おんな城主 直虎 あらすじ ネタバレ 第14回
「徳政令の行方」
4月9日日曜日に放送。
百姓たちは祝田村の神社の禰宜への相談。 その上で、直ちに今川家への徳政令直訴へ。
直虎(柴咲コウ)は唖然。 方久(ムロツヨシ)は冷静沈着に語りかけ。 徳政令が出れば、どうなるのか、と。
直虎は予測。 もし、実現ならば、瀬戸村と祝田村の民は喝采、そのまま今川家への忠義の尽力の高まりを口にした途端、顔面蒼白に。
すなわち、政次(高橋一生)による民の訴えを装った乗っ取りの直感。
すでに政次は、二つの村の領主である新野家の娘と、虎松(寺田心)の母・しの(貫地谷しほり)に先手を打っていた。
しのからは、虎松の後見委任ならば、村返上の旨の念書が...。 今川方からは、徳政令の井伊家への下知の朱印の書状が...。
加えて、中野直之(矢本悠馬)や奥山六左衛門(田中美央)までもが...。
次の評定の場にて、直之は声高に主張。 瀬戸村と祝田村の返上と、方久の家臣からの除名がなければ、直虎を領主とは認めない。それは、自身と六左衛門そして新野の三人の総意であること。 すなわち、虎松の後見は政次が適任であることも...。
直虎は直之らの本気を痛感。 領地復元と百姓たちの不満解消実現においては、政次が頼もしいと言わんばかりの直之からの詰問の続く中、政次が書状を手に現われて...。
政次は、今川家からの徳政令発布の下知の書状を直虎に渡しつつ、淡々と速やかな発布の願いを伝える。
緊張のまま書状に目を通し終えて、直虎は困惑を装いつつも、方久と南渓(小林薫)との三人による、予め熟考を重ね練り上げた芝居を突然始めて...。
直虎が発布の意志を装いつつ、弱々しい素振りの方久に視線を送ると、素姓知れずの若輩者の所有自体、皆納得できないゆえに、瀬戸・祝田の両村を龍潭寺に寄進したと、方久は告白...。
政次は一瞬の動揺。 直虎は察するなり、袂から今川家の『仮名目録』の取り出し。 寺の領地に関して"守護不入"の記載であることを掲示して...。
政次は直虎を睨みつけつつ、今川家からの下知の拒絶として牽制。
直虎は否定とともに、自身からの発布不可能の旨を告白。
政次は淡々と了承。 駿府への伝達の旨を伝えると、そのまま退出した。
事なきを得たものの、直之は釈然としないまま。 改めて直虎と方久に目配せしつつ、今川家からの下知受け入れの適切さの訴え。
しかし、直虎は拒絶。 直之を牽制しつつも、方久への土地預かりの適切さを主張。 銭も人もない未曾有の窮地打破には、裸一貫からの成り上がりの方久のような人物の才覚を借りての、新たなる手法が必要との訴え。
それでも、直之は釈然としない。 もしや、直虎と方久が男女の関係になったのかとの問いかけ。
直虎は、あまりにも下衆な発想と侮辱に唖然。
直之は、構うことなく瀬戸村と祝田村の返上のない限り、政次の後見希望を声高に主張しつつ、大きな足音とともに退出。 六左衛門もおずおずと追従するのみだった。
翌日、方久が突然の拉致。
ほどなく、百姓からの脅迫状。 ミミズの這うような間違いだらけの片仮名の文で、今川家からの徳政令受け入れの旨を書にしたため、神社に届出なければ、方久の命はない、と。
直虎は、これも政次の仕業であること、百姓との親交の厚い禰宜を介して操り仕向けたものであることとしての直感。
現に、直接百姓たちと話し合うべく、単身方々を奔走したところ、村には人影すらない。 そう、集団での農作業放棄、すなわち"逃散"という領主へ抗議だった。
直虎は身心擦り減らしたまま神社へ。 しかも、境内に入れば、目の前には台、紙、筆、硯、墨、水までが用意されており...。
直虎は屈辱を鬱積させつつ、墨をすり筆を手にして、徳政令発布の著名すると...。
唐突に、一匹の亀が現れるなり、書状の上で静止して...。
思わず直虎は、「こら、どけ、どかぬか亀」...。
途端に、亡き亀之丞すなわち直親(三浦春馬)の姿と重なって...。
直虎は苦笑しつつ頑固な亀に同調するかのごとく、亀の下敷きとなった書状を抜き取って破棄。
しかし、何一つ解決していないまま。
悶々としたまま直虎が戻ろうとしたところ、ふと目に入るは、風にそよぐ鮮やかな緑...。
そう、稲の種の成長、ちょうど田植えに適した苗の成長ぶり...。
直虎は思わず足を止めた。
その翌日...。
直虎は傑山(市原隼人)と昊天(小松和重)そして龍潭寺の小坊主たちを率いて瀬戸村へ。
これ以上苗が育てば、田植えのはかどらず収穫への影響ゆえ、一旦逃散の百姓たちも田植えの時期を気にかけると予測したためだった。
その上で、直虎は皆に田植えを呼びかけての作業開始。 しばらく後に、少しずつ人の気配の強まり。
見上げれば、畦道には何人もの百姓が、疑心暗鬼のまま眺めており...。
中には、見覚えある老農夫・甚兵衛(山本學)の姿。 直虎は詫びの声かけとともに田植えの旨を告白。
甚兵衛は怒り心頭。 借金のかたに方久に瀬戸村を売った経緯ゆえに、もう騙されまいと直虎に猛抗議の勢い。
直虎は、瀬戸村と祝田村を方久の土地としたことを認めた上で、井伊家の借金完済のためでないことを主張。 そして、方久は年貢受け取りの代わりに当面の百姓たちの返済の猶予するとのこと。 熟考の末の手法であることを説明すうる。
それでも、甚兵衛は納得しない。 ほかの百姓たちも、やはり徳政令がいいと身勝手な主張の高まり。
直虎は百姓たちを一喝。 目先のことばかりにとらわれるな。方久は欲深い男ゆえ、委任こそ村の皆が豊かになれる。 ふと気付けば、借りの返せる仕組みを確立されているはずだ、と。
それでも甚兵衛は、禰宜の立場を考慮のまま。
直虎は甚兵衛を察しつつも、自身と禰宜とどちらを信じるかと、百姓一人一人に語りかけ。 まず村を豊かに富ませること。 それは方久を潤し将来の井伊谷全体の豊かな国へと導けること。 ゆえに皆と協力して、強い井伊谷をつくっていきたいことを。
直虎からの熱い想いが浸透するかのように、百姓が一人、また一人と、相次いで田に入って、皆で横一列の田植えへ...。
直虎は、一か八かの賭けに勝利、緊張から解放あって、呆然かつ嬉し涙のあふれるばかり。
ふと目を横に向ければ、六左衛門も田植えの手伝いで、泥だらけに...。
さらに翌日....。
直虎は改めて百姓たちと話し合うべく、皆の望みの聞き回りへ...。
この頃には、一人の若い百姓から字を教えてほしいと気軽に尋ねられる心地良い関係に高まっていた。
ただ、大きな懸念は、新野の娘としのの土地に関して...。
それぞれに祐椿尼(財前直見)の所領と川名の一部の譲渡による納得の試みるも、しのはかつての直親をめぐる因縁あって難儀。 祝田村返上のない限り、絶対に直虎を虎松後見として認めない、と頑ななままだった。
並行しての最大の懸念は、徳政令発布の下知に背かれた今川家の反応だった。
案の定、嫌な予感は的中。 直虎には最悪の形で舞い降りることとなった。
それぞれが生き抜くべく、必死で出世と安泰を求めているということなんだろうなあ。
この回で一番気になるのが、直虎に真正面から意見する急先鋒として、亡き父・直由(筧利夫)から家督を継承した側近の直之。
今川方として出陣し曳馬城で討死した父の無念を痛感しているだけに、しかも井伊谷という小国だけに、言い分は決して理解できないわけではない。
史実としての将来における立ち位置といい、直虎との関わり合い、見逃せないや。
かの曳馬城とは現在の浜松城。
改称のきっかけは、1570(元亀元)年の徳川家康の入城から。
以後、基盤を段階的に確立。 特に、1600(慶長5)年の"関ヶ原の戦い"での勝利以来、江戸時代を通じて徳川家譜代大名の居城となった経緯あって、"出世城"という異名が...。
それだけに、1948(昭和23)年4月創業、静岡県浜松市中区鍛冶町の「うなぎグルメ専門店 浜名湖山吹」からの食を存分に堪能してみようか...。
大人数での食卓を意識して...。
【浜松天神蔵の名入れの酒出世城と浜名湖山吹のうなぎ詰合せ 国産】には、国産うなぎ長蒲焼き(100g×3本)、国産うなぎ長白焼き(110g×3本)、たれ・粉山椒各6袋、簡単な調理法の記載のしおり、刻印(名前入り)の「浜松酒造 天神蔵の純米出世城 葵御紋(720m×1本)」...。
【浜松酒造 静岡県産「出世城」 浜名湖山吹 うなぎ白焼き 詰合せ 国産】には、うなぎ長白焼き(110g×3本 たれ・粉山椒各3袋付)、浜松の清酒「出世城 特別純米」(720ml×1本)...。
【浜松酒造 静岡県産「出世城」 浜名湖山吹 うなぎ蒲白焼き 詰合せ 国産】には、うなぎ長白焼き(110g×1本)、国産うなぎ長蒲焼き(100g×2本)、たれ・粉山椒各3袋、簡単な調理法の記載のしおり、浜松の清酒「出世城 特別純米」(720ml×1本)...。
【浜松酒造 静岡県産「出世城」 浜名湖山吹 うなぎ蒲焼き 詰合せ 国産】には、うなぎ長蒲焼き(100g×3本)、簡単な調理法の記載のしおり、たれ・粉山椒各3袋、浜松の清酒「出世城 特別純米」(720ml×1本)...。
【浜松酒造 静岡県産「出世城」 浜名湖山吹 うなぎ蒲焼き わさびこがし醤油 詰合せ 国産】には、うなぎ長蒲焼き(110g×2本)、たれ・粉山椒各2袋、簡単な調理法の記載のしおり、浜松の清酒「出世城 特別純米」(720ml×1本)、わさびこがし醤油(1瓶30g)...。
【浜松酒造 静岡県産「出世城」 浜名湖山吹 うなぎ蒲焼き わさび塩 詰合せ 国産】には、うなぎ長蒲焼き(100g×2本)、たれ・粉山椒各2袋、簡単な調理法の記載のしおり、浜松の清酒「出世城 特別純米」(720ml×1本)、わさび塩(1瓶30g)...。
といった立身出世の願いの込められた食とともに、多くの人たちに幸運をもたらすこと、祈りたいな。
2017-03-10 |
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