軍師官兵衛 NHK あらすじ ネタバレ 第12回
3月23日日曜日に放送。
1577(天正5)年8月、大和国主・松永久秀が突如、信長(江口洋介)に謀反、居城の信貴山城に籠ったため、播磨出兵は再び取り止めに。
久秀への対処が先と厳命する信長に、直前まで勝手をしたばかりの秀吉(竹中直人)は、逆らえない。
さらに信長は、久秀の二の舞にならぬよう、出兵前に播磨の主だったものから人質を取ることを、秀吉に厳命。
籠城を続ける久秀は、信長の説得に応じないまま。
嫡男・久通は信長の報復を恐れたが、上杉謙信上洛という楽観的な見方から、のんびりと茶道具の手入れ。
しかし、当の謙信は前将軍・足利義昭(吹越満)からの書状に惑わされて、立つ時を読み間違えていたことに、久秀は気づいていなかった。
翻意しない久秀に見切りをつけた信長は、すでに家督を継がせていた嫡男・信忠に討伐を命じた。
ただ信長は、久秀の愛用する名物茶釡"平蜘蛛"に執着。
武家社会に茶の湯が流行していたこの時代、名物と呼ばれる茶道具は一国一城に匹敵する価値があり、富と権力の象徴とされていた。
9月23日、柴田勝家(近藤芳正)率いる織田軍と上杉謙信の軍勢が、加賀にて激突して、織田軍は惨敗。
ところが、謙信に上洛の気配なし。
やがて、北条に背後を脅かされた謙信は、領国へ戻ってしまった。
秀吉の予想通り、10月10日、信忠の猛攻で信貴山城は落城。
久秀は、名物"平蜘蛛"もろとも爆死した。
久秀の謀反以来、信長はますます猜疑心を深めた。
秀吉は小寺家がなかなか人質をよこさないことにじれてゆく。
官兵衛(岡田准一)の元には、秀吉から人質を催促する叱責の書状が届くが、政職(片岡鶴太郎)は人質として差し出すべき嫡男・斎の容態が思わしくないと言うばかり。
もともと斎は病弱で、最初仮病だったのが、本当の病になってしまったらしく...。
しかも、二度も日延べ、次の期日を守らなければ、毛利へ寝返ったととられかねない。
姫路に戻った官兵衛は覚悟を決めた。
松寿丸(若山耀人)を小寺の人質として、織田家に差し出すことを。
文四郎(遠藤要)から信長の人質になっていた久秀の息子たちが市中引き回しの上に斬首された経緯を聞いたばかりの光(中谷美紀)は、猛反対。
もちろん、光は官兵衛の胸中を痛いほど察するものの、一番の不安はこれまで幾度も煩わされてきた政職の心変わり。
万一、政職が信長を裏切れば、松寿丸は殺されてしまう。
政職を説得できぬまま光の猛反対が続き、人質を差し出す期日が過ぎた後、今度はすでに人質を送った赤松と別所が、なぜ小寺だけ人質を出さないのかと、騒ぎ始めて...。
やがて、断腸の思いで光に切り出した官兵衛の前に、松寿丸が突然部屋に入り、自身が人質になると申し出た。
松寿丸は、かつての父が幼少の頃に黒田の家を救ったことがあると、祖父・職隆(柴田恭兵)から聞かされ、かつ黒田の当主としての心得を説かれていたことあって、お役に立ちたいと訴えて...。
万一のことがあったら生きていけないと涙を流す光に、父や祖父のような立派な男になるために、見聞を広めたいと、松寿丸は話した。
成長に目を細めて、はなむけの言葉を贈った官兵衛は、松寿丸を連れて、信長に謁見へ。
家老の子を人質として差し出す小寺の姿勢に不機嫌な信忠だったが、自身の命に代えても小寺家を織田に従わせるという官兵衛の姿勢に心を動かされた信長は、松寿丸を秀吉に預けさせることに。
そして、官兵衛に秀吉を助けての毛利の討伐を命じて間もなく、秀吉は播磨を目指して出陣へ。
秀吉と官兵衛は感慨深げ。
官兵衛が当主の播磨という小国を支える領民は、いかなる思いだったのか。
そして、播磨の名産と言えば、蒲鉾。
『【ヤマサ蒲鉾】蒲鉾詰め合わせ「姫路」』、
1916(大正5)年創業のヤマサ蒲鉾株式会社による名産。
保存料使用なし、こだわりの材料で仕上げた蒲鉾で、酒の肴、食卓、喜ばれるギフトとして。
戦国の乱世から受け継がれてきたのかなあ。
官兵衛を支える領民に思いを馳せて...。
2014-02-12 |
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