軍師官兵衛 NHK あらすじ ネタバレ 第37回
9月14日日曜日に放送。
1587(天正15)年、功への焦りから独断で出陣した長政(松坂桃李)の軍勢は、守りを緩めたかと思われた城井谷城への一本道にて、地の利を活かした宇都宮鎮房(村田雄浩)の軍勢からの側面攻撃に立ち往生。
長政の軍勢における討死は相次ぎ、窮地に追い込まれ、心より仕える側近の一人が、長政を名乗って敵に飛び込んで討死。 その隙と時間を利用して、かろうじて逃げのびるしかなかった。
やっとの思いで馬ヶ岳城にたどり着いた長政は、父・官兵衛(岡田准一)に殴り飛ばされて叱責された。
血気にはやる長政への理解が届かずに苦悩する官兵衛。
父を越えたい一心の長政。
互いの思いを深く察する家臣団には、どの言葉をかけていいのかわからなかった。
ことを知った恵瓊(山路和弘)と隆景(鶴見唇吾)が、馬ヶ岳城へ。
策に関する話し合いでは、気を取り直した長政も同席。 城井谷城の周辺に付城を築いて孤立させ、時間をかけての兵糧攻めを得策とする長政の進言は、受け入れられた。
ただ、恵瓊からの注進で、伊予国への移封に激しい反発を強める鎮房に対する、秀吉の怒りのさらなる強まりを知った官兵衛は、ますます苦悩を深めることになってしまった。
同年12月下旬、本領安堵と鎮房の嫡男・朝房と13歳になる娘・鶴姫(市川由衣)を人質とすることを条件に、鎮房は和議を受け入れへ。
朝房は官兵衛に、鶴姫は光(中谷美紀)に、それぞれ仕えることとなった。
1588(天正16)年1月、黒田家は新たな居城となる中津城へ。
中津城周辺は水運の開けていることあって、かつての播磨のような一帯となることの予感に心躍る中、佐々成政からの突然の来訪。
昨年7月の秀吉の命による肥後国の平定への失敗から謹慎中の身にある成政は、茶々(二階堂ふみ)との取り成しへの腐心ゆえ秀吉から重用される石田三成(田中圭)の讒言らしき言動を苦々しく思っており...。
覚悟を決めて秀吉への申し開きのため大坂へ出立する成政に、官兵衛としては、かける言葉もないままだった。
やがて、三成を通して、秀吉から官兵衛に下知が...。
それは、黒田家にとっての苦渋の決断へ。
城井谷城からの退去に応じなかった鎮房を、秀吉の下知を受けた長政の招きで中津城へ。
そして4月20日、手打ちの酒の席を装って謀殺、郎党も攻め滅ぼされた。
九州・大分県中津市は、1588(天正16)年1月からの黒田家の新たな拠点に。
官兵衛の祖父・重隆(竜雷太)が、目薬屋として財を成して、播磨の国人として少しずつ伸長したように、
官兵衛そして長政も、さらなる新天地・中津を、かつての播磨同様、住みよい町にしてゆくことになるんだろうなあ。
そして、時は流れて...。
『中津からあげ』や『中津華鱧(はなはも)』はもちろんのこと、贅沢を求めれば『特大えびフライ』も手に入るんだろうなあ。
そして、黒田家代々より調略に必要とされたという『ほうぼう』の美味しさも、格別なのかもしれない。
2014-07-16 |
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