八重の桜 あらすじ ネタバレ 第40回
10月6日日曜日放送。
板垣退助(加藤雅也)による自由民権運動の広まりの中、政府は国内外の問題解消の一環として、現在の地方議会にあたる府県会の設立に向かっていた。
京都府知事・槇村正直(高嶋政宏)は、人民による政治介入の第一歩となることを危惧し、京都府顧問の山本覚馬(西島秀俊)との対立が先鋭化していた。
やがて覚馬は、第1回府会議員選挙に当選、京都府会初代議長に選出。
本人の意志とは関係なしに選出され、議会とは何かを理解してない多くの議員に、政治を指導、府政を監視する役割を担うことに。
同志社英学校では、熊本バンドの卒業を経て、開校から4年目、アメリカからの資金援助を危険視する政府から、廃校命令が下されて...。
襄(オダギリジョー)が急遽外務省に掛け合い、撤回に至ったものの、学校内では、襄が校長として学生を統率できないことに不満な外国人教師から、習熟度別クラスの解体と伝導専科クラスの設立を要求。
見かねた八重(綾瀬はるか)が、襄には武勇伝があると嘘をついて牽制したのも束の間、襄は要求受け入れを余儀なくされて。
追い討ちをかけるかのように、学生から弱腰ぶりを非難されてしまい、学生ストライキが発生。
1880(明治13)年4月13日、意を決した襄は、教師や学生の集まる朝礼にて、自分の掌を杖で打ち、自らを罰して学生に訓した。
世に言う、「自責の杖」事件の顛末だった。
この一件を契機に、かねてからジャーナリストへの思いをさらに強めることとなった徳富猪一郎(中村蒼)は、襄に退学を申し出た。
言葉で正しく伝える仕事か。
ふと思い出した。
オダギリジョーのかつての出演作品の一つで、2012(平成24)年に本屋大賞を受賞、今年2013(平成25)年に石井裕也監督・松田龍平主演で映画化された、三浦しをん原作『舟を編む』を。
この時演じたのは、馬締光也(松田龍平)と同い年の玄武書房辞書編集部員・西岡正志。
入社5年目で、言葉や辞書に対する関心は低かったものの、馬締の影響を受け次第に辞書作りに愛着を持ち始める役どころ。
表面上は軽薄でチャラい現代風の若者でも、社交的で対人折衝能力が非常に高く、馬締とは違った方向性で有能な人材というから、良い意味で羨ましいくらい。
いよいよDVDとBlu-rayが、11月8日金曜日に発売されるのか。
改めて鑑賞しようかなあ。
言葉による正しい伝え方というものを。
2013-09-24 |
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