花燃ゆ キャスト 原田泰造
2015(平成27)年1月4日日曜日より放送開始のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』は、"イケメン大河"と謳っていることあって、どのようなイケメンが登場するのか気になる今日この頃のこと...。
井上真央演じるヒロイン・杉文関わるイケメンと言えば、
生涯の伴侶としては、最初の夫・久坂玄瑞(東出昌大)、二番目の夫・小田村伊之助のちの楫取素彦(大沢たかお)。
幼少から育った家族としては、頭脳明晰を見込まれて叔父で山鹿流兵学師範である吉田大助の養子に出された次兄・吉田松陰(伊勢谷友介)、やがて家長となる長兄・杉梅太郎。
それぞれの顔がすぐに思い浮かぶもの。
長兄・杉梅太郎を演じる原田泰造も、すっかりNHKの顔か...。
内緒で児童劇団に応募するくらいに、幼少からテレビの世界に憧れていて、紆余曲折を経て、堀内健と名倉潤とともに、お笑いトリオ・ネプチューンを1993(平成5)年に結成。
フジテレビのバラエティー番組『タモリのSuperボキャブラ天国』に1995(平成7)年からの出演で、ショートコントの"ホストのアキラ"役として人気上昇して以来、TBS愛の劇場『ママに宿題』などのテレビ出演も増加するようになって...。
2005(平成17)年7月の舞台『キスへのプレリュード』での主演が評価されて、同年度の第43回ゴールデン・アロー賞・新人賞を受賞したことが、転換点だったのかなあ。
やがて、NHK大河ドラマに抜擢されるようになり、2008(平成20)年放送の『篤姫』では薩摩藩下級藩士・大久保正助のちの利通、2010(平成22)年放送の『龍馬伝』では新選組局長・近藤勇を、それぞれ演じるまでに。
『花燃ゆ』で演じる杉梅太郎は、1828(文政11)年1月15日生まれ。
家格は無給通組(下級武士上等)の家格の石高26石という極貧の武士ゆえの農業もしながらの日々の中、杉家の後継として、父・合之助(長塚京三)と母・滝(檀ふみ)を支えて、妹・文と寿(優香)と亀(久保田磨希)、弟・敏三郎(山田瑛瑠)を気にかける役どころ。
1856(安政2)年に松陰が松下村塾の主宰者となって早々、父とともに最初の生徒となり、やがては松陰の門下生とともに、行動するようになってゆくらしく...。
転換点は1860(万延元)年、杉家を相続して再び藩に出仕してから。
以来、1863(文久3)年の御蔵元役所本締役を経て、1865(慶応元)年に東光寺組を結成し、手廻組として藩の革新派に加わったことが大きいかなあ。
やがて明治維新。 1868(明治元)年に当島宰判と浜崎宰判の民政主事助役を担当した労を称して、藩主より「民治」の名を与えらることに。
1871(明治4)年の廃藩置県の後は山口県権典事となって、1878(明治11)年まで旧長州藩領の治政に尽力。
そして、1880(明治13)年頃には松下村塾を再興するとともに、修善女学校の校長となって子女教育にも邁進したという。
末妹・文とは、目に見えないところでの二人三脚もあるのかもしれない。
永眠は1910(明治43)年11月11日、享年82歳。
芸能界入りする前の原田泰造を振り返ってみれば、両親は過去に、所沢市松葉町(新所沢駅東口付近)で弁当店を営んでいたとのこと。
両親にはもちろん、店を手伝っていた姉を少しでも楽にさせるために、実家の家業を継ぐことを見据えて、何も知らないよりかは何か知っていた方がいいという思いから、農業高校に進学したという。
この度出演の『花燃ゆ』では、原田泰造自身のかつての生活感が、背中からにじみ出ることになるんだろうなあ。
それは、NHK大河ドラマ初出演作品となった『篤姫』もしかり。
改めて、『篤姫』を観てみようかなあ。
『花燃ゆ』では父・合之助を演じる長塚京三が、今和泉島津家当主・島津忠剛を演じていて、ヒロインでお転婆な愛娘・於一のちの篤姫(宮﨑あおい)に困惑しながらも、面と向かっては厳しく接しようとして不器用な愛情表現を見せる姿、とても印象に残っていて...。
貧しい家庭ながらも、幸せでありたい心温まる姿、『篤姫』以上に魅せてくれることになるのかもしれないや。
2014-09-23 |
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