軍師官兵衛 NHK あらすじ ネタバレ 第24回
6月15日日曜日に放送。
あの有岡城陥落と、宇喜多直家(陣内孝則)の信長(江口洋介)への味方表明により、反信長勢力の離反は相次ぎ、残るは三木城の別所氏、御着城の小寺氏のみに。
秀吉(竹中直人)の使者として、官兵衛(岡田准一)と別所重棟(佐戸井けん太)が三木城へ出向き、2年の籠城を経た城主・別所長治(入江甚儀)の働きを讃え、降伏を勧告。
条件は、長治はじめ一族の命と引き換えに、残る家臣とその一族さらには城兵の救済。
荒木一族の悲惨な末路を淡々と伝える官兵衛の言葉は、恫喝以上の重みある恐ろしさを実感したことあって、長治は降伏を受け入れることに。
しかし、賀相(ベンガル)は内心かなり不服。
2年前、櫛橋左京進(金子ノブアキ)とともに信長に敵対の折に、かねてから信長寄りの弟・重棟と決別したことが、かなり大きく尾を引いていて...。
1580(天正8)年1月17日、三木城陥落。
賀相は敵に屍を渡すまいと城内の一室に油を撒いて炎とともに果てようとしたが、首を渡さなければ自身が危ないとする家臣に無理矢理押さえ付けられ、斬首された。
長治の一族は、身支度を整えて、一室にて全員自刃。
城内周辺は草木が根こそぎ剥がされており、兵糧攻めの悲惨さが生々しく...。
間もなく、降伏勧告に赴く官兵衛の進言を汲み入れた秀吉の計らいで、生き残った家臣とその一族と城兵の糧が安堵された。
前後して黒田家では、職隆(柴田恭兵)と休夢(隆大介)の元に、小寺家家老だった小河良利(磯部勉)と甥・信章が、黒田家に属することを願い出ていた。
主君・小寺政職(片岡鶴太郎)の肚の据わらない態度に、かねてから内心嫌気がしていたとのことで、これまでの黒田家への尊大な態度を詫びる姿から、職隆預かりに。
そして、肝心の御着城では、家中をまとめるための切腹を見苦しく拒絶する政職にあきれ果てた家老・江田善兵衛(上杉祥三)が、憤りのまま退出。
やがて、信長の嫡男・信忠(中村倫也)により御着城陥落。
間もなく姫路城下の屋敷にて、農民に扮装して毛利方への逃亡を企てた政職と嫡男・斎(相澤侑我)が、善助(濱田岳)と太兵衛(速水もこみち)と九郎右衛門(高橋一生)に捕えられた。
政職は見苦しくも助命を願うが、長きにわたり尽くしながらも裏切られたことと隠居の身であることを理由に、職隆は取り合わず官兵衛に一任。
官兵衛は、泣きながら止めようとする斎を押さえさせ、裏切りへの掟を見せつけようと、太刀を抜いて政職を斬首する構え。
そして、太刀は空を切って振り落とされた。
官兵衛は、好きなところへ行くよう、二人を逃がすことに...。
目からは涙が...。
3月1日、信長から朝廷を仲介して石山本願寺へ和議の申し入れ。
正親町天皇の勅使・近衛前久と、織田家家臣・佐久間信盛(立川三貴)が、顕如(眞島秀和)と対面。
もはや、石山本願寺に勢いはなかった。
8月2日、石山本願寺との長きにわたる戦が終焉へ。
この時、信長と家臣団は、大坂・天王寺城に。
信長がそれぞれの家臣をねぎらう安堵した雰囲気に。
ところが、
信長は家臣団の前で信盛を厳しく一喝。
調略も攻めもせず何も動かないまま時を無駄にしたこと、
1573(天正元)年の浅井・朝倉攻めの折に口答えをしたこと、
それゆえに高野山へ隠居すること、
さもなくば一族を皆成敗すること。
信盛は蒼くなり、ただうなだれるばかりだった。
そして、信盛のすべての所領は、光秀(春風亭小朝)へ。
光秀はじめ家臣団は複雑な胸中に...。
やがて、秀吉から官兵衛への論功行賞が...。
与えられた知行は、福井庄6,200石、石見庄2,700石、伊勢村上下1,100石、合計10,000石。
黒田家は大名に。
祝宴で喜びに沸き立つ中、官兵衛は光(中谷美紀)に託していたものを、皆に見せた。
それは、藤の花を家紋とする黒田家の旗印。
あの有岡城での1年にわたる土牢での幽閉で、わずかながら差し込む光の向こうに咲く小さな藤の花が、生きる希望を与えてくれたことに報いるためとして、家を末永く盛り立てたいと。
皆は、その旗印である"黒田藤巴"に、希望を見い出していた。
これから黒田家は栄えてゆくんだろうなあ。
現代ならば『戦国武将Tシャツ・黒田官兵衛』を身に付ける気持ちで...。
そして、『播州三木ジェラートセット 7個入』で活力を得るように...。
2014-05-03 |
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