花燃ゆ あらすじ ネタバレ 第19回
5月10日日曜日に放送。
下田に続いて、箱館と神奈川(横浜)も開港となって久しく、英国との貿易での生糸と茶の輸出の影響あってか、国内は物不足に陥り、それを補うための物価が上昇しつつあって...。
萩も例外ではなかった。
松浦亀太郎(内野謙太)は、罪人の塾へ通った魚屋の倅という伝聞ゆえ、客の激減でやつれた母・フネ(三谷悦代)から、家へ押し込められるかのような日々。
野村靖(大野拓朗)は江戸へ、実兄・入江九一(要潤)は岸見村へ、それぞれ出稼ぎに。
吉田稔麿(瀬戸康史)は行方知れずのまま。
そして、文(井上真央)の夫・久坂玄瑞(東出昌大)は、公武合体運動推進のため兵を率いて上京途上の薩摩藩国父・島津久光の命により下関で待機する薩摩藩士・西郷吉之助(宅間孝行)と、束の間の対面。 互いに一目置きあってほどなく、方々の志士たちとのつなぎに奔走してゆく。
杉家へ帰着した玄瑞は、即座に萩城へ登城するなり、周布政之助(石丸幹二)とともに「航海遠略策」から「破約攘夷」への藩論の転換を藩主・毛利敬親(北大路欣也)に要望。
しかし、「航海遠略策」を建白した長井雅楽(羽場裕一)から、あっ気なく一蹴されてしまった。
文は、生活の糧を得るために、塾生たちの殺伐とした動向ゆえ当初は距離を置いていた"一燈銭申合"を意識し始める。
弟・敏三郎(森永悠希)とともに、亡き寅次郎(伊勢谷友介)の書物を写本として売ろうと、書き写しに専念して...。
そんなある日のこと、傘張りや組み紐やかまぼこづくりといった内職に精を出す、塾生たちの身内の女中たちの集まりに、高杉晋作(高良健吾)と夫婦となって間もない大組250石の町奉行・井上平右衛門の娘・雅(黒島結菜)が、訪ねるなり手伝いを始めた。
周囲が当惑する中、雅としては、晋作が藩命により上海視察の一行に同行するという唐突な知らせが不満らしく...。
ほどなく気にかけて訪ねてきた晋作の慰めあって、雅は落ち着きを取り戻すことに。
1862(文久2)年初夏、雅楽一行が京に向けて出立。
同時に、女中たちからの心尽くしの"一燈銭"を手にした、それぞれの塾生たちは松下村塾に集結。
この松本村から世の中を変えると誓い合って、玄瑞は塾生とともに京へ、晋作は上海へ...。
京に着いてほどなく、亀太郎は玄瑞たちから離れて単身で雅楽一行を探り始める。
玄瑞たちからは探りのみに留めるよう念を押されていた亀太郎だったが、次第に抑えられず雅楽に斬りかかってしまう。
心配による胸騒ぎから玄瑞たちが駆けつけた時には、すでに亀太郎は返り討ちにされて虫の息。 後を託す旨を伝えるなり、そのまま自刃してしまった。
玄瑞たちは、京の寺での謹慎へ。
知らせは瞬く間に萩に届き、文はフネの元に出向くなり、ただひたすら手をついて謝るだけだった。
そこへ雅が訪ねてきた。フネに 亡き亀太郎への哀悼の意を示すとともに、これからどのようにして過ごす心積もりなのか、と...。
雅の無神経そうな話しぶりに、文は憤る。 しかし、雅にすれば、武家の娘であるからには、死を誇りとして受け止めるべきとの教えで育ったゆえに、内心いかに過ごすのがふさわしいのか解からないままで、やりきれない、と。
文は、上海へ出向いた晋作の身の上の気がかりな雅を、思いやった。 雅も、先の話しぶりを文とフネに詫びて、互いに分かち合うことに。
やがて、伊之助(大沢たかお)は玄瑞を伴い、藩邸の政之助を訪ねた。
玄瑞の記した「廻瀾條議」を差し出すなり、「破約攘夷」への藩論の転換の旨を打ち明けて...。
明くる日から、いつものように女中たちが内職。
そこへ、雅が訪ねてきて、琴の指南で稼いだ銭を文に託したいと、願い出ることに。
文は喜んで受け入れた。 そして、遠く離れた夫・玄瑞へ想いを馳せて、無事を祈った。
「萩の松本村から世の中を変える」とは...。
吉田松陰亡きあとの、一介の貧しい下級藩士とその家族による下剋上(?)の始まりを垣間見るかのような物語の序章かもしれないや。
現代に置き換えるとすれば...。
男たちならば、方々を奔走するために、【日本海の旬の魚介を味わえる贅沢な『萩の漁師鍋』】で、ともに分かち合うことになるんだろうなあ。
女たちならば、男たちの稼ぎを得るために、かまぼこづくりを...。
【ふるさと ねりもの三昧】、【萩三好蒲鉾のおすすめセット】、【忠小兵衛 ごぼう巻セット】...。
ただ、現代の場合は、旧き良き日本ならでは(?)の、「男は外、女は内」という考えは、通用しないものの...。
特に、想いを寄せる相手に対しての【スイートハート (小) (18g×10個)】に込められた心は、変わらないんだろうなあ。
2015-04-01 |
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