あさきゆめみし NHK 第9回 ネタバレ
11月14日木曜日放送。
仮牢獄に入れられたお七(前田敦子)は、相変わらず責めを受け続ける吉三郎(池松壮亮)の身を案じる日々。
八百源の誰もが、お七の身を案じる中、勘蔵(平岡祐太)は、お露(麻生祐未)から耳にしたお七の「本当の恋は、その人のために死ねるかどうか」という言葉に衝撃を受け、お七を救うために奉行所に出向き、大火を引き起こし奉行所へ投げ文を入れた張本人であることを訴えた。
奉行所は、投げ文の筆跡の一致から、訴えを受け入れたものの、内情は困惑していた。
たかが色恋沙汰ごときに罪人が頻繁に代わってしまうならば、奉行所の権威の失墜を招いてしまうのでは、と。
折しも、第5代将軍・徳川綱吉の生母・桂昌院の介入による将軍家の内情不安の煽りで、奉行所への睨みが厳しくなりつつある切迫した事情も加わることとなって...。
そんなある日の夜、牢獄で眠る勘蔵は大男に絞殺され、裏山へ運ばれた後に、首つり自殺の形で放置されてしまった。
お七への恋破れての自殺と、誰もが疑わないくらいの、勘蔵の最期だった。
小作人の倅から八百源の手代そして番頭へと上り詰めて、八百源の家族でありたかった勘蔵を演じた、平岡祐太。
役柄としても本人としても、家族のあり方に関しては、いろいろ葛藤したんだろうなあ。
時代は違うけれど、2007(平成19)年1月に公開された映画『幸福の食卓』を、ふと思い出した。
平岡祐太演じるは、優秀な大学生でありながら、ある日突然、大学に行かずに農業を始める、中原直。
家族がバラバラになる中でも、皆が皆、朝の食卓で自身のすることを告げる、という不可思議な日々を描いていて...。
かの映画のように、重い展開が続いたとしても、最後には温かい涙が流れること。
もし、このドラマでもあるならば、いくらか救われる結末であってほしいなあ。
2013-10-15 |
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