軍師官兵衛 キャスト 塚本高史
7月6日日曜日放送のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』第27回より登場か。
塚本高史演じるは後藤又兵衛。
黒田長政(松坂桃李)誕生後しばらく、子に恵まれなかった母・光(中谷美紀)を気に掛けた父・官兵衛(岡田准一)に引き取られた孤児。
官兵衛を実の父のように慕い、長政とは幼少より兄弟同様に育った間柄。
以後は、"黒田二十四騎"の一人として成長、家中で一、二を争う猛将として多くの武功を挙げることに。
NHK大河ドラマ出演は、2012(平成24)年放送の『平清盛』以来、2回目。
演じたのは、源頼朝(岡田将生)の伊豆・蛭ヶ小島の流人時代より仕えた側近・藤九郎、後に鎌倉幕府の有力御家人の一人となる安達一族の氏祖・安達盛長。
物語が後半に差し掛かってしばらく後の出演であることと、平家に比重を置いた物語とあって、強く際立っていないものの、頼朝とは良き間柄で、再起して頂点を目指す頼朝を明るく後押しする役回りが印象的だった。
あれから2年後のNHK大河ドラマ出演では、時代劇として本格的に取り組むことになりそう。
ましてや、平安時代の貴族の世の中の堕落に端を発する武士の世の中の始まりとは違って、確立された武士の世の中でのあらゆる立場によるせめぎあいならば、なおさらのこと。
しかも、幼少より兄弟同様に育ちながら、運命の悪戯なのか、仲違いしてゆくことに...。
特に、1592(文禄元)年から始まる朝鮮出兵より数年前、領地替えをめぐって徹底抗戦を行った、豊前国城井郷の大身領主・城井氏との緒戦での敗戦である城井谷崩れにおける不用意な言動が、長政に猜疑心を抱かせることになってしまったからなのか...。
そして、官兵衛の死から2年後の1606(慶長11)年、長政が後を継いだ黒田家の出奔。
方々の大名からの召し出しを経ての、京都での牢人生活。
1614(慶長19)年の大坂冬の陣と翌年1615(慶長20)年5月の大坂夏の陣。
どのような描かれ方をされるのかが気になるところ。
その答えは、12月14日日曜日放送の最終回にて...。
あの1996(平成8)年、サンミュージック新人タレントオーディション俳優部門に入賞しての翌年1997(平成9)年、すなわち15歳の頃、鎌田敏夫・畑嶺明共同脚本のサスペンスタッチのTBS学園ドラマ『職員室』で、生徒役としての俳優デビュー。
2000(平成12)年、映画初出演作である深作欣二監督作品『バトル・ロワイアル』で、知名度を上げて...。
粗暴な役から軽妙な役、実直な役まで、いろいろとこなせるまでに。
この度のNHK大河ドラマでも魅せてくれるんだろうなあ。
新たなる側面が見れそうで楽しみだ。
2014-04-07 |
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