八重の桜 西郷隆盛 勝海舟 ネタバレ
気になるなあ、ここでの存在感。
まず、3月31日日曜日放送のNHK大河ドラマ『八重の桜』第13回で、生瀬勝久演じる勝麟太郎のちの勝海舟が、吉川晃司演じる西郷吉之助のちの西郷隆盛に接触。
実際の対面となるのは、これで3回目ということかな。
1回目は、江戸の象山塾で、山本覚馬(西島秀俊)と川崎尚之助(長谷川博己)と一緒にいるところにて。
2回目は、江戸の薩摩藩邸の藩主・島津斉彬(林与一)との会見の合い間にて。
3回目の対面となる、31日日曜日放送の第13回。
NHK大河では、1990(平成2)年放送の『翔ぶが如く』でも、2008(平成20)年放送の『篤姫』でも、2010(平成22)年放送の『龍馬伝』でも、勝運営の神戸の海軍操練所の長州出身の塾生が池田屋事件に加担していたという咎で、操練所閉鎖に追い込まれたことで、勝を介して、元塾頭の坂本龍馬が元塾生の薩摩藩への受け入れを求めて、西郷を訪ねてくるという流れだったけど...、
この度の『八重の桜』では、西郷が勝を訪ねるとのこと。
この時の西郷は、長州征伐の参謀。
勝との政治的な対面は、これが初めて。
朝敵となった長州の征伐に腰を上げない幕府に業を煮やし、勝から幕府への長州征伐の進言を促すことが、訪問の目的。
かねてから、幕府に力のないことを悟り、「戦は幕府のためにはなっても、日本のためにはならない」と考える勝は、幕府に代わって国を動かす仕組みを作るべきと考えていて。
これがきっかけで、京の都で準備していた長州征伐が中止となり、京都守護職の松平容保(綾野剛)はじめ会津藩士は出鼻をくじかれて...。
ここから少しずつ、時代の転換として、運命の歯車が回り始めるかもしれない。
この第13回では、八重(綾瀬はるか)と尚之助との結婚までの流れが一番注目されるだろうけど、西郷と勝の会談も同じくらい注目されてもいい、貴重な回だろうな。
以後は、
6月2日日曜日放送の第22回、1868(慶応4)年の江戸城無血開城の決め手となる両者の会談。
8月18日日曜日放送の第33回では、勝が覚馬の依頼で尚之助を発見、浅草・鳥越に住む尚之助に八重を引き合わせるらしく。
12月8日日曜日放送の第49回では、同志社大学設立に向けて、襄(オダギリジョー)と八重に力添えをしてくれるようで。
前後して、1877(明治10)年の西南戦争で敗死した西郷の汚名返上のための勝の方々への働きかけ。
八重の生涯が物語の中心である以上、西郷の敗死後の勝の出番は、細切れを余儀なくされるだろうけど、
終わらせ方は、未来へ伝えたいメッセージを暗示されるかのような内容に導いてゆくのかな。
2013-03-25 |
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