吉川晃司 西郷隆盛 サムライロック
まさに、今の吉川晃司に感じる明確な言葉。
今月2月13日水曜日に発売された『SAMURAI ROCK(初回限定盤 CD+DVD)』、カッコ良すぎる。
楽曲はもちろんのこと、昨年2012(平成24)年に剣心(佐藤健)の最強の宿敵・鵜堂刃衛を演じた映画『るろうに剣心』の監督・大友啓史によるPVでの迫力が大きいからかなあ。
吉川晃司に、"侍(SAMURAI)"のような心と身体と出で立ちを意識し始めたのは、いつ頃からかなあ。
やはり、2009(平成21)年放送のNHK大河ドラマ『天地人』で、織田信長を演じてからかなあ。
テレビ朝日のトーク番組『徹子の部屋』出演の際には、信長を知り尽くすために、あらゆる手を使って調べ上げて、自分のものとしていた、と話していたし。
NHK大河初出演で火がついてからは、
2010(平成22)年の映画『必死剣 鳥刺し』での帯屋隼人正。
2012(平成24)年4月公演の舞台『陽だまりの樹』での伊武谷万二郎。
先の映画『るろうに剣心』での鵜堂刃衛。
そして5度目、
今年2013(平成25)年のNHK大河ドラマ『八重の桜』での、西郷吉之助のちの西郷隆盛。
ミュージシャン・吉川晃司としての"SAMURAI ROCK"、
『八重の桜』の西郷隆盛としての"SAMURAI ROCK"、
どちらも素晴らしいものになるな。
その『八重の桜』で、吉川晃司演じる西郷吉之助のちの西郷隆盛の再登場は、来月3月24日日曜日放送の第12回から。
1月27日日曜日放送の第4回で、庭方役として仕えていた藩主・島津斉彬(林与一)が病死してからが、波乱万丈だったんだよな。
殉死を思い留めてくれた京の勤王派の僧侶・月照とともに、幕府転覆の一派としてみなされて、"安政の大獄"で追われる身になり、薩摩へ逃げ帰ったたものの、斉彬に代わって返り咲いた父・斉興による幕府からの恐れで、足止め。
さらに月照処刑命令に絶望して、護送途中の錦江湾へ入水、月照は死亡、西郷は意識回復。藩命で秘密裏に奄美大島へ島流し。
斉彬の遺志を継ぐ形で新藩主後見人となった異母弟の国父・島津久光の側近となった大久保一蔵(徳重聡)のはからいで、薩摩に帰還できたものの、上洛の不備の指摘と下関での一行到着前の独断入京で、久光の怒りを買ってしまい、徳之島へ、さらに沖永良部島へと島流し。
しかし、3月3日日曜日放送の第9回での"八月十八日の政変"後の、一橋慶喜(小泉孝太郎)の攘夷受け入れによる久光の公武合体策の暗礁乗り上げで、一蔵と西郷を慕う下級藩士らの久光への働きかけで、再度帰還を果たすことに。
そして、第12回。
西郷は入京し、薩摩藩兵を統率する軍賦役に。
1864(元治元)年7月19日、
世にいう"禁門の変"、またの名の"蛤御門の変"。
片脚を撃たれながらも、一橋慶喜改め徳川慶喜や松平容保(綾野剛)が率いて山本覚馬(西島秀俊)と山川大蔵(玉山鉄二)が活躍する幕府軍を、援護することに。
勝利の代償として、覚馬はのちの失明につながる負傷。
西郷吉之助と山本覚馬、
1月13日日曜日放送の第2回での江戸以来の再会。
この再会が、後に大きく命運を動かすことにつながってゆくさきがけに...。
吉川晃司と西郷隆盛、
それぞれの"SAMURAI ROCK"。
以後は、
1868(慶応4)年1月、かの"戊辰戦争"の第1戦となる"鳥羽・伏見の戦い"(5月19日日曜日放送・第20回)。
勝海舟(生瀬勝久)との会談による、"江戸城無血開城"の決定(6月2日日曜日放送・第22回)。
山本覚馬(西島秀俊)の『覚見』に動かされての、覚馬助命への尽力(6月2日日曜日放送・第22回)。
1878(明治10)年2月から9月までの"西南戦争"。
吉川曰く、
「ハードボイルドを貫く男の美学が活かされる、歌舞いている、と実感させてくれるのは、時代劇とヒーローもの」
どのような"SAMURAI ROCK"を魅せてくれるのかが楽しみ。
2013-02-27 |
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