軍師官兵衛 NHK あらすじ ネタバレ 第38回
9月21日日曜日に放送。
1588(天正16)年4月20日、長政(松坂桃李)による手打ちを口実に招かれた中津城にて、宇都宮鎮房(村田雄浩)と郎党が謀殺されて数日後...。
官兵衛(岡田准一)は一揆鎮圧のために肥後国に同行していた鎮房の嫡男・朝房に、鎮房の死を伝え、さらに秀吉(竹中直人)の命として切腹を伝えた。
裏切りに逆上した朝房は官兵衛に斬りかかるが、太兵衛(速水もこみち)に抑えられて、これまでと察し、官兵衛に介錯を訴えつつ呪詛の言葉をぶつけて、そのまま最期を遂げることに。
中津城では、先の謀殺の混乱の折に、又兵衛(塚本高史)から介錯を止められて牢獄に留まっている鶴姫(市川由衣)の処遇に関して混迷を深めていて...。
秀吉の命に従い鎮房の娘・鶴姫を成敗しようとする姿勢の長政に、母・光(中谷美紀)は九州平定にあたっての約束を反故にした秀吉に意見しようともしない臆病さを、強く叱責。
長政の正室・糸(高畑充希)も、お福(阿知波悟美)をはじめとする侍女たちも、気持ちは同じだった。
結局のところ光の計らいで、鶴姫は自ら逃走したという形で、城を離れることを黙認された。
心を痛める光から銀の詰まった袋を渡された鶴姫だったが、家族として馴染もうとした黒田家の裏切りに、仇からの施しは受けぬと怒り心頭。
それでも、仇を討てなくなったらと口にする又兵衛から銀を押し付けられるかのように、鶴姫は静かに城を去っていった。
鶴姫の一件は、光から官兵衛に伝えられた。
先の官兵衛との対面後に中津城を出立した佐々成政は、摂津国尼崎法園寺にて足止めされて、秀吉との対面なき日々が流れるまま。
代わりに三成(田中圭)が秀吉からの沙汰を伝えることに。
成政は切腹させられた。
大坂城に出仕する大名の間では、秀吉に次ぐ有力者は誰かで、俄かに沸き立つ日々の中で、官兵衛は大坂城の茶室に居を構える千利休(伊武雅刀)から呼び出された。
ぜひ会いたがっている人物がいると。
現れたのは、徳川家康(寺尾聰)だった。
先の秀吉との対面を終えて間もない家康曰く、秀吉の口にする誰が次の実力者となるかの答えは、官兵衛であるゆえに恐ろしいとのことらしく...。
官兵衛には、秀吉との距離のさらなる広がりへの落胆から、いつ足元をすくわれるかといった思いが、ますます強まるばかりだった。
1587(天正15)年の九州征伐で功をあげたことを契機に肥後一国を与えられた、佐々成政。
聞くところではこの時すでに病を煩わされていたともされる成政は、早速に太閤検地を行おうとしたために、反発する国人による一斉蜂起(肥後国人一揆)を自力で鎮められなかったとか。
その失政の責めを受けての切腹とのことだけど、今回のNHK大河ドラマの流れの場合に照らし合わせれば、本当のところはどうなんだろうか?
秀吉に利用されるだけされて捨て石にされた、ということ?
肥後国そして熊本県という土地に生きる人たちに想いを馳せてみようかな。
『熊本県産 こだわり七城米』はもちろん、馬刺しの『肥後詰合わせ』、黒そば粉使用で風味良好な『五木 田舎そば』、『乾燥きくらげ』や『からし蓮根』や『肥後の赤ナス』などの、あらゆる幸を堪能しながら...。
2014-07-17 |
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