木村文乃 かわいい
3月22日金曜日の日本テレビ『another sky』への出演で、改めて実感した。
これが素顔なんだなあ。
紹介されたのは、トルコへの旅行。
理由は、1995(平成7)年から2002(平成14)年までに連載された、篠原千絵の少女漫画『天(そら)は赤い河のほとり』の世界観に憧れていたからという。
あらすじは、紀元前14世紀の古代トルコ国家のモデルとされる、古代オリエントの強国・ヒットタイト帝国へタイムスリップしてしまった、中学3年生の少女・夕梨(ユーリ)が、ふとしたことで国に召喚されることからが、始まり。
当初は、絶大な権力を持つ皇妃ナキアの保身のための生贄だったものの、ナキアが最も邪険にする第3皇子カイルに窮地を救われて以来、二人三脚で行動を共にして、持ち前の飾らない自然体の生き方で、民衆からの共感と人望を集めて、王妃にまで上りつめる姿の描かれるサクセスストーリー。
木村文乃自身、人見知りだったゆえか、同世代の女性と同じく、ユーリの生き方には、かなり憧れていて。
それが、女性として、女優としての理想でありたいと...。
木村文乃。
1987(昭和62)年10月19日生まれ。
東京都出身。
女優デビューは、2005(平成17)年に公開されることとなる映画『アダン』のヒロインのオーディションでの応募者3,074人から選ばれてから。
しかし、自身が前向きでない性分であったからなのか、5年近くの間は、出演作品において特別に目立つことなく、鳴りを潜めた状態にあって、破りたい殻があっても破り方が解からなくて、もどかしさを抱えたままだったという。
転機は、2010(平成22)年の春。
現在の所属事務所で、「本物志向のマネージメント」をモットーとするトライストーン・エンタテイメントの映画プロデューサー上がりの社長にスカウトされてから。
木村自身の将来の望みを、社長に打ち明けた結果、
「考え方は間違っていないけど、頭が固すぎるから、イチから崩さなきゃダメだ」
面と向かって言われたことで、社長やスタッフを信じて、初めて自身とじっくり向き合った上で、ことにあたったことが効を奏して、支えてくれる人たちの存在を身近に感じられるようになり、一気に道が開けたという。
以後は、一気に知名度が高まることになる、2011(平成23)年4月からのちふれ化粧品のCM出演。
さらなる反響を巻き起こすこととなる、7月からのNTT DOCOMOのCMでの桑田佳祐の相手役。
この年のコマーシャル好感度ランキングが急上昇することに。
それに伴っての映画やドラマの出演も相次ぐようになり、2012(平成24)年には、映画で『ポテチ』と『今日、恋をはじめます』、ドラマでNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』とTBS『浪花少年探偵団』『黒の女教師』とフジテレビ『遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~』など、脇役ながらも個性や存在感ある役どころで注目されてゆく。
社長曰く、
「やるからにはトップを目指せ!」
木村自身は、
トップを目指す心積もりでも、派手にはなれない、
ただ、何年たっても心に残れる作品に関われて、たしかにそこにいたんだと感じられる女優になりたい。
今年2013(平成25)年には、3月23日土曜日より公開の映画『ボクたちの交換日記』、4月17日水曜日22時から放送の日本テレビの水曜ドラマでメディカル・ラブサスペンス『雲の階段』が。
ますます飛躍してゆくんだろうなあ。
先の『another sky』での木村曰く、トルコは、飾ることのない自然体を改めて体感できる、第二の故郷。
かの『天は赤い河のほとり』の舞台となった、クズルウルマック(ドイツ語=赤い河)で語った時のように、
「渡るか渡らないかの判断の時に、迷わなくて済む関係を、築けたらいいな...」
『天は赤い河のほとり』か。
数年前に新調された文庫版は、目が疲れやすくなるらしいという。
反面、たとえ中古でも、状態の良くかつ少女サイズの漫画ならば、読みやすいし、初めて女性としての生きる指針に触れた時の感動にあふれてゆくんだろうなあ。
改めて、映画『アダン』と同時期に公開された『風のダドゥ』も、もう一人のヒロインの顔として、鑑賞してみようかなあ。
まさか、その映画でのヒロインの方が、素顔に近かったりして?
2013-03-23 |
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