花燃ゆ あらすじ ネタバレ 第17回
4月26日日曜日、いよいよその時が...。
野山獄から、杉家から、萩から離れることとなった寅次郎(伊勢谷友介)は、江戸・伝馬町牢屋敷まで檻送へ。
江戸に留まり寅次郎の身を案じる晋作(高良健吾)は、寅次郎から求める知らせと必要な物を入手しては、面会に出向くことに。
すぐに察知したかのように父・小忠太(北見敏之)は関わらないよう書状で釘を刺すが、晋作の姿勢は変わらないままだった。
文(井上真央)は、岩倉獄に入牢の九一(要潤)と弟・靖(大野拓朗)に差し入れの傍ら、夫・玄瑞(東出昌大)とともに留守の松下村塾を守ることに尽力の日々。
伊之助(大沢たかお)も、寅次郎の後を追うかのように、江戸へ出立する。
幕府の評定所びて、最初の取り調べが行われた。
確たる証拠のないことあって、寅次郎は見事な弁明で切り抜ける。
ところが、自らの命をもって老中首座・間部詮勝を諌めようとしたという寅次郎の言葉に、周囲は反応。 後日への持ち越しとなってしまった。
日は流れて、伝馬町の牢にたどり着いた伊之助は、寅次郎と面会。
しかし、真剣な表情から覚悟を決めていることを察した伊之助は、寅次郎にかける言葉もない。
改めて行われた取り調べには、かの大老・井伊直弼(高橋英樹)が陰ながら見届けていた。 狙いは自分のはずなのに、なぜ間部なのか、という釈然としない疑問が強かったらしく...。
寅次郎も陰ながらの直弼の存在を意識してなのか、かの黒船来航以来の政が失政であることを痛烈に批判する。
1859(安政6)年10月27日、吉田松陰こと吉田寅次郎は、斬首刑に処された。享年30歳。
ほどなく知らせは萩へ、そして杉家へ。
皆が涙にくれた。
ただ、文だけは、達観したからか涙を流すことなく、静かに受け止めたまま。
それでも、一人きりになった途端、涙がとどまることなくあふれ出てしまうだけだった。
後年、知ることとなる辞世には、杉家はもちろんのこと、塾生すべての心に刻まれることとなった。
「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ぬとも 留置かまし 大和魂 二十一回猛士」
この回をもって、吉田松陰を演じる伊勢谷友介の出演が終了か...。
吉田松陰先生と松下村塾塾生のためであることはもちろんのこと、これからの『花燃ゆ』のために、大いに献杯しようっと。
【山縣本店 純米大吟醸 松陰 720ml】 か、
【山口萩ビール ちょんまげビール醸造所 3種類詰め合わせ 330mlX6本】か、
いずれも味わい深いものから...。
それから、
2013(平成25)年5月25日土曜日発売『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰(吉田松陰,・池田貴将/サンクチュアリ・パブリッシング)、
2014(平成26)年1月22日水曜日発売の『吉田松陰 誇りを持って生きる!』(森友幸照/すばる舎)、
同年9月25日木曜日発売の『吉田松陰『留魂録』』(吉田松陰・城島明彦/致知出版社)
それぞれに目を通しながら...。
最後に余談ながら、この第17回より、今やドラマに映画にCMに大活躍の黒島結菜が、大河ドラマ初出演にして初の時代劇へ。
演じるは、高良健吾演じる高杉晋作の妻・雅。
制作統括の土屋勝裕チーププロデューサー曰く、16歳という若さで高杉晋作と結婚した雅の、妻としての初々しさやかわいらしさを表現してもらいたくオファーしたとのこと。
高杉晋作の陰で、いかにして光り輝かせることになるのか、ますます気になりそうだ。
2015-03-19 |
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