八重の桜 あらすじ ネタバレ 第21回
5月26日日曜日放送。
1868(慶応4)年1月4日。
新政府軍は、朝廷での仁和寺宮嘉彰親王の征討大将軍への任命と、錦旗の授与で、官軍に。
旧幕府軍は総崩れ。
かねてから、旧幕府側の不利を予見していた、会津藩軍事総督・神保修理(斉藤工)は、官軍による錦旗を目の当たりにして、即座に大坂城の将軍・徳川慶喜(小泉孝太郎)と主君の会津藩主・松平容保(綾野剛)に、恭順策を進言。
ところが、
旧幕府軍へ大坂城での徹底抗戦を説いていたはずの慶喜が、6日夜、わずかの側近のほか、老中の板倉勝静と酒井忠惇、容保、容保の実弟で桑名藩主・松平定敬(中村隼人)とともに、密かに城を脱し、大坂湾に停泊中の幕府軍艦・開陽丸で江戸へ退却。
総大将の逃亡で、旧幕府軍は継戦意欲を喪失、大坂を放棄してそれぞれが江戸や自領へ帰還してしまった。
陣営に残ったのは、修理のみ。
7日、朝廷において慶喜追討令が出され、旧幕府は朝敵に。
9日、新政府軍の長州軍が、空白となった大坂城を接収。
京坂一帯は、新政府軍の支配下に。
1月中旬までには、西日本諸藩及び尾張・桑名は、新政府に恭順。
1月25日、欧米列強は局外中立を宣言。
旧幕府は、国際的に承認された唯一の日本政府としての地位を失った。
2月、東征軍が進軍開始。
修理自身、よもや総大将が敵前逃亡をするとは、信じられなかったという。
しかも、主戦派でなかったことも災いし、会津藩内の抗戦派から、総大将の敵前逃亡の要因を作ったと見なされ、敗戦の責任を一身に受けることとなり、自刃。
修理は、恨み言一つも口にせず。
NHK大河ドラマ『八重の桜』で、神保修理を演じた斉藤工。
まじめで実直だった。
斉藤工と言えば、
NHK土曜時代劇では、2008(平成20)年4月より放送の『オトコマエ!』と、2009(平成21)年9月より放送の『オトコマエ!2』で演じた、北町奉行所に務める評定所・吟味物調役の武田信三郎。
手堅い仕事を要領良く完璧に済ませ、仕事が終われば遊び人。
もしも、神保修理に、武田信三郎のような"オトコマエ"の気持ちが、少しでも多くを占めていたら?
と思えば、切ないもの。
2013-04-18 |
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