花燃ゆ あらすじ ネタバレ 第18回
5月3日日曜日に放送。
1860(安政7)年が明けて、杉家ではいつもの日常が始まった。
文(井上真央)は、朝陽に向かって亡き吉田松陰こと吉田寅次郎(伊勢谷友介)に想いを馳せながらあいさつする日々...。
しかし、安政の大獄で処刑された寅次郎に連座する形で、父・百合之助(長塚京三)と兄・梅太郎(原田泰造)が登城差し止めとなっていた。
それでも、悲観せずに淡々と家の雑用や畑仕事に精を出す日々の繰り返しの中にあった。
2月となり、亡き寅次郎の百日祭が終わった。
寅次郎の墓のある護国山の団子岩にて、高杉晋作(高良健吾)を中心に松下村塾塾生たちが集結、脱藩突出の士気を高めつつある中でのこと、周布政之助(石丸幹二)は伊之助(大沢たかお)に、三田尻の越氏塾での教えを命じた。
亡き河野養哲の遺言ゆえ藩校となったからには、ぜひ教えてほしいとの理由に、伊之助は納得するも、亡き寅次郎の松下村塾の行く末も気がかりゆえに固辞。
それでも、大老・井伊直弼(高橋英樹)への根強い反感の続く時だからこそ、藩士たちの脱藩突出の機運の高まりゆえ幕府から睨まれないためにも、受けてほしいとの政之助の思いを強く察したことで、伊之助は了承した。
一方で、久坂玄瑞(東出昌大)は、夜に外出したり、寅次郎の幽囚室にこもることの多くなった反面、口数の少なくなってゆく。
文は、寅次郎と同じ運命をたどりかねない玄瑞が心配だった。
1860(安政7)年3月3日、桜田門外の変により、井伊直弼が暗殺。
知らせは瞬く間に萩に届いて、百合之助と梅太郎は、松下村塾再開の見込みに安堵する。
玄瑞は天誅と断罪。 ただ、決行した水戸脱藩浪士17名と薩摩藩士1名に遅れをとったことに、悔しさをにじませており...。
文はますます不安に...。
ほどなく文は、伊之助の越氏塾通いの決まったことを知る。 家事手伝いを口実に小田村家に駆けつけるなり、不満を口にした。
しかし、姉である伊之助の妻・寿(優香)からの温かい取り成しと、暗殺後の幕府からの睨みゆえに攘夷派の志士の暴走を抑えるためにも必要とする伊之助からの諭しあって、逆に安堵する。
加えて、伊之助の計らいあって、岩倉獄から入江九一(要潤)と野村靖(大野拓朗)の兄弟が出獄したことは、文の心を明るくした。
日は流れて1860(万延元)年11月、晋作は防長一の美人と言われた山口町奉行井上平右衛門(大組・250石)の次女・雅(黒島結菜)と結婚。
そして、松下村塾にて、かつての塾生が集結、思うことを語り合った。
晋作と寺島忠三郎(鈴木伸之)は海軍に入り、藩の所蔵する軍艦・丙辰丸(へいしんまる)に乗船して鍛錬の日々。
玄瑞は、江戸の軍艦操練所へ行く決意を打ち明けた。
1861(文久元)年、長井雅楽(羽場裕一)は公武一和に基づいた「航海遠略策」を藩主・毛利敬親(北大路欣也)に建白。
いわゆる勤皇の志士の主張する破約攘夷への対抗策であり、椋梨藤太(内藤剛志)も強く同意。
しかし、伊之助は勤皇の志士たちの心情をほどほどに汲み入れなければ暴発すると訴えるも、雅楽と藤太から睨まれるだけだった。
伊之助は政之助とともに、料亭にて雅楽を接待。
しかし、雅楽こそ寅次郎を死に追いやった仇敵とみなす玄瑞の乱入で、ぶち壊しに。
雅楽は政之助と伊之助を厳しく叱責。
伊之助は玄瑞を諭した。 寅次郎の塾を開いた当初の諭しを忘れるな、と。
それでも玄瑞は、前原一誠(佐藤隆太)と赤禰武人(阿部亮平)と玉木彦介(冨田佳輔)を集めて、"一燈銭申合"を提案して...。
一人につき写本60枚を売って稼いだ銭を、方々の攘夷派の志士との連絡と行動に宛てるためだった。
陰から察した文は不安を強めて、想い留めようと涙ながらに訴えるも、玄瑞は頑ななまま。
やがて、寿宛ての文を通して伊之助に伝わることになる。
1862(文久2)年1月14日、土佐藩士・坂本龍馬(伊原剛志)が杉家を訪ねてきた。
同郷の勤皇の志士で土佐勤皇党の武市半平太からの書状を玄瑞に届けに来たという。
あいにく玄瑞が不在のため、文は招き入れた。
幽囚室の気になった龍馬は、文の了承のもと入ることに。
松浦亀太郎(内野謙太)の描いた寅次郎の肖像画の下には大福餅が備えられていた。
所縁の品を眺めつつも、文からの寅次郎の話を聞き終えた龍馬は、寅次郎はいなくなったのではなく自由の身になったと思わないかと口しにて...。
寅次郎の言行は、幕府や多くの名の知れぬ人たちを大きく動かしたとして、長州の人たちのものではないこと、自分も寅次郎に習ってできることを大いにやりたいと、文に打ち明けた。
文は、龍馬の飾らない人柄に安堵するとともに、夫・玄瑞への心配が消えてゆく。
やがて、玄瑞が帰着。 龍馬と思う存分語り合ってしばらく、幽囚室にて文と話し合うことに。
玄瑞は、寅次郎の愛用した精米機からこぼれた一粒の籾を手にして、空ではなく種として実りあるものになりたい想いを、文に打ち明けた。
文も玄瑞に生きてほしい想いを打ち明け、二人は分かち合うことになった。
松下村塾塾生の新たなる門出と坂本龍馬初登場か...。
それぞれが、これからのために、力を蓄えることになる期待が...。
現代に置き換えると、力を蓄えるとすれば、あぶらんど萩農業協同組合の【新米 龍馬が愛したお米 5kg】や深川養鶏農業協同組合の【長州黒かしわ・長州地どり】が...。
時に張りつめた気持ちを和らげるには、【長州地サイダー 後味すっきりで美味い!! 夏みかん味 490mlX24】や宇部ブランドの芋焼酎【長州侍 720ml】が...。
これはいける。
2015-03-31 |
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