花燃ゆ あらすじ ネタバレ 第23回
6月7日日曜日に放送。
男衆の多くが下関に駆り出されているとあって、女台場の普請の未だ続く中、文(井上真央)の明るい働きかけあって、女衆は意気揚々だった。
しかし、直に手助けする雅(黒島結菜)から、玄瑞(東出昌大)が塾生と袂を分かって、単身京へ向かったと聞かされた文は、心配を募らせることになって...。
京の玄瑞は桂小五郎(東山紀之)と三条実美(上杉祥三)とともに、関白・鷹司政通に拝謁。
三人にすれば、あの異国船砲撃に端を発した攘夷実行は長州藩のみで、幕府も諸藩も様子見の流れに、焦りを強めているかのよう。
再度の攘夷実行の詔への働きかけの後に、茶屋での話し合いでも、悶々としたまま。
一度席を外して、玄瑞が一人廊下で悶々としているところに、芸妓・辰路(鈴木杏)が接触。
常に気にかける辰路に心を許した玄瑞は、公家との一席がほしいと頼み込む。
その後も休む間もなく、玄瑞は京の長州藩邸にて、建白書の書き込みに没頭する。
そこへ、前原一誠(佐藤隆太)と寺島忠三郎(鈴木伸之)と野村靖(大野拓朗)と品川弥二郎(音尾琢真)が現れた。
精神的に孤立に追い込まれて『伏見要駕策』を実行に移そうとした亡き寅次郎の二の舞いにさせたくないから、手伝わせてほしいと懇願。
玄瑞は心強さを実感して奮起、以後の尽力あって、孝明天皇の大和行幸の詔が出された。
孝明天皇が大和国の神武天皇陵・春日大社に行幸して親征の軍議をなし伊勢神宮に行幸するという手筈は、すぐに長州の中河原の御茶屋に伝えられて、伊之助(大沢たかお)はいくらかの藩士に行幸の供へあてることを進言、藩主・毛利敬親(北大路欣也)から認められることに。
一方、杉家では、塾生たちに『武教全書』を教えていた敏三郎(森永悠希)が、奇兵隊入隊に喜びいっぱい。
兵の隊列の配置と周囲の地形の緻密さを買われての入隊であれ、聴覚障害ゆえに身を危険に晒してしまうことを、家族全員は案じた。
文も同じ気持ちなものの、奇兵隊総督・高杉晋作(高良健吾)から敏三郎を男と見込まれるに至ったいきさつを知るだけに、心を据えて敏三郎を尊重、翌日に屯所として提供した下関の廻船問屋の主・白石正一郎(山本譲二)の邸宅まで同行することとなった。
ところが、到達した二人の目の当たりにしたのは、晋作の怒りの形相。 玄瑞を助けに行かねばと息巻く慌ただしさに振り回されるだけ...。
世に言う、"八月十八日の政変"の知らせが届いていたのだった。
いわゆる公武合体派の幕府と薩摩藩と会津藩の画策により、京の堺町御門の護衛にあたっていた長州藩兵千余人は締め出されたとのこと。 失脚した三条実美・三条西季知・四条隆謌・東久世通禧・壬生基修・錦小路頼徳・澤宣嘉の七卿とともに、長州へ落ち延びてくる途上という。
伊之助は敬親からの命として、奇兵隊総督の任を解く代わりに政務座役に就くよう、晋作に伝えた。
奇兵隊の護衛の下、洛東の妙法院にとどまる七卿の元には、駆け込んだ来島又兵衛(山下真司)が直ちに京へ出兵して薩摩藩と会津藩を賊として成敗すべきとの訴え。
いくらかの心強さを得た七卿だったが、攘夷実行を扇動し先の失態に陥らせた張本人とみなす玄瑞には、不満を募らせていた。
肝心の玄瑞は、未だ京にとどまり、突発的な急変に落胆を隠せない。
そこへ、忠三郎に捕えられた辰路が差し出された。
政変に陰ながら加担していた一人である薩摩藩士・阿久根と通じていたという。 しかし、事をなしたことで用済みとされ置き去りになったという。
成敗しようと息巻く忠三郎ら塾生を外させた玄瑞は、辰路とありのままを話し合った。
故郷の解からないまま母に手を引かれて方々を流れていたこと、母亡き後はえげつない手を使ってでも生き延びるしかなかったこと、ようやく男とめぐり逢えたと安堵したも束の間いいようにあしらわれたこと、それらの繰り返しだったことを打ち明けた辰路は、介錯を願い出た。
しかし、かつての凶ばかりだったおみくじの繰り返しの苦さのよぎった玄瑞は、背を向けるなり出て行けと口にするだけだった。
辰路は玄瑞の背中に取りすがった。
同じ匂いがする、という辰路の悲しみに触れた玄瑞は、辰路と一夜をともにした。
翌朝、玄瑞が目を覚ますと、辰路はすでになく...。
玄瑞はしてやられたかのような悔いにさいなまれる。
そして、七卿のいる三田尻の御茶屋を目指して、玄瑞は京を後にした。
数日を経て到達した御茶屋にて、玄瑞は敏三郎と再会、したためた文を杉家へと託した。
受け取った文が目にするには、伊之助の次男・久米次郎(太田琉星)を久坂家の養子に迎え入れてほしい旨が記されていて...。
悲しみのまま文は、つらい時ほど一人で抱え込んでしまう玄瑞を案じて、戻る敏三郎とともに三田尻の御茶屋へ出向いた。
ようやく再会できたものの、玄瑞は思い詰めたまま。 文の心配にも関わらず辰路と通じたことを打ち明けてしまった。
文は言葉を失った。
いよいよか...。
この第23回をもって、長州藩が本格的に四面楚歌に追い込まれることになる第一歩ということに???
夫をはじめとする家族はもちろん、塾生たちや長州全体の行く末を案じる文をいかに描写するのか?
文の目から見た「幕末から明治への歴史の獰猛な流れ」を描いているとして定評の、2014(平成26)年9月発売の『吉田松陰とその妹文の生涯』(不破俊輔 / 明日香出版社)に近い描写かなあ。
もう一つの陰ながらの注目といえば、四面楚歌に追い込まれることになる逆境にありながらも、長州藩自体の生き抜く原動力となった奇兵隊を後押しする、下関の廻船問屋の主・白石正一郎の底力かもしれないや。
生半可じゃなったろうなあ。
現在、白石正一郎邸「浜門」が、下関市長府松小田に移築されているとのこと。
もしも、商売を続けていたら、どれだけの規模になるんだろうか?
創意工夫をこしらええての商売ならば、やはり天然ミネラルやフラボノイドをバランスよく含む健康茶の一つであるルイボスティーは欠かせないかも???
【黒の奇跡 漢ダンティー 60g(2gX30包)】は男性向けで、【ルイボス混合茶 18の魔法 3gX30包(90g)】は女性向け。
【7色の野菜茶 2.5gX30包(70袋)】は、山口県のレストラン「ア・ターブル光井倶楽部」が提案する"飲む野菜"としてのお茶。 老若男女を問わず、しっとりと味わえそう。
ほかにも、黒烏龍茶とサラシアレティキュレータと香り豊かな素材をブレンドした【黒の奇跡 90g(3gX30包)】や、イチゴの優しい香りがする【プラスマイナス・ストロベリー 2.0gX30包(60g)】。
そして、【ミラクルルーツ ルイボスティー 3gX32包(96g)】も...。
これらの味わい、永遠であってほしいもの。
2015-05-04 |
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