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軍師官兵衛 NHK あらすじ ネタバレ 第33回











軍師官兵衛 NHK あらすじ ネタバレ 第33回

8月17日日曜日に放送。


四国攻めの最中の1585(天正13)年7月11日、かねてから朝廷で紛糾していた関白職を巡る争いで漁夫の利を得た羽柴秀吉(竹中直人)は、近衛前久の猶子となって関白に。

やがて秀吉は豊臣の姓を賜り、豊臣秀吉と名乗ることとなった。

秀吉は帝の名代として、「天下惣無事」を掲げて、全国平定の姿勢を強めることに。


東には、北条と同名を結び守りを固める徳川が...。

西には、豊後のキリシタン大名・大友宗麟に、薩摩の島津義久がさし迫っていた。

ただ、戦上手の官兵衛(岡田准一)の進言による九州平定に向けた動きの強まりに、警戒を強める政上手の三成(田中圭)は、秀吉に注進することの多くなりつつあるかのよう。


官兵衛の安らぎの一つは、高山右近(生田斗真)のいる京の南蛮寺へ、通うことだった。

あの有岡城での幽閉の時に聴こえた賛美歌の調べの心地良さと、身を挺して力づけてくれた亡きだし(桐谷美玲)の思いを無にしたくなかったらしく...。


そんなある日のこと、道糞改め道薫(田中哲司)が官兵衛を訪ねてきた。

相変わらず秀吉に心を開かない茶々(二階堂ふみ)からの直々の頼みで、あの"有岡城の戦い"の話を聞かせてほしいという。

官兵衛も道薫も漫然とした思いを断ち切りたい思いもあったからか、多少のわだかまりは残るものの、揃って秀吉と茶々の元へ。


この時の秀吉と茶々の前に同席していたのは、官兵衛と道薫のほか、右近、三成。

道薫は、かの"有岡城の戦い"のありのままを、恥も外聞もなく生き恥をさらすかのように、話し始めた。

そして、ここにいる誰もが乱世の生んだ化け物であると声高に叫んで...。

激高した秀吉が、道薫を成敗しようとしたが、官兵衛は死ぬ勇気もなくわざと罵倒するしか能のない哀れな男と笑い飛ばすことで、その場は事なきを得ることに。

道薫にしっかりと生きてほしいとする官兵衛の気持ちの裏返しだった。


やがて、善助(濱田岳)と九郎右衛門(高橋一生)の手引きで、あの有岡城陥落寸前に、だしから乳母に預けられた忘れ形見・又兵衛が、道薫と対面。

又兵衛は道薫を描いたという戯画を披露。
その道薫は丸々としていて大笑いしているものの、目だけは悲しく大粒の涙が...。

道薫は大粒の涙...。
官兵衛は、又兵衛が将来立派な絵師になると、道薫に伝えた。

道薫と又兵衛は、涙ながらも互いに認め合って、そのまま別れることに。


1586(天正14)年5月4日、道薫すなわち荒木村重は、堺にて静かに息を引き取った。

享年52歳だった。


前後して、官兵衛は右近立ち会いの下、洗礼を受けた。

洗礼名はシメオン。


官兵衛の九州入りが近づきつつある中、天下人となり誇示を強める秀吉と、所領よりも天下統一による泰平を願う官兵衛との間に、すきま風の吹き始めたことは、まだ互いに意識していなかった。



官兵衛の心の拠り所の一つとしての、京の南蛮寺か...。

在来の仏教・神道と、キリスト教との激突を見事に伝える書籍と言えば、洗礼名ハビアンこと海老沢有道による4編かなあ。

それは、三省堂書店でしか買えない書籍。

三省堂書店神保町本店に設置、すなわち欲しい時に一冊から印刷可能な「エスプレッソ・ブック・マシーン」による印刷の書籍『三省堂書店オンデマンド 東洋文庫「南蛮寺」』。

内容はもちろんのこと、自身なりに製本できるのは、なかなかのもの。


そして、終盤での道薫すなわち荒木村重。

だしの忘れ形見・又兵衛、後に数奇な生涯を絵筆に託した謎の天才絵師・岩佐又兵衛との対面が...。

江戸初期の生命力と退廃美をきわめた絵師の妖しい魅力を検証した日本美術の権威による書籍で、2008(平成20)年4月発売の『岩佐又兵衛 浮世絵をつくった男の謎』(辻惟雄 / 文春新書)。

2011(平成23)年12月発売の『岩佐又兵衛風絵巻群と古浄瑠璃』(深谷大 / ぺりかん社)。

波瀾万丈ゆえに、絵を通して優しくありたかったんだろうなあ。



道薫こと村重が終焉を迎えた堺...。


"堺"の地名は平安時代から。
摂津国、河内国、和泉国の"境(さかい)"に発展したことによるもの。

特に、1467(応仁元)年から1477(文明9)年までの"応仁・文明の乱"以後、それまでの兵庫湊に代わり、堺が日明貿易の中継地として更なる賑わいを始め、琉球貿易・南蛮貿易の拠点に。 国内外より多くの商人が集まる国際貿易都市へ。

間もなく布教のため来日していたイエズス会の宣教師の働きあって、"東洋のベニス"として当時の世界地図に掲載されるほどヨーロッパ世界に認識されることに。

やがて、貿易港としての地位を揺るぎないものとし、戦乱から町を守るため周囲に堀を巡らせた環濠都市を形成。
会合衆(えごうしゅう)と呼ばれる商人たちが自治的な都市運営を行い、中世の自治都市となるが、その価値に注目した織田信長、豊臣秀吉らの前に屈服、自治機能が解体され、彼らの支配下(直轄地)に。

戦国時代より、軍事面では鉄砲生産が、また文化面では利休はじめ今井宗久や津田宗及に代表される茶の湯が...。

その後、秀吉の大坂城築城と、城下町開発されるに伴い堺商人の多くが大坂へ強制移住させられたため、堺の都市機能は著しく低下。 同様に全国各地の城下町にも堺商人が移住へ。


時は長きにわたって流れて、

大阪府堺市堺区老松町1丁1番地には株式会社川喜が...。

『備長炭手焼き 天然真鯛 手焼き祝鯛』は、まさに素晴らしき幸。

鯛は「めでたい」につながると、古(いにしえ)より、迎春、お誕生日、ご入学、ご卒業、といったお祝いや、お子様のお食い初めなど、祝いの膳には欠かせない魚。


戦のない世の中であること、良きものを届けたい気持ちの伝わることを祈って。

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