貫地谷しほり 戦国乱世 おんな城主 直虎
2017(平成29)年1月8日日曜日より放送開始のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の気になる今日この頃のことだけに、本当に嬉しい知らせ...。
その年2月12日日曜日放送の第6回からの登場となるのか...。
演じるは、主人公・次郎法師(柴咲コウ)との恋の儚く終わってほどない頃に、井伊谷一帯はじめ井伊家安泰の使命を背負う嫡男・直親(三浦春馬)に嫁ぐことになる、井伊家重臣・奥山朝利(でんでん)の娘・しの...。
戦国乱世に加え、大大名・今川義元の強大な影響力の下の巧妙な生き残りを求められるだけあって、早々より周囲から世継を求められるも、なかなか授からない日々...。
しかも、嫡男としての務めにかこつけてか元許婚だった次郎への想いの少々残っていることあって、やや不在がちな直親に対する揺れる心から、寂しさ、嫉妬、張り裂けそうになる役どころらしく...。
本人の語る役どころとしては、やきもち焼きな描写に関して、悲壮感よりもかわいいと思っているのが、なかなか面白いとか...。
それらの実感には、もちろん2005(平成17)年12月12日月曜日発売の『貫地谷しほり写真集 二十歳』(ワニブックス)のような、初々しくかつ素朴な出で立ちが、きれいな髪に印象的な目とふとした横顔やしぐさが、そのまま心地良さを実感させるかのような...。
それから、2009(平成21)年3月26日木曜日発売の『貫地谷しほりフォトブック カンジヤノハナシ』(ワニブックス)での、大人の女になってからの完全撮りおろしフォトととともに語った、過去・現在・未来ありのままにも...。
なお、過去出演のNHK大河ドラマに関しては...。
まず、2007(平成19)年1月7日より放送の『風林火山』で演じた主人公・山本勘助(内野聖陽)のただ一人愛した甲斐国葛笠村の百姓の娘・ミツ...。
1月28日日曜日放送の第4回までの登場だったものの、勘助が高野山で得た摩利支天像をミツの形見として時折想いを馳せる姿や、12月16日日曜日放送の最終回終盤の存命中に勘助へ語りかけた言葉での締めくくり、忘れられなかった。
次に、2010(平成22)年1月3日より放送の『龍馬伝』で演じた、剣術修行の身の上の主人公・坂本龍馬(福山雅治)を慕う江戸・桶町千葉道場の娘・千葉佐那...。
1月24日日曜日より放送の第4回より登場し、可憐な外見とは裏腹の剣の腕の強さゆえの"千葉の鬼小町"ならではの、凛とした立ち振る舞いから始まって、龍馬との関わりとともに、その飾らない人柄に次第に想いを寄せるようになる、心情と表情の変化、なかなかのものだった。
そして、2013(平成25)年1月6日日曜日より放送の『八重の桜』で演じた、ヒロイン・新島(山本)八重(綾瀬はるか)の幼なじみ・高木時尾...。
明治維新直後の戊辰戦争の激戦地のひとつとなった会津戦争での鶴ヶ城籠城戦を、八重とともにする日々。 敗戦後に北海道に渡っての、新選組副長助勤・斎藤一改め藤田五郎(降谷建志)との出逢いと関わりと同居生活を経ての結婚。
時代の激変に伴う、容姿と立ち振る舞いの変化と歩みもしかり。
いずれの役どころも、旧き良き日本女性の佇まいで、芯には強いものが秘められており...。
もちろん、現代劇においても、通じるものが...。
そう、2007(平成19)年10月1日月曜日より放送開始のNHK朝ドラ『ちりとてちん』で演じたヒロイン・和田喜代美ならではの喜怒哀楽にも...。
幼少より日頃から悲観的で妄想癖のありながらも、落語好きで福井県南部の若狭地方の小浜市での数少ない若狭塗箸名職人の祖父・正太郎(米倉斉加年)の愛用のテープに導かれるかのように、「上方落語界の四天王」と名高い落語家・三代目徒然亭草若(渡瀬恒彦)に師事し、出身地にあやかった徒然亭若狭としての落語家人生のように...。
加えて、2015(平成27)年1月26日月曜日から3月16日月曜日まで(TBSでは2015(平成27)年1月28日水曜日から3月18日水曜日まで)全8話放送のSeason 1。
2016(平成28)年1月18日月曜日から3月7日月曜日まで(TBSでは2016(平成28)年1月20日水曜日から3月9日水曜日まで)全8話放送のSeason 2。
すなわち、峰なゆか原作・北川亜矢子脚本のMBS制作・TBS系列深夜ドラマ『女くどき飯』シリーズでの、30歳の誕生日を控えて結婚に焦りを感じ始めていたフリーライター・神林恵の連載企画での初対面の男性たちとの外食デートを通して、理想の男性を追い求めるグルメコメディのように...。
改めて、これまでを振り返ってみると...。
1985(昭和60)年12月12日生まれの、東京都荒川区出身。
「貫地谷」という名字は大変珍しく、本人の家族及び親戚合わせても全国で6世帯しかないとのこと。 うち大半は父親の実家のある広島県に。 競艇選手の貫地谷直人(登録番号4097)とは二従兄妹の関係。
「しほり」とは、母がファンというサザンオールスターズの名曲「栞(しおり)のテーマ」にちなんだ名前。 誕生当時は人名に漢字の「栞」を使用できず、かな表記が好ましいという姓名判断をうけ「しほり」での届出に。
芸能界入りは、中学生の時に新宿駅のホームでのスカウト。
伊藤正次演劇研究所(現:Ito M スタジオ)の研究生として演劇の指導を受けて、アジア・ビジネス・パートナーズ所属ほどない2002(平成14)年2月16日土曜日より公開の映画『修羅の群れ』での主人公である関東随一の巨大組織の首領・稲原龍二(松方弘樹)の娘・秋子役でデビュー。
本格的に脚光を浴び始めたのは、2004(平成16)年9月11日土曜日より公開の矢口史靖監督・脚本の青春映画『スウィングガールズ』で演じた、東北地方の山河高校のビッグバンドジャズのトランペット・斉藤良江の好演で、トランペットが特技に。
かの名実ともに国民的人気を不動のものにしたNHK朝ドラ『ちりとてちん』で共演した渡瀬恒彦からは、「女優になるために生まれたような子。 頭が良いし、体も神経もタフだし、感受性が豊かで表現が的確。 私のライバルです。」との高評価を獲得。 着物の着付けも新たな特技に。
なお、ラッキーナンバーへのこだわりは、本人の誕生日が12月12日であることを由来。
今後もかねてからの可憐さはもちろんのこと、ますます深みを増してゆくだけに、気になってしまう。
先の気になった一連の作品、合間を見て、一通り目を通してみるか...。
この度の『おんな城主 直虎』での役どころに、想いを馳せるために...。
そう、戦国最強の精鋭部隊「井伊の赤備え」を組織し、のちの徳川家康(阿部サダヲ)の天下取りに大きく貢献、すなわち「徳川四天王」の一人として讃えられることになる、虎松のちの井伊直政(菅田正暉/寺田心)の母としてのたくましさに...。
ますます磨きがかかることになるんだろうなあ。
2016-11-30 |
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