真田丸 あらすじ ネタバレ 第45回
「完封」
11月13日日曜日に放送。
1614(慶長19)年11月19日。 徳川方の蜂須賀勢が、明石全登(小林顕作)の隊が守る木津川の砦を夜討ち。 不意を突かれた全登らの砦撤退を皮切りに、守備の手薄な砦の相次ぐ狙い討ちへ...。
のちに"大坂冬の陣"と呼ばれる大戦の前哨戦だった。
幸村(堺雅人)は城内に徳川方と通じている者がいるのではとの疑念から、ある人物すなわち織田有楽斎(井上順)に目星をつけ、密かに探りを入れる。
数日を経て、幸村は三の丸で対面した春(松岡茉優)の手を取るなり、戦となったからには決して城から出てはいけないこと、ここで梅(大出菜々子)を守ることが、大切な役目であることを諭す。
ちょうど菓子を届けに来たきり(長澤まさみ)は、二人の深い信頼での結びつきから、声を掛けられぬまま踵を返そうとしたところ、後ろの茶々(竹内結子)からの心中を察しあって、問答無用で明日より侍女になるよう命じられる。
一方の家康(内野聖陽)は、大坂城の南西に位置する茶臼山に本陣。
大坂城の図面の真田丸の記しから、ただの出城と軽んじる秀忠(星野源)を、家康は制した。
非常に大きく鉄砲衆だけでもゆうに千人は入ること。 立地の素晴らしさゆえ、南側は全て見渡せるので隠れて城壁に近づくことは不可能であること。 高台にある真田丸はこちらからは攻めにくく、敵の上からの一斉射撃可能であること。
以上あって真田丸がいかに脅威なのかを忠告する家康は、改めて真田家との因縁を痛感。 どうにか真田丸を陥落させるべく、景勝(遠藤憲一)を秀忠の配下につかせることを決意。
家康は、関ヶ原の戦いの直前で上杉家が楯突いてきたことを根に持っており、景勝を呼び出すなり上杉家安泰と信頼回復の好機として、真田丸攻略を厳命する。
それに伴い、信吉(広田亮平)と信政(大山真志)に出陣を促す書状が...。
茂誠(高木渉)は家康からの試練を痛感し、表情を曇らせる。
後日、京に布陣の信吉らの元に、父・信之(大泉洋)からの書状。 身内同士での争いは避けるようにとの忠告をめぐって、信吉は今こそ我らの忠義を示すべきだと姿勢に反し、信政は叔父とは戦いたくないと漏らして...。
二人のつらい様子から、茂誠と三十郎(迫田孝也)は、佐助(藤井隆)を介し、幸村へ書状...。
書状を目にした幸村自身も、身内とは戦いたくない。
それゆえ急ぐべく、練っていた腹案を、ほかの五人衆と重成(白石隼也)に語ったところ...。
配置に関して...。
•勝永(岡本健一)・・・北
•全登・・・東
•幸村、又兵衛(哀川翔)、盛親(阿南健治)、重成・・・真田丸
翌朝、徳川方の前田勢に対し、こちらからの攻勢...。
秀頼(中川大志)、治長(今井朋彦)に作戦の了承を取った幸村は、徳川への内通者の恐れを告白、情報漏洩に細心の注意を払うこととなった。
そして、12月3日夜明け...。
大助(浦上晟周)や作兵衛(藤本隆宏)ら真田の兵は、真田丸の前方にある篠山という台地に潜伏している。
機を見て、作兵衛が合図。 六文銭の旗を手にした大助が飛び出し、前田勢の前に仁王立ちし、まるでいつぞやの幸村のように、歌いながら旗を振り前田勢を挑発する。
怒り心頭の前田勢が銃撃しながら突進するが、すぐに真田兵は撤退。
目の色を変えて追いかけてくる前田勢を、幸村は真田丸の櫓から注目。
大助が前田勢を引き連れながら戻り、堀近くまで深追いしてきたその時、城内にいた佐助が爆薬点火。
城内からの爆発音に、前田勢は敵の仲間割れと誤解し、さらなる進撃へ...。
しかし、目前の深い空堀に、否応なく足を止めることに...。
この前田勢の勇み足に加え、井伊勢さらには忠直の軍勢も追従し、即座に知らされた家康は、幸村の謀略を痛感。 追撃中止を下知するも、後の祭りだった。
戦況は幸村の描いたとおりに進み、背後からは後れを取るまいと、井伊勢の押し寄せが...。
その時、前田勢は脇道すなわち予め用意された誘い道へ...。
我も我もと誘い道へ入っていく兵たちを見つめながら、櫓の上の幸村は、城壁の内側に構える真田と重成の鉄砲隊へ、一斉射撃の合図。
撃たれた前田勢は次々と空堀に転落。 這い上がるにも逆茂木や乱杭が邪魔になり登れない。 後から押し寄せて来た兵たちの相次ぐ転落も加わって、大混乱に...。
追い討ちをかけるように、又兵衛の鉄砲隊からの一斉射撃と、盛親の隊からの石落とし...。
堪らず逃げ出した敵にも、背後からの相次ぐ銃撃...。
勝利を確信した幸村は櫓から降り、馬に飛び乗り堀の向こう側へ突進。
「我こそは、真田左衛門佐幸村!」
猛然と前田勢への襲撃の勢いを駆って、作兵衛らも群がる敵を次々となぎ倒していく。
これが"真田丸の戦い"だった。
茶臼山から戦況を見ていた家康は、思わず歯ぎしりするだけだった。
景勝は、敵ながら幸村の戦いぶりに感心。
真田丸の方向に向かって、
「日の本一の兵。 真田左衛門佐!」
大声で絶賛した。
真田丸で勝ちどきの上がる中、重成から尊敬の眼差しで見つめられた幸村としては、実際にこの度のような大戦で指揮を執るのは初の経験だっただけに、緊張から解放され、この上ない充実感に...。
かの"真田丸の戦い"も見応え抜群だけど...。
家康に警戒されるかのように出羽米沢藩初代藩主となった上杉景勝の人となりにも、同じくらいの見応えが...。
上杉謙信を家祖とする米沢上杉家2代目で、上杉宗家(重房を初代として)17代目か...。
振り返ること、あの春日山城での人質としての初対面以来の関わりの過程での幸村の人となりに一目置くようになって...。
どうしても敵対したくなかったんだろうなあ。
かの上杉謙信以来の、一連の義を重んじる姿勢は、長年の歳月を経て、現在の山形県米沢市一帯を豊かにしてゆくことになったといってもいいのかもしれない。
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ありとあらゆる恵みに感謝...。
2016-10-21 |
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