いだてん あらすじ ネタバレ 第7回 第8回
「おかしな二人」
2月17日日曜日放送の第7回...。
治五郎(役所広司)は四三(中村勘九郎)の説得成功。 弥彦(生田斗真)へのオリンピック出場説得のため、東京高等師範学校呼び出し...。
闘争心扇動のごとく、記録自体疑問、まぐれでは、といった抗議文届いた知るや、弥彦は酒・煙草禁止。 日本伝達間もないクラウチングスタートの練習へ...。
ストックホルム出発まで約3ヶ月近く...。
が、いまだ費用の目処の立たない中、郷里への手紙の返事なき四三は、学校休学、借金でのオリンピック行きの決断直前にて...。
ようやく実次(中村獅童)からの手紙。 田畑売却による資金工面の旨が...。
1912(明治45)年2月、東京高等師範学校校長室にて、四三と弥彦はエントリーシートに署名。 正式日本代表選手に...。
ストックホルムへは、シベリア鉄道で2週間ほど。 治五郎ほか1,2名の同行者決定...。
安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)から治五郎へは、出発前の英会話と礼儀作法と食事マナーのレッスン受講の要請。 弥彦からもコックも給仕のいる三島家でのレッスン奨励へ...。
かの人気小説『不如帰 ほととぎす』と評する名家には、広大な敷地内の豪邸入れば、華麗な客間には、四三と弥彦、助教授・可児徳(古舘寛治)と講師役・安仁子、弥彦の母・和歌子(白石加代子)と兄・弥太郎(小澤征悦)、そして日露戦争の悲劇の将軍・陸軍第三軍司令官・乃木希典までも...。
三島邸は政財界の要人たちのサロンだった。
渡航費の経緯知るや学校での親友・美川秀信(勝地涼)は、治五郎の口車に乗せられていると、四三へ忠告...。
四三は、決意固めて校長室の前へ。 が、治五郎と徳の話から、「借金10万円」に愕然...。
すぐに治五郎は、浮かぬ顔で茫然自失の四三を、浅草連れ出し...。
治五郎は、29歳時の初の欧米視察のはなむけ、勝海舟から譲渡の「勝」の刺繍の背広の逸話を、四三に告白。 質屋での換金へ...。
治五郎から洋行用背広仕立て推奨に、四三は感激とともに深謝。 直ちに三越呉服店でフロックコートと背広と外套の仕立てへ...。
が、渡航費の問題を切り出せぬまま...。
約2週間後、四三は一式仕上がった服着用での記念撮影終了...。
シャッター押した弥彦は、家族総出の祝福の四三へ羨望。 兄への関心のみの母と、金への関心のみの兄への失望を告白...。
四三は弥彦を慮りつつ、期待に応える必要なしゆえ気楽と、伝達のみ...。
治五郎が徳に四三と弥彦の同行を米国体育学士・大森兵蔵(竹野内豊)と妻・安仁子へ一任の旨の告白の一方...。
焦燥の四三が、オリンピック予選会優勝カップの換金の矢先...。
唐突に実次出現。 大きな風呂敷包み差し出すや、笑顔で金1,800円持参と伝達へ...。
「敵は幾万」
2月24日日曜日放送の第8回...。
怪訝な四三に、実次は告白。 以前スヤ(綾瀬はるか)とともにスヤの婚約者・池部重行(髙橋洋)訪問の折の事情説明...。
重行の母・幾江(大竹しのぶ)が、釈然としない中、四三にどうしても十里を走った者にしか解からぬ景色見せたいとの実次を察するや...。
何と金栗家の田畑を1,800円での池部家購入、無一文での貸与の持ちかけへ...。
驚愕とともに平伏の実次に、幾江は告白。 スヤの頼みとなれば、力にならなければ、と。
ほかには、スヤの父・春野医師(佐戸井けん太)も、玉名中学校校長も、四三への餞別を実次に委託。
四三は感涙とともに、実次より金を受諾...。
そこへ、学友・野口源三郎(永山絢斗)と橋本三郎(高橋周平)、柔道家の学生・徳三宝(阿見201)、地歴科教師・福田源蔵(嶺豪一)までも。 後援会結成と1,500円集金の告白...。
源蔵は雑費として300円のみ寄付、残りを納めてほしい、と。
実次は快諾へ...。
以上、遠征費問題は解決。 寄宿舎の面々から拍手喝采...。
四三は胸の熱さ高まりへ...。
翌日、四三と秀信は、実次伴い浅草見物へ...。
四三のストックホルム行きを前に、辛作(ピエール瀧)からは、爪先と踵のみ3枚重ねの改良版の足袋5足、新調のユニフォームまでも...。
四三は深謝のみ...。
スヤの嫁入りの日、出発2日前の寄宿舎での壮行会にて、四三は「自転車節」を万感込めての披露へ...。
5月16日、見送りの大行列と群衆からの声援を背に、四三と弥彦は新橋駅から列車へ...。
ところが、治五郎の姿が見えず...。
四三は動揺へ...。
オリンピックの礎となる三島邸...。
2010(平成22)年3月より発売の『評伝三島通庸 明治新政府で辣腕をふるった内務官僚』(幕内満雄/暁印書館)に集約かつ蓄積されてるかのごとき...。
三島邸の異名のモデルとして、ただひたすら驚愕のみ...。
2012(平成24)年7月より発売の『不如帰改版 岩波文庫』(徳富蘆花/岩波書店)、2018(平成30)年7月より発売の『徳冨蘆花 全集;9作品 不如帰 草とり 他 [電子書籍版]』(micpub.com)...。
奥深いや。
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