真田丸 あらすじ ネタバレ 第28回
「誤解」
7月17日日曜日に放送。
拾が生まれてから段々と居場所を失い不安に駆られる秀次(新納慎也)は、何と関白の座を放棄。 下級武士の装いで大坂城の蔵に潜伏。 身を案じたきり(長澤まさみ)が内緒で寄り添い、叱咤激励する日々へ...。
秀次失踪の知らせを聞いた信繁(堺雅人)は、秀吉(小日向文世)の耳に入る前に大谷吉継(片岡愛之助)に知らせるべく伏見城に向かった。
伏見城では信幸(大泉洋)が普請の手伝いの真っ只中。 信幸に聞いたところ吉継は体調不良で屋敷に戻ったとのこと。
信繁は急いで吉継の屋敷へ向かう。
再会した春(松岡茉優)曰く、朝鮮より帰ってきて以来、具合を悪くしているらしい吉継はただの風邪だと言い張るも、秀次失踪の件を聞くなり身を起こし、すぐに聚楽第へ...。
信繁は、ある心当たりから大坂へ...。
信繁の訪ねた先は、大坂城内のきり。 案内されて、秀次を発見するなり、聚楽第に帰そうと説得。
しかし、蔵の外から拾を「関白殿下」と呼んで遊ぶ茶々(竹内結子)の声が聞こえてきて、秀次は絶望的な気持ちに...。
その後、信繁は京の真田屋敷に秀次を連れていき、信幸と薫(高畑淳子)と稲(吉田羊)に会わせた。
その際、話の流れで、薫の父の菊亭晴季が秀次の妻の父、つまり舅であることを知った薫は、慌ててしどろもどろに...。
稲は薫が公家の出自でないと悟り、徳川家康(内野聖陽)に文を書こうとするが、それをこう(長野里美)が制して...。
稲はその様子から、こうが信幸の前妻ではないかと詰め寄るが、どちらであろうと真田家を守るだけだと断言される。
この時の秀次の務めは、吉継の取りはからいで全て延期されており、表向きは病とされる中、そろそろ秀吉に真実を話した方が良いと考える小早川秀俊に、信繁はもう1日だけ待ってくれと頼み込む。
ほどなく信繁は、秀次の娘・たか(岸井ゆきの)から、父に渡して欲しいとパードレから届けられたある荷物を託される。
とうとう秀吉が、信繁を大坂城に呼び付け。
秀次の失踪が秀吉の耳に入ったと信繁は観念し、覚悟を決して、一旦真田屋敷に戻り秀吉に会うことを秀次に伝えるとともに、たかから預かった荷物を渡す。
包みの中に入っていたのは、聖母マリアが描かれた小さなテンペラ画のセットだった。
死を覚悟した秀次は、その中の1枚をきりに渡すこと、側室の話のない旨を伝えるよう信繁に頼んだ。
秀吉のもとを訪れた信繁の待ち受けていたのは、意外にも上機嫌の秀吉の姿...。
和泉国・堺の伝説的貿易商人・呂宋助左衛門(松本幸四郎)から南蛮渡来の壺を献上されて喜んでいるよう...。
呼び出しは、秀次の失踪発覚ではなく、信繁に吉継の娘・春を娶らせようとしてのことだった。
信繁は父に相談するので時間がほしいと秀吉に答え、その場は収まりかけた。
ところが、その直後、秀俊が三成(山本耕史)に告げ口。 ついに秀吉が秀次の失踪を知ってしまう。
怒る秀吉を寧や茶々が諭し、思いやりをもっての秀次との話し合いの方向ヘ...。
しかし、すでに秀次は真田屋敷を離れ高野山へ...。
高野山には信幸も一緒に赴いており、自分も父をはじめ家族に振り回されていることなど腹を割って話し合った。
秀次は信幸たちに官位を授けたのが関白としての実績の一つだと語り、官位を返上する事のないよう念を押す。
これまでに信繁のおまけで官位を授かったと聞かされていた信幸は、秀次の思いやりに心から感動。 素直に信繁に感謝する。
一方の秀吉は、秀次を1ヶ月ほど謹慎させてから高野山より連れ戻す心積もりに...。
しかしながら、悲しいことに間もなくして、秀次は秀吉の怒りが収まったと知らないまま、高野山にて自害。
1595(文禄4)年7月15日。 享年28歳。
秀吉は情けを踏みにじられたと激昂。 即座に秀次の首を三条河原に晒し、妻・子ども・側室・侍女に至るまで30人以上の処刑を断行。
ただ、不幸中の幸いか、たかだけは聚楽第の一室に隠れ、難を逃れていた。
即座に信繁は、たかを側室に迎えることを条件に、春との婚儀を受ける。 秀吉からは何とか承諾された。
同時に、秀吉の心変わりを恐れ、信繁は万一の備えとして、たかの身を呂宋助左衛門に託すことに...。
世に言う、"秀次事件"の成りゆき...。
あの千利休切腹に続く、豊臣家の悲劇...。
まず、2015(平成27)年2月25日水曜日発売の『人物叢書 新装版 豊臣秀次』(藤田恒春/吉川弘文館)に、目を通すのはもちろん....。
2014(平成26)年8月12日火曜日発売の『歴史群像 デジタルアーカイブス 「千利休・豊臣秀次」 事件の真相』(宮本義己/学研パブリッシング)...。
2015(平成27)年3月19日木曜日発売の『歴史群像 デジタルアーカイブス <豊臣秀次と戦国時代> 魔道に堕ちた文の君 豊臣秀次』(上田滋/学研パブリッシング)...。
あらゆる複合要因を知るためにも、一通り目を通してみるか...。
秀吉の懐刀の一人とされる千利休の素顔に目を通すことはもちろん、"殺生関白"の俗説ゆえ長きにわたって揶揄されることになってしまった秀次の悲劇のいきさつ、しっかりと確認するためにも...。
ただ、本来の高野山は、2015(平成27)年6月20日土曜日発売の『心を整える 高野山のお経 CDブック』(高野山一乗院/アスコム)のように、聞くとストレスや悩みがふっと軽くなると言い伝えあるお経の大切にされ続けてきた聖域。
想いを馳せつつも、味わってみるか...。
名水として名高い和歌山県高野山麓の純水でじっくり煮出した【有機 ルイボスティー ペットボトル 500mlX24本】を...。
ごま豆腐発祥の地としての【紀州高野山 大覚総本舗 ごま豆腐詰合せ [白ごま豆腐130ｇX6本、ゆず入ごま豆腐130ｇ(たれ付)X6本]】を...。
高野山中腹・標高400mの天野で育つ天野米【和歌山県産 金芽米 無洗米 4.5kg】を...。
心に沁みるだろうなあ。
2016-06-05 |
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