あさきゆめみし NHK 第7回 ネタバレ
10月31日木曜日放送。
南町奉行所に捕えられた吉三郎(池松壮亮)は、かの大火の折には一人きりで、火はつけていないと訴えるが、厳しい責めを受け続けるだけだった。
吉三郎の身を案じるお七(前田敦子)だったが、父・喜兵衛(中村雅俊)と母・お房(竹下景子)は、思いとどまらせるほかに術はなかった。
居ても立っても居られないお七は、気晴らしを装って勘蔵(平岡祐太)を連れて、梅見見物に。
その一瞬の隙をついて奉行所へ駆け込み、吉三郎と一緒だったことを訴えるが、お七の真意を察した吉三郎は、一人きりだったと主張。
役人の困惑が長引いた揚句、同心・青田源之丞(高橋和也)の取り成しあって、お七は八百源に返されることに。
いかなる時代であれ、わが子を想う親の気持ちは変わらないもの。
やはり、性差の違いなのかなあ、娘の立場からして、男親からの気持ちの訴えには、つい身構えてしまいがちの反面、女親からのには、すんなりと受け入れてしまいたくなるものかもしれない。
その点においては、お房を演じる竹下景子、とてもうまく表現されていて...。
ふと、2010(平成22)年4月から10月まで放送されたNHK朝ドラ『ゲゲゲの女房』で演じた村井茂(向井理)の母親で、イカルこと村井絹代を思い出した。
旧家の出を口にするなどのプライドの高さから、周囲との軋轢を恐れないほどの厳格さかつ一方的な母性愛の強さから、茂と妻・布美枝(松下奈緒)を閉口させてしまう役どころだった。
それに比べれば、いくらか柔らかめなものの、昔ながらの古き良き日本女性であるということには、変わりないもの。
2013-10-13 |
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