真田丸 あらすじ ネタバレ 第10回
「妙手」
3月13日日曜日に放送。
徳川氏と北条氏の和睦により、信濃・上野の覇権を賭けた戦は一旦収束し、ようやく落ち着きをみせた徳川家康(内野聖陽)だが、まだやっかいな問題が一つ。
あの亡き信長の葬儀で、あたかも自分が喪主であるかのようにふるまっていた西の羽柴秀吉(小日向文世)が、織田氏の頂点に君臨する気いっぱいで、気が気でない。・・・そのうち何か仕掛けてくるであろう。
見かねた家臣・本田正信(近藤正臣)は、今はまだ雑魚に過ぎないかのような真田昌幸(草刈正雄)にも注意を払うべきであること、さもなければやがて脅威であろうと、家康に忠告する。
そこで家康は、昌幸を一度呼び寄せようとするが、昌幸は自ら出向かず、信幸(大泉洋)・信尹(栗原英雄)・信繁(堺雅人)を浜松城に送り込む。
家康は昌幸が来なかったことを不満に思いつつも、北条氏との戦での真田氏の尽力に対する感謝を伝える。
家康の思いを受けた信幸は、上杉領と徳川領の境目の虚空蔵山城を拠点に、上杉景勝(遠藤憲一)が信濃の支配の恐れを進言し、虚空蔵山城の正面に当たる海士淵に新しい城を築き、上杉の侵攻に備えるべきとの提案。
真田家のための築城に難色を示しつつも、家康は正信からの助言あって承諾。
ところが、家康からは沼田領の貰い受けという交換条件。
沼田領は、先の戦で北条軍を退けたら、という条件で安堵を取り付けた地だけに、これが北条に渡ってはたまらないと信尹は激しく反発。 沼田城と岩櫃城の安堵の約束の履行を求めるも、家康は記憶の曖昧さを楯にして、結局話は平行線のまま。
信尹は一旦持ち帰って昌幸と相談すると申し出、結論は持ち越しとなった。
特に信幸は、家康との交渉の難しさゆえの気疲れと、隣にいた本多忠勝(藤岡弘、)からの威圧感で、心身の消耗は激しかった。
後年に、信幸と忠勝とは意外にも、長きにわたって関わり合いを持つことになると、知る由もないまま...。
家康の側室・阿茶局(斉藤由貴)は、徳川氏が集めた人質のなかに昌幸の母親・とり(草笛光子)がいるという事を知り家康に伝える。
これからの真田家との駆け引きを意識した家康は、その晩の宴の席でとりを真田に返す約束。
真田氏の忠誠心向上と沼田領の件を優位に進めるための策だった。
とりが徳川氏の人質だったことを初めて知った信幸は、無事を喜んだ。
真田屋敷に戻った信幸は、早速昌幸に報告。
昌幸は、家康の海士淵での築城の約束を理由に、沼田領譲渡の決断を下したが、真田家のために支配を任されていた昌幸の叔父・矢沢頼綱(綾田俊樹)の意志は頑ななまま。
しかも、明け渡しを要求してきた北条の使者を、頼綱は斬殺してしまった。
激高した北条軍はすぐに攻め込むも、頼綱軍からの必死の反撃で沼田城には近づけない。
昌幸は叔父を助けたいが、今は北条と手を組む家康についている身の上。
もし、頼綱に援軍を送れば、間接的に家康に逆らったことになってしまう。
そこで昌幸は、知恵を働かせて裏切ったばかりの上杉氏を調略するよう、信繁に言いつける。
失敗が続いていた信繁だったが、父に大仕事を任されて嬉しく思い、その気持ちを梅(黒木華)に話したところ、驚くことを伝えられる。
なんと梅のお腹の中には、信繁の子が宿っているという。
信繁は、梅の肩を抱き寄せると、必ずこの大仕事を成し遂げると誓った。
信繁は景勝(遠藤憲一)のいる春日城を訪れた。
まずは、春日信達(前川泰之)を調略するために、信尹の息子と名乗っていたことを詫びるが、上杉を裏切ったことに怒り心頭の直江兼続(村上新悟)は即刻斬り捨てようとの勢い。
辛うじて景勝に宥められてまずは話を聞くことになったところ、信繁は徳川氏が築いている上田平の城について話し始め、城が完成したら、そこには真田氏が入り、その城を拠点に上杉氏の虚空蔵山城攻略の旨を家康には伝えるも、それは表向き。 すなわち徳川軍に備えるための城であり、真田家は徳川家に仕える気など毛頭ないとの釈明。
さらに信繁は、信濃の小県に加え、上野の沼田の領地、正々堂々と戦で勝ち取った土地を、北条家と徳川家が勝手に分配したこと。すなわち武士としての誇りを貶められたから、取り返したいと主張する。
かねてより武士の誇りを第一とする武将・景勝は感動。 察した信繁は、上杉軍との戦芝居を依頼。
具体的には、真田軍を虚空蔵山で上杉軍が撃退。 「勢いに乗った上杉軍が、次は上野の北条軍を攻めるらしい」という噂を流せば、それを耳にした北条軍は沼田城どころではなくなり撤退するはずである、と。
景勝は成敗を覚悟で単身乗り込んだ信繁の勇気に免じて、受け入れることとなった。
虚空蔵山城で、真田軍と上杉軍の戦芝居。
双方がほら貝や銅鑼を派手に響かせ、鳴り物合戦が繰り広げられ、信繁と兼続が目配せしたのを合図に、真田軍が武器を納めての撤退を見て、上杉軍は勝ちどきを上げる、といった流れだった。
真田軍が上杉の虚空蔵山城を攻め、返り討ちにあったという噂はすぐに各地に広まり、家康や北条氏の耳にも届いた。
上杉の侵攻を防ぐため家康は海士淵の城の完成を急がせ、北条氏は沼田城から一時の撤退を決断へ。
信繁の策は見事に当たり、一人の死者も出さずに北条を撤退させることに成功。 急ぎ足で凱旋、直ちに喜びを梅に伝える。
そして、妻になってほしいと告白。
梅は喜んで受け入れた。
数日を経て、沼田領に関して真田家を説得してほしい旨の記された北条氏からの書状が、家康の元に届いた。
が、当の本人は、もし秀吉はじめ西側が攻めてきた時の敵味方に関する思案でいっぱいで、東側に目を配る余裕がない。
そんな家康を見て正信は、西に専念できるためにも、まず先に東の憂いを除去すべきとの助言。
正信の狙いは、昌幸暗殺だった。
今後の長引く駆け引きを暗示させるかのような真田家と徳川家の動向か...。
それぞれが抱く正義というものに想いを馳せつつも、じっくりと味わってみたくなった。
後年、江戸幕府重役への出世を確約された城主の居城として、出世城として名高い浜松城への想いを馳せつつも...。
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2016-01-25 |
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