花燃ゆ あらすじ ネタバレ 最終回
12月13日日曜日に放送。
美和子(井上真央)は、鹿鳴館での紳士と淑女の踊る姿や立ち振る舞いに圧倒されるばかり。
それでも、伊藤博文(劇団ひとり)と後妻・梅子、井上馨(石井正則)や山縣有朋(永岡佑)らと談笑の後に、安子(田中麗奈)によって令嬢らに紹介されることに。
庶民でも学ぶことが大切と語る美和子の姿に、津田梅子も「素晴らしい」と語りかけてきたとあって、心地良いひとときに。
群馬に戻った美和子と素彦(大沢たかお)には、群馬県の就学率全国1位、生糸の輸出量伸長、前橋への鉄道敷設決定、といった朗報続き。
そして、学び舎を卒業した女性たちの新たな人生に向かって巣立って行く姿を見届けた素彦は、群馬での自身の役目の終わりと群馬の人たちへの継承を理由に、太政大臣・三条実美(上杉祥三)に辞表を提出。
群馬県庁は騒然とするも、権蔵と妻・せい(三田佳子)の取り成しにより、完成間近の「臨江閣」にて盛大な送別会が催される。
美和子と素彦は、皆に惜しまれつつ群馬を去っていくことになった。
萩へと向かう汽車の中で、二人の脳裏には、これまでの歩みと出来事、そして関わってきたあらゆる人たちとの想い出が、よみがえってゆく。
それから時は流れて1892(明治25)年、美和子と素彦は防府にて幼稚園を設立。
さらに1897(明治30)年、素彦が貞宮多喜子内親王の御養育主任を命じられると、美和子も貞宮御付に。
素彦の永眠は、1912(大正元)年8月14日。 享年83歳。
美和子の永眠は、9年後の1921(大正10)年9月7日。 享年78歳。
二人は防府の大楽寺の墓に並んで葬られたという。
これで物語は終焉へ...。
失礼ながら、今までの大河ドラマの流れあって、歴史上の高名な著名人を採り上げるのには、限界を実感したからなのかなあ、物語の語り部としてのほぼ無名の主人公から見た、歴史上の高名な著名人の群像劇でないと、制作しづらくなってきているんだろうか...。
しかも、駆け足で走り続けてしまったかのよう...。
それでも、演じていた俳優は悪くなかった。
改めて、演じていた俳優を思い浮かべながら、一通り目を通してみようかなあ。
文そして美和さらに美和子としての歩みに関して...。
2014(平成26)年9月16日日曜日発売の『吉田松陰とその妹 文の生涯』(不破俊輔/明日香出版社)には、文の目から見た「幕末から明治への歴史の獰猛な流れ」、そしてその急流のなかで、「組織や人はどう動くのか」が...。
同年12月16日火曜日発売の『三人の志士に愛された女 吉田松陰の妹』(原口泉/幻冬舎)には、吉田松陰、久坂玄瑞、楫取素彦の生涯を見届けた、知られざる「女の一生」が...。
2015(平成27)年1月5日月曜日発売の『乙女の松下村塾読本 吉田松陰の妹・文と塾生たちの物語』(堀江宏樹・滝乃みわこ/主婦と生活社)には、幕末の志士たちの秘められた30のエピソードが...。
小田村伊之助そして楫取素彦としての歩みに関して...。
2014(平成26)年12月20日土曜日発売の『松陰の妹二人を愛した名県令・楫取素彦-松下村塾を支え富岡製糸場を救った群馬の恩人』(大野富次/日刊工業新聞社)には、自叙伝としての流れ...。
2015(平成27)年3月12日木曜日発売の『至誠の人 楫取素彦』(畑野孝雄/上毛新聞社)には、その波乱に満ちた生涯に光を当て、知られざる人となりを浮き彫りに....。
本放送より深みが増すはずだろうなあ。
この国の将来を信じて駆け抜けた多くの志士たちのために、祈りを捧げて...。
2015-10-28 |
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