半沢直樹 DVD Blu-ray
いよいよ12月26日木曜日に発売か。
誰もが待ち遠しいんだろうなあ。
7月から9月まで放送された、あのTBS日曜劇場『半沢直樹』。
お恥ずかしながら、ここまで大化けするだなんて、本当に予想すらできなかった。
感想は人それぞれだろうけど、TBS日曜劇場の時間帯には、本当にこのような骨太のドラマを放送してほしいんだよなあ。
わかりやすく視聴率を取れるキャラクターを演じるタレント俳優が少ない、
女性の登場人物も少ない、
目立った恋愛シーンもなし、
主題歌や挿入歌といったテーマソングもなし、
といった、いわゆる「ないない尽くし」の作品であるにしても、
今の時代だからこそ、遠い将来をより良く生き抜くためのメッセージを伝えたい。
という強い信念をもって、結果として芳しくない視聴率であったとしても、誰もが満足して納得のいく作品だと、胸を張って答えられる制作スタッフと俳優陣が多く結集してくれれば、観応えのあるドラマが増えていく。
まさに『半沢直樹』は、その予感をより強く抱かせてくれる典型的なドラマで、本当に嬉しい。
特に、長引く混沌とした時代背景と30代以上の男性視聴者層を視野に入れたことが、大きく好作用したんだろうなあ。
加えて、実力派俳優陣による骨太の演技、わかりやすい主人公と敵、チャンバラを思わせるアクションシーン、リアルかつ時代劇調の脚本・演出、すなわち多くの日本人が愛する勧善懲悪と判官贔屓を反映させた描写。
結果として、現代社会のサラリーマンのテーマでもある「本当は上司に言いたい!」といった心理を如実に反映させた放送内容が支持されて、第1話から19.4%という高視聴率を獲得。
以後も視聴率は着実に右肩上がり。
さらには女性層から未成年層まで幅広い視聴層からの支持を獲得することにもつながって...。
そして、最終話。
視聴率は、関東42.2%、関西45.5%。
瞬間最高視聴率は、関東46.7%、関西50.4%。
1977(昭和52)年以降の民放テレビドラマ史上第1位の視聴率に。
「やられたらやり返す! 倍返しだ!!」
あの半沢直樹(堺雅人)の決めゼリフには、本当に日本全国がシビレた。
ただ、半沢直樹が最大の天敵・大和田暁(香川照之)との決着後に、東京セントラル証券の営業企画部長として出向するという結末。
いかに原作に沿った展開であっても、「100倍返し達成後のまさかの左遷」という結末とは。
それでも、結末に否定的な多くの視聴者からの続編を期待する声があるから、必ず実現されるはず。
この度の『半沢直樹 -ディレクターズカット版-』のDVD-BOXとBlu-ray BOXの発売。
豪華特典映像はもちろんのこと、衝撃の最終話と未放送の"幻のラストシーン"を含む合計20分超の追加シーン。
どのような緊迫のやりとりが鮮明に繰り広げられたこととなるのか...。
12月26日木曜日が楽しみだ。
2013-11-06 |
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