体脂肪計タニタの社員食堂 映画
知らず知らずのうちに、ここまで火が点いてしまうだなんて。
まあ、料理も好きだけど、文庫本まで発行されるとは。
「読んでから見るか、見てから読むか」
なぜ、1970年代から80年代を席巻した、角川映画お得意のメインコピーが、やたらと脳裏にまとわりついてしまうんだろう?
その通り、かの角川映画配給により、あの488万部と突破しベストセラーとなったレシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』が、5月25日土曜日から映画となって全国公開される。
その映画公開に先駆ける形で、脚本を手掛ける田中大祐による同名の文庫本も、4月に角川書店より発行。
こりゃ、かなりの勝負を賭けているみたいだ。
その物語の内容とは、太った社員ばかりで占められている現状を憂うる社長(草刈正雄)の檄から、社運を賭けたプロジェクトとして、デブで気弱な2代目の副社長(浜野謙太)と元デブの冴えない栄養管理士(優香)が主体となり、ダイエットに取り組むそれぞれの人たちの喜怒哀楽が描かれていて...。
「やせたい、けど食べたい。食べたい、けどやせたい」
かつて70年代か80年代あたりに流れたマンナンライフのCMのように、ダイエットは本当に切実。
別に気にしなくたっていいじゃないか、と言いたくなるようでも、冷静に考えれば、自身の遠い将来の生命に関わる問題。
レシピ本に謳っている"500kcalのまんぷく定食"というのは、1人1食における最低基準値ということ?
その最低基準値と味わって食べるという気持ちがあればこそ、ダイエットという強迫観念にとらわれることなく、1食を摂ることができる。
レシピ本でも文庫本でも映画でも、一番伝えたいメッセージとして、それを前面に出してゆくんだろうなあ。
実際に演じる浜野謙太も優香も、ここ最近は目立った作品の見られない(?)ゆえに鳴りを潜めている(?)かのようだったけど...、
それぞれの私生活や仕事での、人目につかない切実な問題に向き合おうとしているゆえに、この度の映画の話を受諾したということかな。
あらゆる人たちにとって、生きるというのは本当に長い旅。
楽しみな映画になりそうだ。
5月25日土曜日公開か。
昨年2012(平成24)年1月よりオープンしたヘルシー・レストラン「丸の内タニタ食堂」の店内BGM用CDでも聴きながら、いろいろつくってみようかな。
CD付属の未発表レシピ本でもいいし、今までのレシピ本でもいいから、横目を通してでも、つくってみようかな。
2013-03-12 |
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