柳楽優弥 ドラマ アオイホノオ
これは、面白い予感が...。
2004(平成16)年8月より公開の是枝裕和監督の映画『誰も知らない』への出演で、史上最年少でカンヌ国際映画祭を受賞してから10年になるんだなあ。
是枝監督からの「目に力がある」との評価を原動力に、あらゆる回り道を経て、個性派俳優として着実にキャリアを積み重ね続けての今回のドラマでは、漫画家デビューを目指す熱血芸大生・焔(ほのお)モユルを演じることに。
しかも、初めての連続ドラマ主演とコメディー作品への出演。
その作品とは、『週刊ヤングサンデー』(小学館)に2007(平成19)年から2008(平成20)年の休刊まで不定期連載、2009(平成21)年5月創刊の『ゲッサン』にて連載が再開された、島本和彦原作の学園青春漫画『アオイホノオ』。
7月よりテレビ東京系列の"ドラマ24"にて放送開始予定という。
焔モユルのモデルである島本本人の大学時代をベースとした青春ドラマか...。
1980年代初頭、『タッチ』や『機動戦士ガンダム』などの漫画原作やアニメーションといった名作に、憧れと嫉妬を抱きながら、漫画家やアニメーターを夢見て悪戦苦闘する若者たちの熱い青春が描かれるという。
庵野秀明や山賀博之など、実際に島本本人と学生時代を過ごしたクリエイターたちが登場するとのことだから、どのような描かれ方がされるのかも、気になるところ。
監督・脚本は、テレビ東京では『勇者ヨシヒコと魔王の城』(2011年)と『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』(2012年)、TBSでは『コドモ警察』(2012年)と『コドモ警視』(2013年)、映画では『HK/変態仮面』(2013年)と『女子ーズ』(2014年)を手掛けた、福田雄一が担当。
映画『逆境ナイン』(2005年)で脚本を手掛けて以来、島本和彦と親交が厚い福田雄一曰く「島本作品を映像化できるのは自分しかいない!」との意気込み。
島本和彦も、すべて神回にすると宣言した福田雄一に深い信頼。
そして、地上波連続ドラマ初主演を飾る柳楽優弥。
あの『誰も知らない』でのデビュー以来、繊細な役どころに定評あって、一時休養から結婚を経て、近年は狂気をはらんだ役でも高い評価を得るまでに。
今回、漫画、アニメに対する根拠のない自信を持ちながら、夢のプロデビューへの一歩を踏み出せず、悶々とする熱血芸大生・焔モユルを演じるにあたっては、笑倒して挑むとの意気込み。
本当に、放送開始が待ち遠しいや。
ましてや、深夜ドラマながらも、心に残る作品を手掛けるテレビ東京"ドラマ24"枠ならば、なおさらのこと。
発想と挑戦の自由度が高いのかなあ。
事前に、『アオイホノオ 全巻セット (1-11巻 最新刊)』に目を通してみようかなあ。
ちょっとした気分転換として。
2014-05-10 |
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