サイレントプア あらすじ 第7回
5月20日火曜日に放送。
近年、特に高齢者や障害者などの家庭で「声なき貧困=サイレント・プア」と呼ばれている見えない乏しさと戦う人々の横行の強まりつつある中、その貧困者を救済するべく活動をするコミュニティ・ソーシャルワーカー(CSW)に光を当てた社会派ドラマとして、4月8日火曜日よりNHK ドラマ10で放送開始から、2ヶ月の経過...。
まさに「私は、その手を離さない」というキャッチコピーにふさわしい静かな進展、といったところかな。
かつて絶望的な孤独感を味わう辛い苦しみの実感ゆえ、「人は何度でも生き直せる…」という信念を持った江墨区社会福祉協議会地域福祉課のCSW・里見涼(深田恭子)が、自ら救いの手を差し伸べた人々たちに支えられて生きていく姿、静かなる感動として心に響いてゆくかのよう。
特に、毎回最後には、必ず一筋の希望の光の差し込むかのような描写が...。
肝心の第7回は、涼の近所の若夫婦の問題に...。
その若夫婦の妻・みき(前田亜季)は、交通事故による高次機能障害を患う夫の介護で、心身を擦り減らして...。
それでも、一人で頑張ろうと頑なな気持ちのまま...。
自身で再生した涼が、いかなる働きかけをするのかが、気になるところ。
今回の対象者である、若夫婦の妻・みきを演じる前田亜季といえば、先の放送終了のNHK朝ドラ『ごちそうさん』で演じた、ヒロイン・め以子(杏)の女学生時代以来の親友・室井(旧姓:堀之端)桜子のような開放的な御令嬢を思い出してしまうものだけど、ヒトクセもフタクセもあって、陰や棘のある役どころも演じられる"総合俳優"の素質もあって...。
今回も演じることになる影や棘のある役どころと言えば、昨年2013(平成25)年4月28日日曜日から6月16日日曜日までの全8回放送のNHK BSプレミアムのプレミアムドラマ『真夜中のパン屋さん』を思い出した。
暮林陽介(滝沢秀明)がオーナーの営業時間が午後11時から午前5時までという風変わりなパン屋「ブランジェリークレバヤシ」の常連客の一人・水野織絵に近いかなあ?
いや、織絵の場合は、幼少時代以来の複雑な家庭環境育ちゆえの歪みから、育児放棄するまでの役どころで...。
逆に、みきの場合は、ありふれた幸せな生活から、交通事故で一変してしまった役どころ。
生来の人間的な温かみはあるはず。
涼とみきの静かな心の温かみのある交流、しっかりと見届けたいな。
2014-04-28 |
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