仲里依紗 昨夜のカレー、明日のパン
いよいよテレビドラマ化か...。
振り返れば、昨年2013(平成25)年6月15日土曜日放送のTBS情報番組『王様のブランチ』の読書コーナーでの紹介以来かなあ。
2005(平成17)年10月より放送の日本テレビ土曜ドラマ『野ブタ。をプロデュース』以来、陰ながら気になり始めて、最近では8月10日日曜日放送のTBS日曜劇場『ドブコ』のこともあって、再び心の温まるテレビドラマの放送される予感がしたけど...。
案の定、放送決定へ...。
それは、昨年2013(平成25)年4月19日金曜日発売の単行『昨夜(ゆうべ)のカレー、明日(あした)のパン』(木皿泉/河出書房新社)のNHK BSブレミアム枠ドラマとしての、10月5日日曜日からの放送開始...。
かの物語を改めて振り返ってみると、
7年前に25歳の若さで亡くなってしまった夫・一樹に想いを馳せる妻・テツコと、一緒に生活を続ける一樹の父・ギフとの、何気ない日常生活を中心とした展開...。
テツコは、わずか2年間の結婚生活での夫の想い出の品を、時折眺めて...。
ギフは、ただゆったり佇むように日常を過ごして...。
そして、さまざまな問題を抱える不思議な人たちとの出逢いと触れ合いを通して、次第に悲しみから解放されることになり...。
ともに、ゆったりと、決して悲観にくれることなく、一樹の死を受け入れていく。
確かに死はとても悲しい反面、悲しみと共生して日々を過ごすのも、癒しの一つ(?)であるかのように思われ...。
そのような気持ちにさせてくれる作品集で、なぜか心地良かった。
この度のテレビドラマ化で、テツコ演じる仲里依紗と、ギフ演じる鹿賀丈史との、それぞれの思いとやりとりの見逃せないことはもちろん。
やはり、仲里依紗がいかに魅せてくれるかが一番気になるんだろうなあ。
原作同様、脚本を担当する木皿泉が、「不機嫌そうな顔が可愛く見える人がいい」との理由で、仲を主演に指名したという。
原作発売と同時期に、俳優・中尾明慶と結婚し、昨年10月に第一子の長男を出産して、妻そして母となってからの主演ドラマということもあり、仲里依紗自身、ドラマ用に書き下ろされた主人公テツコが自身と通じるものあって、凄く愛すべき大切な人になっていると、とても満足しているとのこと。
いずれにせよ、本放送が待ち遠しいや。
2014-08-23 |
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