椎名林檎 石川さゆり
この異色コラボレーション、必見・必聴だ。
独特の世界観での音楽表現者・椎名林檎、歌謡界のトップスター・石川さゆり。
石川さゆりの通算115枚目となるニューシングル「暗夜の心中立て」、4月2日水曜日に発売か...。
作詞・作曲・プロデュースは椎名林檎。 編曲は斎藤ネコ。
そして、カップリング曲「名うての泥棒猫」では、石川さゆりと椎名林檎のハーモニーが楽しめるという。
また付属DVDには、児玉裕一監督がディレクション担当の「暗夜の心中立て」「名うての泥棒猫」それぞれのMVが収録。
この異色の豪華コラボレーション実現のきっかけは、2011(平成23)年大晦日放送の『第62回NHK紅白歌合戦』の舞台裏での2人の出逢いから。
石川さゆりから「心に刺さる言葉とメロディーが大好きだった」と以前からの椎名林檎の作品への興味を示したことで、初対面より意気投合し、「いつか一緒に面白いことをやりたい」と約束。
それから、約2年後の実現。
今回の楽曲に関して、石川さゆり曰く、自身の心拍数の上下のごとく"生きている"という実感が、とても嬉しいとのことで...。
椎名林檎としては、一人の歌謡ファンとして「こういう曲を歌うさゆりさんが見たい」という気持ちで書き下ろしたという。
イメージは、平成の花魁(おいらん)・さゆり太夫。
事実、告知動画では、2011(平成23)年10月より放送のNHK朝ドラ同名主題歌「カーネション」を彷彿させるかのようなバラードを基調に、日本の演歌と海外のブルースが融合したかのよう...。
石川さゆりの低音を体全体で絞り出すような歌唱は、歌詞のごとく全身全霊の愛に身を焦がす女性の情念そのもので、あの「天城越え」に近いかな?
そして、カップリング曲「名うての泥棒猫」は、作詞家・すぎやまこういちがザ・ピーナッツに宛てた楽曲のイメージとのこと。
となれば、あの戦後の昭和の高度経済成長期特有の古き良き輝きを反映した曲調に仕上がっているのかなあ。
ザ・ピーナッツのように?
椎名林檎の美しく聴きやすい日本語の歌詞、石川さゆりの情感あふれる歌唱。
一通り聴くことのできる日が、待ち遠しい。
2014-03-02 |
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