軍師官兵衛 NHK あらすじ ネタバレ 第14回
4月6日日曜日に放送。
勢いに勝る秀吉(竹中直人)率いる織田勢は、わずか1日で福原城を陥落。 休む間もなく翌日には、上月城へ。
城主の上月景貞には光(中谷美紀)の姉・力(酒井若菜)が嫁いでいるゆえ、官兵衛(岡田准一)は使者に立って、開城を勧めた。
しかし、。景貞は意志を曲げず、義姉・力も2人の娘も、夫とともに命運をともにする覚悟。
身内が敵になることで秀吉から気遣われた官兵衛だったが、播磨中に秀吉の強さを知らしめる好機を逃すわけにいかず葛藤。
折しも、宇喜多からの援軍3,000余が到着し、戦力を得た上月側は城を出て戦の体勢へ。
官兵衛は秀吉に先鋒を願い出た。
上月の縁者である官兵衛が後方に付けば、裏切りを疑う者が続出すると恐れての苦渋の決断だった。
翌朝、官兵衛率いる黒田軍は、待ち構える上月軍目がけて攻撃へ。
しかし、敵陣深く切り込んだ黒田軍に、側面からの後詰めの宇喜多軍が迫撃。
身内を敵に回し、冷静さを欠いた官兵衛の失策ゆえの戦況の逆転だった。
ところが、
万事休すかと思いきや、一人の騎馬武者が...。
馬上から槍を振り回して、敵を次々と倒してゆき、あきれるほどの強さ。
恐れおののいた上月軍と宇喜多軍は退却。
深追いをやめた三日月の前立ての騎馬武者と手勢が戻ってきた。
その騎馬武者とは、上げた首級は数知れず、一騎討ちでは負け知らずという山陰の麒麟児・山中鹿介(別所哲也)。
戦が終わって秀吉は、鹿介の主君・尼子勝久率いる尼子勢、中でも鹿介の獅子奮迅の活躍を、大いに讃えた。
すべては半兵衛(谷原章介)の布石によるものだった。
半兵衛曰く、城の外に誘い出すのが難しいとなれば、時間がかかるとのことで。
そして鹿介は、秀吉に上月城の攻撃を願い出た。
かつて中国屈指の大大名だった尼子家が、毛利元就の謀略により滅亡となって11年、鹿介の尼子家再興へ悲願はとても強く、鹿介の切なる祈りの言葉を偶然耳にした官兵衛には、他人事に思えずに...。
官兵衛は助太刀の礼を兼ねて、鹿介と酒を酌み交わしながら、さまざまに語り明かすことに...。
上月城は、城内への水の流れを分断したにも関わらず、陥落しないまま。
しかも、宇喜多軍が背後に陣どっているため、下手な攻撃はできない。
あの戦の後の宇喜多軍は、本陣を下げて未だ動く気配なし。
そして、上月景貞が籠城して7日目のこと。
家老の高島吉右衛門ら側近が、主君の首を手土産に降伏。
しかも、主君を裏切った高島たち家来衆も、信長(江口洋介)の命で残らず斬首に。
やがて、秀吉から尼子勝久に上月城が与えられて、鹿介は感激。
これにて、播磨平定となった。
秀吉が信長への報告のため安土へ発った後、宇喜多直家(陣内孝則)が官兵衛に会いに来いとの知らせ。
半兵衛からの忠告を受け、官兵衛は直家の居城・岡山城へ。
そこで官兵衛は、すべてが直家の策謀によるものと知った。
自身の手柄を秀吉に伝えよと平然として、織田にも毛利にも属せず汚れた策謀も辞さない直家の化け物ぶりに、官兵衛はおぞましく感じるだけだった。
力は娘ともども自害して果てようとする寸前で、官兵衛に救われた。
しばらく、光のいる姫路城に身を寄せた後に、力は出家して夫の菩提を弔う決意へ。
裏切者でも皆亡くなれば同じゆえ、ともに供養してあげたいと。
力の唯一の心残りは、年端のいかぬ2人の娘の鈴と花。
力は光に託すこととなった鈴と花へ、離れても心はひとつであることと、いつも幸せを祈っていることを伝えて、涙の別れへ。
母が去ってしばらく悲しみに沈んでいた鈴と花だったが、やがて舞い落ちる雪を手にしようと庭を走り回り始めて...。
2人の子どもたちのたくましさに、ささやかながらも希望を察した官兵衛と光は、縁先から優しく見守った。
"日テレジェニック'99"に選ばれ、グラビアアイドルとして歩み始めたきっかけとなる2000(平成12)年1月下旬発売のDVD『日テレジェニック'99 酒井若菜 Voices』での初々しさから、以後の紆余曲折の歩みを経て、2012(平成24)年5月中旬発売の単行本『心がおぼつかない夜に』での等身大の想いに至るまで...。
そしてこの度のドラマで演じた母の姿、
酒井若菜のありのままを実感できる物語にもなりそう。
しっかりと見届けたいなあ。
2014-02-17 |
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