二階堂ふみ 映画 日々ロック
ここ数年間の二階堂ふみと言えば、園子温、三池崇史、中島哲也など有名監督作品への出演が相次ぎ、浅野忠信とのダブル主演作品『私の男』が第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門で「最優秀作品賞」を受賞するなど、急激な進化の際立つ日々。
そんな中、8月3日日曜日放送のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』第31回終盤で初登場。
戦国時代の美女と讃えられながらも乱世に翻弄されて儚くも自刃した市(内田恭子)の長女・茶々として。
さすが初登場早々から魅せてくれた。
可憐な容姿ながらも黒田官兵衛(岡田准一)と豊臣秀吉(竹中直人)の今後の運命を大きく翻弄させることになることを予感させるもので...。
それが現代へと大きく飛躍したとでも言うんだろうか、11月22日土曜日より全国公開となる映画『日々ロック』では、キュートな"アイドル"姿を披露しているというから、ますます気になるところ。
物語に関しては、勉強もスポーツもダメ、彼女もいないサエない高校生・日々沼拓郎(野村周平)が主人公。サエない反面、大好きなロックを演奏しているときだけは、本当の自分を解放できるらしく、極限まで解放しすぎて思わず"全裸"になってしまう悪い癖...。
その拓郎の"日々ロック"の中、友人の誘いでバンド"ロックンロール・ブラザーズ"を結成することになり、拓郎はギター&ボーカルを担当することに。
やがて高校を卒業後、夢をあきらめきれない3人は伝説のライヴハウス・モンスターGOGOで活動開始。
しゃかりきに奮闘するある日のこと、ロックンロール・ブラザーズのライヴ中に、ひとりの酔った女・宇田川咲(二階堂ふみ)が客席から突然乱入。
拓郎のマイクを奪い、RCサクセションの「雨あがりの夜空に」を激しく熱唱し始めて...。
何と彼女は斬新なスタイルで世界的な評価を得ているデジタル系トップアイドルだった。
トップアイドルとしての咲は、ももいろクローバーZやPafume、きゃりーぱみゅぱみゅを思わせる衣装で、超絶キュートなアイドル・ポーズを決めまくり。
レーザービームが彩る会場の中心で、テクノポップな音楽に合わせダンスや歌で、サイリウム片手に盛り上がる観客を魅了する姿は圧巻だったとか。
"アイドル"としての咲と、"ロック少女"としての咲。
超絶かわいいアイドルと、ロック魂あふれる凶暴な出で立ち。
この強すぎる二面性のギャップ、振り幅の大きい役どころ。
ますます磨きがかかっていくんだろうなあ。
『軍師官兵衛』での茶々、のちの淀殿とともに。
そして、映画公開に備えて、改めて目を通し鑑賞してみたくなってきた。
榎屋克優による漫画原作で、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)2010年27号からの不定期連載以来2013(平成25)年12月19日木曜日発売の第5巻刊行までまとめた『日々ロック 全巻セット』を。
『BEST OF RC SUCCESSION 1970-1980』と『BEST OF THE RC SUCCESSION 1981-1990』を。
物議を醸した1988(昭和63)年発売の『COVERS』を。
2014-08-03 |
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