真田丸 あらすじ ネタバレ 第9回
「取引」
3月6日日曜日に放送。
あの本能寺の変から2ヶ月後の東国の覇権争いでは、昌幸(草刈正雄)の狙い通り、上杉軍との戦いを避け南下した北条軍により、甲府に入ってた徳川軍をすかさず包囲。 窮地に立たされた徳川家康(内野聖陽)は、新府城を拠点に巻き返しをはかるが、それも上手くは運ばない。
見かねた家臣・本多正信(近藤正臣)は、かつての武田家臣の有力者を味方につけてはどうかと提言。 すなわち昌幸の取り込みだった。
そして、北条軍と徳川軍は激突へ向かいつつあった。
一方、家臣の反乱に備えて越後に戻って来た上杉景勝(遠藤憲一)は、北条氏に寝返った昌幸を許せないが、弟・信尹(栗原英雄)は信用。
それでも、上杉家臣・直江兼続(村上新悟)は信尹を疑いの目。 ある罠を仕掛けるも、すかさず察した信尹は、隙を見ていち早く逃亡する。
ほぼ同じく、昌幸の元には北条氏からの書状が...。
徳川氏との戦に加わるよう記されているものの、昌幸には小県の国衆たちをまとめるべき時ゆえに、戦どころではない。
そして、真田屋敷では、国衆・出浦昌相(寺島進)や家臣・高梨内記(中原丈雄)とともに軍議へ...。
昌幸は国衆の寄合による国づくりを思い描いているが、昌相や内記は昌幸に治めてもらいたいとの想い。
昌幸の意志の強さを察した昌相は、真田氏の次ぐ勢力の反真田の急先鋒・室賀正武(西村雅彦)との取り次ぎ役を引き受ける。
昌幸たちが野望を語る反面、信繁(堺雅人)は自分の計画のために春日信達(前川泰之)を騙し殺した昌幸への軽蔑の気持ちに...。
そんな信繁の様子に気付いた昌相は、春日も我らも必死であること、騙された方が負けであることを諭す。
その翌日、昌幸は信幸(大泉洋)、内記、出浦を引き連れて正武の元を訪ねた。
当初こそ誰にも従わず国衆のみで信濃・上野を治めるという考え自体愚かだと断言する正武だったが、信濃を余所者に渡したくないという強い想いの一致あって、北条氏への裏切りに同調することになった。
その頃、真田屋敷で留守を預かる信繁は、一行との同席を許されず落胆したまま。
励まそうときり(長澤まさみ)は饅頭片手に話しかけるも、信繁は何も言わずに出ていく。 梅(黒木華)に逢い元気を貰おうと、堀田作兵衛(藤本隆宏)の家へ。
ところが、収穫物を狙った隣村の者たちに襲撃され返り血に染まった作兵衛の姿に驚かされる。
作兵衛から昌幸が信濃を治め揉めごとがなくなることへの期待を打ち明けられて、重く受け止めた信繁は、梅と二人きりになり、互いに想うことの語り合いへ。
梅からは、信達 には申し訳ないながらも、戦をしなくて済んだことと、信繁が戦に行かずに済み安心した気持ちを打ち明ける。
梅の言葉あって、信繁は心の雲も晴れて、自分にとって梅はなくてはならない存在だと確信し、梅にもそう告白。
その夜、信繁は心地良く真田屋敷に帰り着くと、何と壁にはきりが叩きつけた饅頭が...。
それからしばらくした後、居室に戻った信繁は、きりが再び励まそうと改めて饅頭を持ち込んで待っていたことに驚かされて...。
しかし、梅と話した信繁がすっかり元気を取り戻していたことを知るなり、きりは内記に言われて来ただけだと強がるも、信繁の発した心無い一言に逆上。 壁には再び饅頭が...。
昌幸と正武は、真田屋敷に国衆たちを集め、皆で信濃・上野を治める事を提案。 しかし、誰もが大名の顔色を窺い、中々賛同が得られない。
国衆たちと正武が帰った後、昌相は昌幸が大名になることを再び勧めた。
果たして自分に信濃をまとめる力があるのかと、ひとり武田信玄の肖像画問いかける昌幸の元に、徳川氏から手を結びたいとの書状が...。
昌幸も大名を目指す決意を固めた。
ただ、心から手を組む気など毛頭ない反面、信濃・上野を治めるまでは家康を利用しようとの策から、信尹を家康の元に向かわせる。
家康に対面して早々の信尹は、真田家が加勢する条件を提示。
諏訪の領地をもらう。
2000貫文相当の甲斐の所領。
上野国の沼田領を真田の物と認める。
すべて家康の弱みに付け込んだ強気の要求に猛反発する本多忠勝(藤岡弘、)を抑えて、家康は真田家が味方についてくれるなら安いものだと、その条件を承諾することに。
ただ、この"沼田領安堵問題"が、のちに家康と昌幸の間に大きな亀裂を生むことになると意識しないまま...。
北条家には真田家の裏切りが伝わり、氏直(細田善彦)はすぐに兵を差し向け制圧を考えるも、父・氏政(高嶋政伸)が押しとどめて、徳川氏との戦に専念する方針へ。
ただ、この判断がのちに北条氏の運命を狂わせることになると意識しないまま...。
真田屋敷では北条軍との戦に備え軍議が開かれる。
北条軍の要である内山城を押さえ、信濃への攻め口を塞ぐという定石の案でまとまりかけるも、信繁のみ異議。 もし、内山城で戦えば、激戦となり味方の被害も大きくなるとして敵の兵糧の補給路を断つ方が上策。 すなわち碓氷峠から小諸を通る補給路を封鎖すれば、いっさいの物資が届かず、北条軍は孤立して飢えるのみゆえ、無駄に味方の命を損なわず勝てるという算段を提示。
この信繁の戦術によって徳川軍は息を吹き返し、数に勝る北条軍を圧倒するも、追い詰められた氏政は徳川軍に和睦の申し出へ。
戦線を押し返したとはいえ先には北条の大軍の控え、頼みの綱の織田方からの援軍の気配のなさとあって、家康は和睦を受け入れる。
昌幸が北条氏と縁を切った、わずか10日後のことだった。
この和睦により、信濃国と上野国は、徳川氏と北条氏で分け合うあうこととなり、両軍激闘の隙に信濃統治を目指す昌幸には大誤算の結果となってしまった。
碓氷峠か...。
あの戦国乱世真っ只中においては、現在でいう補給路の生命線そのもの...。
あれから長きにわたる波瀾万丈と紆余曲折を経ての、碓氷峠を境とした群馬県側と長野県側ともなれば、ついつい想いを馳せてしまうもの。
まず、2013(平成25)年8月21日水曜日発売のDVD『碓氷峠の鉄路よ永遠に... 平成9年秋に廃止となった信越本線・横川ー軽井沢間の記録』...。
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碓氷峠周辺の人たちと食への愛着、永遠であることを祈って...。
2016-01-20 |
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