おんな城主 直虎 あらすじ ネタバレ 第31回
「虎松の首」
8月6日日曜日に放送。
政次(高橋一生)の機転で、今川方の家人からの包囲を切り抜けた直虎(柴咲コウ)...。
政次からの進言を熟慮の上、氏真(尾上松也)からの下知受諾、徳政令受け入れへ...。
それでも、直虎と政次は、井伊家取り潰しを免れるべく、一旦今川家恭順を装う反面、水面下での家康(阿部サダヲ)との盟約とともに、井伊家復活への動き...。
そして政次は、今川家代官として井伊家居館に残留。
しかし、唐突に氏真からの嫡男・虎松(寺田心)の首の差し出し要求が...。
毎回恒例のサブタイトルの遊び心とオマージュ...。
今回は、1974(昭和49)年制作のアメリカ合衆国の映画で、同年8月14日公開、翌年1975(昭和50)年7月5日日本公開の、サム・ペキンパー監督によるアクション映画『ガルシアの首』...。
メキシコの大地主(エミリオ・フェルナンデス)の愛娘を妊娠させた男・アルフレッド・ガルシアに100万ドルの賞金。 嗅ぎ取った酒場のピアノ弾きベニー(ウォーレン・オーツ)が、どん底から脱すべく、ガルシアの首を求めての放浪の旅...。
やがて、同じくガルシアの首を求める暴漢たちとの激しい銃撃戦へ...。
それをより激化させた作風が、1977(昭和52)年制作されたイギリス・西ドイツ合作の戦争映画、1月28日西ドイツ公開、3月12日日本公開の『戦争のはらわた』かもしれないや。
何よりも、ドイツ軍側視点中心、それまでの連合軍側視点中心の戦争映画と一線を画する作風で...。
第二次世界大戦中の1943(昭和18)年の東部戦線、クリミア半島東隣のタマン半島でソビエト軍と対峙しているドイツ軍のクバン橋頭堡からの波瀾万丈が...。
まさに、『直虎』での今川家からの圧力に晒される井伊谷のよう...。
ましてや、以後の武田家の駿河侵攻ともなれば、なおさらで...。
ともに、ペキンパー自身が最後まで編集権を握ることができた数少ない作品...。
思わず、『直虎』と重ね合わせて観てしまいそう...。
2017-07-10 |
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