軍師官兵衛 NHK あらすじ ネタバレ 第41回
10月12日日曜日より放送。
1589(天正17)年、豊臣秀吉(竹中直人)が天下統一。
一方、毛利氏・長宗我部氏・島津氏といった有力大名は臣従させるにとどまり、徳川氏は石高250万石を有し、秀吉自身の蔵入地222万石より多い石高のまま。
徳川家康(寺尾聰)の存在がいささか気になるものの、戦国の世の終焉を実感した秀吉は、かねてからの念願である明への進出の野望を表明。
天下統一間もない国内の安定が覆るきっかけとなることを懸念して、秀吉に諫言する利休(伊武雅刀)だったが、三成(田中圭)の策謀による追い討ちや、1591(天正19)年の秀吉の後継となる愛児・鶴松の病死による悲しみも加わって、利休は突然秀吉の逆鱗に触れ、堺に蟄居を命じられてしまう。
官兵衛(岡田准一)をはじめとする有力大名が利休の助命に尽力するものの、利休は謝罪を拒み処分を受け入れる姿勢。
やがて利休は京都に呼び戻され、1591(天正19)年2月28日、聚楽屋敷内にて切腹となった。
享年70歳。
死後、利休の首は一条戻橋で梟首されたという。
これにより秀吉の暴走はますます強まることに...。
2013(平成25)年11月発売の『ビジュアル解説 千利休の戦国政治 歴史は茶室で動いた!』(綜合図書)に、一通り目を通して振り返ってみようっと。
利休にとっての心から譲れないものについて。
そして、時にはいろいろと味わってみたいな。
秀吉が1578(天正15)年の博多滞在の折に、利休が松の枝に釜を掛けて松葉を燻べて茶を点てたとされる箱崎松原での茶会で出された和菓子。
福岡・八女の抹茶をふんだんに使った餡、鮮やかに色・風味を損なうことなく、麦焦がしの生地にて焼き上げ、松の木肌を生地に表現した『御抹茶饅頭 釜掛の松(15個入)』、なかなかの味わい。
加えて、千利休の誕生の地、堺にちなんで、何か地域性のあるものを、と考案された商品で、農園指定されたスペシャルティーコーヒーを使用し、バランス良くブレンドされた極みつけの逸品。
すなわち、和菓子との相性抜群のプレミアムブレンド珈琲『三喜屋珈琲 千利休 プレミアムブレンド「極」』。
和菓子の甘さと「極」の酸味が調和し、香り高くやわらかい味わいが口いっぱいに広がってくれて、嬉しいや。
御口直しには、
織田信長が没した本能寺の変が実際にあった場所、現在の元本能寺にある『信長茶寮』の地下50mから湧き出る水、千利休が愛しお茶をたてたといわれる『京の柳水』...。
織田信長や豊臣秀吉など錚々たる戦国武将たちも口にしたかもしれない名水...。
長きにわたる歳月を経て、『元本能寺跡 京の柳水 千利休が茶の湯に用いた、古の水。』(500mlペットボトルX24本入)に...。
ボトルパッケージはあの『北斗の拳』『花の慶次』『いくさの子』でおなじみの漫画家・原哲夫によるもの。
最後に、ふと思うことあって晩酌したくなった時には、現在の京都の酒蔵の集中する「伏見」の地、すなわち京都の中心部"洛中"に2軒だけ残る酒蔵のひとつである西陣の酒「佐々木酒造」の酒がいいかなあ。
俳優・佐々木蔵之介の実家として注目を集めていて、しかも蔵のある場所は、豊臣秀吉の邸宅・聚楽第のあった地。
"出水"という地名が残されているように良質の地下水に恵まれており...。
その地で醸されたのか、究極のこだわりの『京生粋 純米吟醸酒 1800ml』。
千利休が茶の湯にも使用したといわれる「金明水・銀明水」を仕込み水に、幻の京の酒造好適米「祝」、京都吟醸酵母「京の琴」で仕込まれた、100%京の酒。
はんなりとおだやかな味わい、じっくりと堪能してみたいもの。
今回の物語を通して実感することは、ただ一つ。
遥か遠い戦国時代における興亡に想いを馳せて、千利休の冥福を祈って、献杯!
2014-09-25 |
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