オダギリジョー ドラマ リバースエッジ 大川
いわゆる"探偵モノ"にも関わらず、派手な推理もトリックもサスペンスも暴力もアクションもない。
重い話から軽妙な話まで、人間の心の琴線に静かに触れる大人の漫画か...。
それは、『週刊漫画ゴラク』連載で、ひじかた憂峰作・たなか亜希夫画による漫画『リバースエッジ 大川端探偵社』を読んだ時の感想。
浅草に居を構える3人だけの小さな探偵事務所・大川端探偵社に舞い込む都市伝説的な様々な依頼と、それに取り組む調査員たちの活躍と人間模様などが描かれていて...。
登場する依頼人は、いつも奇妙な人たちばかりで、しかも依頼内容とは、昔愛した何某、ワンタンの味、ストリッパー、逆伝説のボクサー、エルビスの”そっくりさん”、などの風変わりな案件で...。
まるで、置き忘れてしまった"昭和"という時代を探し求めているかのよう。
それでも、すべてを語らず良い余韻を持たせて終わるエピソードは秀逸。
そしていよいよ、4月18日金曜日の24時12分より、テレビ東京系列のドラマ24にて、『リバースエッジ 大川端探偵社』と題して放送開始へ...。
「大川端探偵社」の登場人物としては、主人公の調査員・村木役をオダギリジョー、探偵社所長役を石橋蓮司、探偵社の受付嬢・メグミ役を小泉麻耶が、それぞれ演じることに。
ドラマのオープニング映像は、オダギリジョー、石橋蓮司、小泉麻耶といった主要キャストに囲まれた中、EGO-WRAPPIN'(エゴ・ラッピン)のメンバーの演奏シーンも登場するという。
音楽は、主題歌・エンディング曲・劇中音楽まで、すべてEGO-WRAPPIN'一色。
監督・脚本の大根仁曰く、物語の舞台となる浅草を散策する中、自身の脳裏には頭の中にはいつもEGO-WRAPPIN'の曲が流れていたという。
人懐っこくて、ノスタルジーがあって、猥雑で、わかりにくいけどお洒落...。
それらが、浅草であり、『リバースエッジ 大川端探偵社』の物語であり、EGO-WRAPPIN'であるとのことらしく...。
いずれにせよ、本放送が楽しみだ。
昨年2013(平成25)年1月から3月まで同局・同時間帯で放送された『まほろ駅前番外地』のような観応えを予感しながら...。
そして、東京キネマ倶楽部とNHKホールでのライブ開催当時のEGO-WRAPPIN'のDVDに浸る心地で...。
2014-03-08 |
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