花燃ゆ あらすじ ネタバレ 第45回
11月8日日曜日に放送。
1877(明治10)年、美和(井上真央)は、東京に住む安子(田中麗奈)との手紙のやりとりの傍ら、せい(三田佳子)の下で糸繰りを習いながら、女工の勉強の手伝いの日々。
一方で、農婦の代筆も依頼されることにもなって、出向いた農家からの帰り道に出逢った船津伝次平(石原良純)からもらった野菜を調理して、素彦(大沢たかお)にも食べてもらうことに。
しかしながら、木戸孝允(東山紀之)が5月26日に京都で亡くなったとの知らせも届いて...。
群馬県庁では、突然の生糸の価格の暴落の知らせにより、揺れに揺れていた。
粗悪品の混入が価格の不安定と品質低下であることを工藤長次郎(尾上寛之)から聞かされた素彦は、率先して対策に尽力することに。
民間で製糸工場を経営している星野長太郎(大東駿介)に相談すると「組合を作って品質管理してはどうか」と提案。
折しも、アメリカに渡った新井領一郎(細田善彦)が、現地で会社を作ったとの報告も受け、販路が開けたことを、素彦は実感してゆく。
1877(明治10)年9月24日、西南戦争が終結。
西郷隆盛(宅間考行)は自決。 武士の世の中の終焉へ...。
それからほどなく、素彦の次男・久米次郎(市川理矩)が、美和と素彦とともに過ごすことに。
東京で療養の母・寿(優香)と離れての生活の心細さのみならず、幼少より家の事情に翻弄されてきた生い立ちとあって、武士としての誇りが支えだっただけに、西南戦争終結後に生きがいを失ったかのよう。
美和は心を開こうと苦心するものの、相変わらず頑ななまま。
やがて久米次郎は家出した。
美和と素彦は方々を探し回ることになったが、大雨による土砂崩れで足止めに。
やむを得ず、二人は安全な場所での旅館に宿泊することになって...。
一体どうなるんだろうなあ。
美和と農夫・船津伝次平との出逢いも、後年の2012(平成24)年8月に発売されることになる『日本における近代農学の成立と伝統農法 老農船津伝次平の研究』(内田和義/農山漁村文化協会)も、もちろん気になるところだけど...。
久米次郎を演じる市川理矩が、見どころかなあ。
かつて、さまざまなドラマでの名子役ぶりで、いろいろと魅せてくれたけど、『花燃ゆ』では少しずつ大人の顔になりかかっていて...。
それでも、2013(平成25)年4月9日火曜日より放送のフジテレビ火曜ドラマ『幽かな彼女』での世田谷区立小原南中学校3年2組担任・神山暁(香取慎吾)の受け持ち男子生徒・中島智也の面影を引きずっているかのよう???
現代におけるさまざまな問題を教師と幽霊が解決するというハートフルコメディで、失礼ながら当の本人は特別際立った生徒でないかのよう。
ただ、生と死にまつわる問題、死んでしまった人と生きている人のそれぞれの思い残しと葛藤、何をもってよしとなすのか、いろいろと考えさせられてしまうことが、一番の見応えかなあ。
『幽かな彼女』と『花燃ゆ』、対比しながら注目してみたくなった。
市川理矩の成長ぶりとともに...。
2015-10-10 |
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