新垣結衣 星野源 ラブコメ 逃げ恥 DVD Bl
求めたがっている人たち、かなり多いだろうなあ。
新垣結衣演じる森山みくりと星野源演じる津崎平匡といったメインカップルの、ネガティブな現代人ならではの、かなり面倒くさい性格に注目してしまうために...。
やはり、先行きの見えにくい時代ゆえか、結婚や労働、離婚やリストラ、親子関係や上司部下関係、誰もが抱える問題が場面のあちこちに存在して、考え方や身のこなし方など、(極めて良質な)生きぬくヒントを求めたがっている人たちは多いもので...。
その人たちの気持ちが後押ししているからか、ドラマにおけるありとあらゆるパロディは、近未来の現実を予測(?)するかのようで、なかなかの悲喜劇といったところ???
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの創作童話かつ5番目の作品として1848(嘉永元)年発表の『マッチ売りの少女』。
長谷川町子の1946(昭和21)年4月から1974(昭和49)年2月まで執筆の家族漫画で 1969(昭和44)年10月5日日曜日より放送のフジテレビ人気家族アニメ『サザエさん』。
スイスの作家ヨハンナ・シュピリ(またはスピリ)の1880(明治13)年から1881(明治14)年まで執筆の児童文学作品であり、1974(昭和49)年1月6日日曜日から12月29日日曜日まで全52話放送のフジテレビ日本アニメーション世界名作劇場『アルプスの少女ハイジ』。
1976(昭和51)年2月2日月曜日より放送開始以来、安定した長寿番組となったテレビ朝日トーク番組『徹子の部屋』。
1995(平成7)年10月4日水曜日から1996(平成8)年3月27日水曜日までのテレビ東京系列人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。
1994(平成6)年4月19日火曜日より放送のテレビ東京系列鑑定番組『開運! なんでも鑑定団』。
2002(平成12)年4月28日日曜日より放送のテレビ朝日系列建築情報・ドキュメンタリー番組『大改造!! 劇的ビフォーアフター』。
1989(平成元)年10月2日月曜日より放送のTBS報道番組『NEWS23』。
1998(平成10)年4月5日日曜日より放送のMBS制作人間密着ドキュメンタリー番組『情熱大陸』。
2010(平成22)年3月29日月曜日より放送のNHK Eテレ・ミニ番組『Eテレ 0655・Eテレ 2355』。
そして、この年大好評だったNHK大河ドラマ『真田丸』までも...。
並行して、江戸幕府第ニ代将軍・徳川秀忠を演じた星野源も、主人公・真田幸村(堺雅人)に仕える忍び・佐助を演じた藤井隆も、素顔としても役どころとしても、してやったりといったところ???
改めて振り返ること、10月11日火曜日から12月20日火曜日まで全11話放送のTBS火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の放送が、つい先ほど終了して...。
かの物語は、大学院を出ながらも就職難で派遣社員になった25歳の森山みくりは、いわゆる派遣切りに遭い、無職の身に...。
求職中の娘を見かねた父・栃男(宇梶剛士)の尽力あって、家事代行サービスを利用していた元部下で、IT企業・3Iシステムソリューション勤務の35歳の"プロの独身"こと津崎平匡が折りよく代行の会社を替えようとしていたところを頼み込んで、みくりに週1回の仕事が舞い込むことになって...。
当初こそ気難しい性格で、あまり他人に構われることを好まない平匡は、みくりとの適度な距離感を保って良好な関係を築いてゆくものの、みくりの両親の定年を機に田舎へ引っ越すという願望の実現あって、現状を維持したいみくりから平匡への「就職としての結婚」すなわち「事実婚」の持ちかけへ...。
雇用主=夫、従業員=妻という雇用関係...。
その提案にメリットを感じた平匡は了承、2人は「契約結婚」へ...。
妄想癖が少々あり自身の現状を、先の『徹子の部屋』や『情熱大陸』などに妄想するみくりの面白おかしさの見応えは、もちろん...。
35年間、彼女のいたことがない"プロの独身"ならではの平匡の超真面目で曲がったこと大嫌いな潔癖症ぶりと、異性を意識してしまうとカチコチに身体を強張らせる不可解な言動の面白おかしさ...。
新しい 「結婚」 の形、そして 「仕事」 について考えさせられるとともに、個性豊かな登場人物たちとの人間関係も交え、笑って泣いてキュンとする社会派ラブコメディの展開は、ある意味時代を先取りしている???
もう一つ忘れてはならないのは、みくりの伯母すなわちみくりの母・桜(富田靖子)の姉である外資系化粧品会社・ゴタールジャパン勤務の49歳独身のキャリアウーマン・土屋百合(石田ゆり子)と、平匡の後輩で自身の時間を大切にする32歳独身・風見涼太(大谷亮平)との大人の上質な恋愛ストーリー...。
中でも、涼太が人前でつい涙をこぼしてしまった百合のことを“大人の壁ドン”で、周りの目から百合を隠し、さらに涼太自身もまた、百合の泣き顔を見ないように視線をそらす素振りは、まさにドキドキもので...。
この年の差カップルの方が、よほど正統派ラブストーリー...。
以上の対比の反動あってなのか、あの「ムズキュン」「恋ダンス」などのトレンドワードを生み、この年2016(平成28)年を代表する人気ドラマとなって、放送終了後にはヒット作の証ともいえる"逃げ恥ロス"の声がSNS上に殺到して...。
とにかく、翌年2017(平成29)年3月29日水曜日のDVD/Blu-ray発売が、待ちきれないや。
となれば、かの社会現象はまだまだ続く予感が...。
極めて人間的な、人間の内面の描写、心情の移り変わっていく様子など描かれていて、共感しやすかったし...。
大切にしたい。
2016-12-20 |
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