後こそが、肝心の課題。
かつての勝者の立場だった側が、ある日突然、敗者とされてしまったことでの代償を、いかなる形で克服させるのか?
倒幕派であれ、佐幕派であれ、物事の見方は善悪で割り切れないもの。
『花神』と併行する形で、鑑賞してみようっと。
2013-01-17 |
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