伝え方が9割 感想
としましては、題名を見ただけで、それにふさわしい内容なのかなと想像してしまい、すぐに手を出したくなってしまうもの。
しかも、2013(平成25)年3月19日火曜日付の、楽天ブックスデイリーランキングのビジネス・経済・就職部門の1位にランキング。
3月1日金曜日の発売以来、2週間弱でかなり火がついてしまうとは。
一通り目を通しましたところ、案の定、目から鱗、といったところ。
このブログでNHK大河ドラマのことも投稿しているので、"伝え方が9割"によって、時代における一大事での命運が左右されることになってしまう、ということもありなのか?
みたいな気持ちもあり、あえて投稿してみたくなりました。
内容は、1997(平成9)年の入社以来、博報堂のコピーライターとして磨きをかけてきた佐々木圭一氏のことだけあって、膨大な時間を費やしての試行錯誤で導き出した方法論が中心。
そのふさわしいとされる方法論というものは、遠い昔だろうが、現代であろうが、変わりはないもの。
現代ならば、読み通して想像を膨らませつつも、自身の頭脳を駆使して、実践に移すことが、いかに大切なことか。
言葉遣いの技術のみならず、心を掴む技術を向上させることが、人生における勝負の決め所。
それゆえか、実例付きによる説明はありがたかったなあ。
自身の頭脳と膨大な情報を駆使しての企業間の生存競争の激しい現代と同じように、かの戦国時代も同じような状況として連想させられがちになりそうだけど...、
室内のコンピューターと野外の仕事現場が拮抗する形で、人生における勝負の決め所になりがち(?)な現代と違って、戦国時代の場合は、野外の仕事現場が大きく占めるものなんだろうな。
野外での"目学問"と"耳学問"の比重の大きさと並行しての経験が、人生における勝負の決め所の達成につながり、成長してゆくもの。
つくづく考えさせられます。 これからのためにも。
2013-03-20 |
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