おんな城主 直虎 あらすじ ネタバレ 第28回
放送日は7月16日日曜日。
サブタイトルは「死の帳面」。
武田信玄への謀反の廉で追い詰められ自害した嫡男・義信(オレノグラフィティ)の正室である今川氏真(尾上松也)の妹・鈴は、いまだ甲斐に軟禁されたまま...。
寿桂尼(浅丘ルリ子)が自ら甲斐に出向き、孫娘である鈴を駿府に返すよう、信玄に直接申し出。 そのまま急ぎ足で、氏真の正室・春(西原亜希)の実家である相模の北条家に、武田家との仲裁の願い出へ。
鈴は駿府に帰還。 今川家と武田家の差し迫った危機は、一応の決着へ...。
さらに、寿桂尼は越後の上杉家との和睦にも奔走。 しかし、心臓病を発症、床に伏せてしまった。
気賀の堀川城では、完成を祝う宴の真っ只中...。
一時改めた上で、直虎(柴咲コウ)は方久(ムロツヨシ)への城代任命の宣告。 商人の町にある城として、一番商いを進めやすい旨を伝え、集まっていた町の者たち皆からも賛同の声。
方久は満面の笑み。 気賀の町を銭のあふれる豊かな地に変えることを誓った。
そこへ、龍雲丸(柳楽優弥)たちが宴へ。 町の者たちが大歓迎。
龍雲丸は、ここから世界を変えなければならないと、直虎と微笑み合う。
直虎と政次(高橋一生)との、いつもの囲碁のやりとりにて...。
政次は、直虎の報せた今後の気賀の見通しを踏まえた上で、改まって伝達。
今川家との関係は、表面上沈静化している反面、武田家は水面下での戦支度を進めているはず。 寿桂尼の具合も思わしくない中、万一の場合、直ちに寝返りが相次ぎ、戦にもつれ込むであろうこと。 このまま無策ならば、今川家の部隊として参戦を要求されること。 それゆえ、何か策の手立ての必要ありとのこと。
直虎は愕然。 同時に、今川家に寝返ろうとした直親(三浦春馬)の非業の死が、脳裏をよぎって...。
翌日、南渓(小林薫)が井伊家屋敷を訪問。 今朝、龍潭寺に届いた寿桂尼からの書状を、直虎に手渡す。
直虎は驚きつつ目を通す。 女同士腹を割って話したいとのこと。
南渓は、おそらく最後の機会になるだろうから、話したいことを話せばいいと、直虎を後押し。 そのまま、直虎は寿桂尼の元へ出立。
今川家屋敷で、久方ぶりの寿桂尼との対面へ...。
丁度書き物の途中だったのか、直虎は気にしつつも、深々と平身低頭。
寿桂尼は苦笑しつつ告白。 最近の物覚えの悪さの酷さゆえ、いろいろ忘れないよう書き残すことにしている、と。
直虎は持参の手土産である数枚の綿の布を寿桂尼に献上。 当主認定から約3年の成果おける感謝を伝達。
寿桂尼は綿の布を触りつつ、直虎へのこれまでの労い。 顔はやつれ、背中も丸くなり、今やただの老婆にしか見えない。
そして、手を止めて直虎を見るや、かの直親誅殺の一件を尋問。 今も恨んでいるのだろう、と。
直虎は、握りしめた拳に力の入るも、改めて思い直し、きれいごとのみで家を守ることなどできないこと、決して責める者などいないことを告白。 続けて、気狂いなどでなければ、人の命に手をかけることを楽しいと思う者などいないこと。 そうせざるを得なかった者の心の闇はいかほどかとの慮りも伝達。
直虎を受け止め、改めて見開いた寿桂尼の目には、光る涙。 そのような言葉の聞けるなど思いもよらなかったと謝罪。
直虎の目に映るは、「女大名」とまで崇められた御仁の、見る影もないほどの弱々しさ。 あふれ出す涙をこらえようとも拭おうともしない。
寿桂尼は、胸を痛める直虎の手を握りしめつつ告白。 家のために小さな女の子が、一生懸命に鞠を蹴っていた姿はじめ、瀬名(菜々緒)の命乞いに乗り込んできた時、徳政を覆しに来た時、折につけて直虎が我が娘ならば、とずっと思っていた、と。 その上で、自身が居なくなっても今川家を見捨てないほしいこと。 直虎の才覚での氏真の補佐を願い出。
直虎は、複雑な想いのまま、寿桂尼の手を握り返して、安心してほしいと伝達。
井伊家屋敷に帰還の直虎は、早速政次の呼び出し。 寿桂尼最期の務めとしての、今川家の家臣や国衆との対面による、今川家離れの食い止めの様子を告白。
井伊家生き残りのためとはいえ、今川家からのすべての恩を忘れての寝返りゆえ、直虎も政次も複雑な思いのまま...。
同じ頃、氏真は寿桂尼の記した帳面に注目、ずらりと並んだ名前の横の「×」の半分近くの多さに唖然。
しかも、井伊直虎もその一つに含まれていることに驚愕。 寿桂尼自身、高評価なだけに、なぜか...。
寿桂尼は力強い低い声で断言。 きれいごとだけで家は守れないと、直虎は返した。 いつも自分を許すために自分に言い聞かせてる言葉で、おそらく直虎も同じようなことを常日頃からの思いであろう。 ゆえに、自分に似た女は、衰えた主に決して義理立てしない、と。
氏真は、井伊家に関して予定通りか確認。
寿桂尼は力強く頷いた。
当の直虎と政次は、今川家が上杉家との和睦のため、双方の使いの僧侶たちの水面下の交錯の状況を、南渓から聞かされて唖然。
南渓曰く、両家が手を組めば、武田家には三方を包囲。 ましてや武田家とは犬猿の仲なだけに、かなり厳しい。 動くか動かないかは徳川家の出方次第。 もはや、武田家の頼みは、織田家と下にいる徳川家のみ、家康の出方次第で、信玄は戦ができなくなる恐れあり。
直虎は何気に呟くように政次に告白。 万一、徳川家が武田家と組まなければ戦にならないなら、徳川家を組ませないようにする代わりに、上杉家と手を組み、武田家を包囲する方が得策。 そう諭せばいい。
政次は驚愕と大声での諫言。 しかし直虎は、これが井伊家の戦を避けて通る道だと、強く断言。 家康宛の書状を記し始めた。
今川家屋敷にて、寿桂尼の帳面をもとに、寝返りしそうな者たちへの厳しい取り締まりや処罰の始まりを知らないまま...。
寿桂尼を演じる浅丘ルリ子を介しての、戦ならではの無情さと悲惨さ...。
つい思い出してしまう。
五味川純平執筆の大河小説を原作、日活製作、山本薩夫監督による3部作の日本映画を...。
1970(昭和45)年8月14日火曜日より公開の『戦争と人間 第一部 運命の序曲』...。
1971(昭和46)年6月12日土曜日より公開の『戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河』...。
1973(昭和48)年8月11日土曜日より公開の『戦争と人間 第三部 完結篇』...。
時代背景として、1928(昭和3)年春からの波瀾万丈の流れとともに、新興財閥伍代家当主・伍代由介(滝沢修)の長女・由紀子を演じて...。
陸軍参謀本部の佐川少佐(青木義朗)の部下である柘植進太郎中尉(高橋英樹)へ愛を傾けるも、1931(昭和6)年の満州事変勃発。 死の商人たる伍代家は本格的に大陸進出。 続く1932(昭和7)年の上海事変勃発へ...。
あの時の由紀子の儚げな表情、忘れられない。
しかし、長い歳月を経て、『直虎』での寿桂尼のような女傑ぶりに変貌するとは...。
なお、今川家が手を組もうとする上杉家とは...。
幾多の戦で負けを知らず、神とも毘沙門天の化身とも崇められた、あの越後国主かつ春日山城主・上杉謙信のこと、戦国の世ならではの己の「利」のために生きる人たちの多い中、あえて「義」の心を掲げての戦が主体。
かの時期だけに、忠義を重視の今川家とは、相通じるものありとの確信から?
じっくりと味わってみるか...。
新潟県新潟市中央区米山の「越後米蔵商店」からの【厳選産地米 長岡産コシヒカリ 特A 米百俵の郷 白米 20kg(5kg×4袋)】や、【厳選産地米 長岡産コシヒカリ 特A 米百俵の郷 白米 15kg(5kg×3袋)】や、【厳選産地米 長岡産コシヒカリ 特A 米百俵の郷 白米 10kg(5kg×2袋)】や、【厳選産地米 長岡産コシヒカリ 特A 米百俵の郷 白米 5kg(5kg×1袋)】は、もちろん...。
新潟県上越市西本町にて、1885(明治18)年創業の「謙信笹だんご本舗」からの【謙信笹団子 笹だんご 50個入】や、【謙信笹団子 笹だんご 20個入】や、【謙信笹団子 笹だんご 15個入】や、【謙信笹団子 笹だんご 10個入】や、【謙信笹団子 笹だんご 5個入】も...。
かの上杉謙信ならではの、内乱続きの越後国の統一と、産業を振興しての国の繁栄と、他国からの救援の要請あれば、秩序回復のために何度も出兵する底力に想いを馳せつつも...。
2017-06-05 |
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