矢作直樹 人は死なない
6月26日水曜日放送のテレビ朝日の情報番組『ワイド! スクランブル』で、偶然観て以来、つい気になってしまって、購入。
「人は死なない」か...。
これまで本当にいろいろあったから、生きるということ、死ぬということ、考えさせられるものがある。
そのために、購入したのは二冊。
『人は死なない ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索』
2011(平成23)年8月25日木曜日発売
著者:矢作直樹
出版社:バジリコ
『人は死なない。 では、どうする?』
2012(平成24)年7月2日月曜日発売
著者:矢作直樹・中健次郎
出版社:マキノ出版
まず、矢作直樹氏。
石川県出身で、金沢大学医学部卒業。
麻酔科、緊急・集中治療、外科、内科、手術部を経験。
後に東京大学大学院に入り医学部教授となるほどの西洋医学の専門家。
続いて、中健次郎氏。
和歌山県出身で、日本の鍼灸師免許習得後に北京に渡り、中国伝統医学と中国古典医学を習得してからは、世界各地の聖地を巡礼の後に、2004(平成16)年に帰国。
東洋医学の専門家。
それだけに、さすがに重みがあって、深すぎるゆえに、読み終えるまでにいくらか時間が必要だった。
やっと読み終えて...。
お恥ずかしながら、現実の世界で死んでしまったら、それまで、といった考えが長かっただけに、衝撃だったな。
ちょっと大げさかもしれないけど...。
死後の世界が存在するからこそ、日本古来の神事と仏事が、厳正かつ厳粛に執り行われているもの。
そうでなければ、日本国内も世界各国も、年中行事も何もない無味乾燥した淡々とする日常ばかりだもんなあ。
人間はそれに耐えられるものなんだろうか?
"霊性"か...。
死後の世界からのオーラか...。
「すべての現象には理由がある」
というフジテレビ『ガリレオ』での福山雅治演じる湯川学の言葉に込められた想いと重ね合わせてしまうのは、次元が全然違うかもしれないけど...。
同時に、現実の世界での日常を大切に生きるかのような日々。
自身の行動の積み重ねが、これからに生き方につながってゆく。
現実の世界と死後の世界。
どちらも、忘れちゃいけないなあ。
いずれにせよ、これからのためには、一区切りできる時期を見計らって、周期的に読み返す習慣が必要になるだろうなあ。
2013-07-01 |
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