真田丸 あらすじ ネタバレ 第44回
「築城」
11月6日日曜日に放送。
思わぬところから出た反対で作戦を白紙に戻された幸村(堺雅人)は、大坂城の図面を広げ熟考。 籠城戦しかできない以上、なんとかしてそれで活路を見い出すしかないとの覚悟。
たしかに、鉄壁に見える大坂城の守りとして、西には海の広がり、東と北には川の流れてゆえの、天然の防壁。
しかし、南には敵を遮るものがない。
幸村はかつての昌幸(草刈正雄)のように碁石を図面に置くなり、自分が徳川なら間違いなく南に本陣を置くと予想。 それゆえ、南の守りとして出城を築くことが妥当と判断。
翌朝、作兵衛(藤本隆宏)と佐助(藤井隆)が、幸村の元に到着。
仮とはいえ亡き梅(黒木華)との長女・すえ(恒松祐里)が祝言をあげたことを聞き、感慨深い気持ちになる幸村だったが、徳川方の兄・信之(大泉洋)が長男・仙千代(広田亮平)と次男・百助(大山真志)とともに参戦していると聞き、ほろ苦い気持ちに...。
その落胆の間もなく、大野治長(今井朋彦)に出城の案を伝えた幸村は、又兵衛(哀川翔)からも同じことを考えていると言われ、気になって尋ねたところ、砦を目にすれば誰だって攻めたくなる人間の性が狙いゆえに、思いっきり暴れてやると、威勢いい。
しかし幸村は、又兵衛の表情の裏に隠されている"玉砕"という真意を確信。
幸村からの勝つための出城として考えた策を、又兵衛に語り始めたところ...。
・まず出城の前に空の堀を掘っておく。
・手柄が欲しい敵勢はそこに突っ込んでくるので、逆茂木と乱杭を設置しておく。
・これで敵は前進しにくくなり、後ろから来た兵に追いつかれ身動きが取れなくなる。
ほかにも誘い道や鉄砲隊を2列に配置し弾込めの時間の無駄をなくすなど、徹底的に練り込まれた戦略に、又兵衛の目は輝き、幸村と微笑み合う。
次に、幸村はほかの五人衆と木村重成(白石隼也)を集め、それぞれの配置と役割を説明。
幸村は6千の兵とともに出城を...。
重成は8千の兵とともに平野口を...。
長宗我部盛親(阿南健治)は5千の兵とともに八丁目口を...。
明石全登(小林顕作)は4千の兵とともに木津川口を...。
又兵衛は遊軍として縦横無尽に...。
毛利勝永(岡本健一)は天神橋にて北の守りを...。
この布陣に全員が納得し、豊臣秀頼(中川大志)も絶賛した。
しかし、大蔵卿局(峯村リエ)と織田有楽斎(井上順)は、戦略の肝である幸村の出城に不信感...。
兄・信之が徳川方の家臣ゆえ、幸村の徳川方への内通を疑い、陣立てのやり直しを厳命。
特に、不信感で凝り固まった大蔵卿局は、牢人たちが要所を守ることにも難色ゆえに、治長や重成が取り成すも、全く聞く耳を持たない。
それを伝え聞いた幸村たちは絶句。 治長が広げた新しい布陣図には、五人衆の代わりに豊臣の譜代衆の名前が記されており、幸村考案の出城はなかった。
嫌気がさした又兵衛、勝永、盛親の豊臣家の見限りを直感し、止めに入り預からせてくれと申し出た幸村は、早速茶々(竹内結子)の元へ行き、自分たちを信じて欲しいと直談判したものの、茶々は危機感に乏しく、問題は解決できそうもない。
悶々とする幸村だったが、自室の前で待ち受けていた治長と重成から、幸村の布陣の採用を伝えられる。
勢いづいた幸村は、出城づくりに取り掛かり始める傍ら、真田勢の鎧兜すべて赤で統一するよう作兵衛に命じる。
かつて最強と謳われた武田軍の武勇の証しとしての"赤"の浸透で、士気を高めるためだった。
数日が流れて、治長の一存で布陣が決まったとは露知らない有楽斎が城内を巡回する中、ふと南の高台を見れば、真田の兵たちが出城づくりの真っ只中...。
まさかと思い各要所に行ってみると、全登、盛親、勝永、それぞれが陣張り...。
すぐに大蔵卿局に伝えられ、秀頼の居室に呼び出された治長は、徳川を討つために幸村を信じ許可したと釈明。
大蔵卿局から叱責される治長を秀頼は擁護しようとするが、有楽斎は認識が甘いとばかりに「あれの父親は、裏切りに裏切りを重ねて、生き残った男でございます」と進言。
しばらくして、有楽斎が治長とともに幸村たちの元にやってきて、出城づくり中止の下知。
幸村は釈然としないながらも、ここでやめればおとがめなしとする秀頼からの仰せを小声で伝えた治長の立場を慮って、受け入れる。
夕方、陣を退去させられた又兵衛と勝永が、大坂城を出ていく心積もりで幸村を誘いに来たが、かねてよりの豊臣家への恩義を重んじる幸村はl拒絶。
その直後、秀頼が治長を連れて現れた。
秀頼は、豊臣家を見捨てない幸村の強い決意への感謝と信頼の旨を伝えて、出城の仕上げを命じた。
そして秀頼は茶々の元へ向かい、堂々とした態度でこの城の主は自分であると告げ、牢人たちの力を借りなければ勝てないと力説した。
秀頼の堂々とした態度には、さすがの茶々も大蔵卿局も反論できなかった。
数日前より、徳川秀忠(星野源)が二条城入り。 父・家康(内野聖陽)の軍勢は全国から京に集まっており、その数総勢30万人超が、ついに動き始める。
京を出た家康軍は大坂の住吉に、秀忠軍は平野に、それぞれ陣取り。
家康軍には錚々たる大名が参加していて、その中には上杉景勝(遠藤憲一)や伊達政宗(長谷川朝晴)の姿も...。
家康は、敵は有象無象の牢人たちであり、われらの勝利は間違いなしと檄を飛ばす。
一方、又兵衛は牢人たちのまとまりの悪さに、不安の強まり...。
しかし幸村は、できあがったばかりの真っ赤な兜を満足げに愛でており...。
幸村は自信満々、関ヶ原での敗戦ゆえに真の戦を身をもって痛感している反面、敵はそれを知らない者たちばかりでこの差は大きい、と...。
そして、ついに出城が完成...。
幸村ら真田勢は全員新品の真っ赤な鎧を身に着けて出城の前に並び、これでようやく城持ちになったと満足げな幸村の横では、作兵衛が真田大助(浦上晟周)とともに、真田家の家紋である六文銭の旗を掲げており...。
内記(中原丈雄)が幸村に城の名前を尋ねたところ、幸村は「真田丸」と宣言、誇らしげに六文銭の旗を見上げた。
いよいよ"大坂冬の陣"...。
そして、あの"真田丸の戦い"か....。
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じっくりと味わいつつ、その時に備えるか...。
2016-10-15 |
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