いだてん あらすじ ネタバレ 第9回
「さらばシベリア鉄道」
3月3日日曜日に放送。
当の治五郎(役所広司)は、文部省との行き違いゆえ手続き未了。 新橋駅での足止めに...。
船の出発地の福井県・敦賀まで代わりに同行の徳(古館寛治)曰く、治五郎は手続き済み次第、追いつくとのこと。
が、敦賀到着後も、治五郎現われず...。
四三(中村勘九郎)と弥彦(生田斗真)と大森兵蔵(竹之内豊)・安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)夫妻は、徳の見送りを背に2日がかりでウラジオストクへ...。
ウラジオストクからのシベリア鉄道乗車時も、いまだ治五郎来られず。 四三はより深き落胆へ...。
兵蔵は節約ゆえ食堂車使用せず。 代わりに、道中で応援の人たちから餞別の野菜と味噌、駅で買うパンとミルクでの、自炊を主張...。
が、唐突にドイツ人乗客からの食堂車への誘い...。
4人は食堂車での豪勢な御馳走、兵蔵はドイツ人の飲食代まで奢る破目に...。
出発10日後の1912(明治45)年5月26日、長旅の疲労ゆえ、四三は英語交じりの会話と西洋風行動様式の兵蔵への不満鬱積。 日記での発散へ...。
反面、兵蔵への監督起用の真意を知るべく、四三は治五郎の元へ...。
治五郎曰く、兵蔵は経営学ぶべくアメリカへ渡ったとのこと。
が、西洋人の肉体の強靱さに驚愕。 日本国民の体格体位向上すべく、YMCAトレーニングスクールへ...。
バスケットとバレーボールの習得に加え、大恋愛の末に安仁子も日本へ連れ帰った当の兵蔵は、咳き込み激しく...。
モスクワ到着早々より兵蔵を医師に診せるべきとの懸念の弥彦とともにする四三は、悲観の安仁子からの告白。 監督委任打診の治五郎訪ねた兵蔵曰く、肺を患っているとのこと。 この機逃せばオリンピック観られないであろう、と。
治五郎の決断は、兵蔵執筆の『オリンピック式陸上運動競技法』との論文から。 短距離走の練習法とフォームと足の運びまで、詳細な記載に驚愕、と。
5月28日、兵蔵の体調回復せず。 案仁子は自炊中止の申し出...。
不安高まる四三を、弥彦が快活に励ます日々...。
東京出発17日目の6月2日、船はストックホルム到着。
夜8時のホテル到着。 が、白夜で昼間同様の明るさ...。
早速、四三と弥彦は、足袋装着。 オリンピックスタジアムへ...。
二人は巨大なレンガ構造のスタジアムに圧倒。 そして、広大なトラックを前に闘志沸騰へ...。
世に言う明治時代最後の年、そして新たな時代のはじまり...。
国家の命運をかけた戦争の延長線上の真っ只中ゆえに...。
考えさせられてしまう。
本来の平和のありがたみとは...。
約13年余の歳月と巨額な費用と多くの人たちの血と汗と涙で、1904(明治37)年完成のシベリア鉄道・・・による旅・・・か...。
2013(平成25)年9月21日土曜日より発売のDVD『ロシア横断 シベリア鉄道10,000km ~蒸気機関車でゆく雄大な大地~』(ビコム)はじめ...。
2008(平成20)年7月1日火曜日より発売の『シベリア鉄道9300キロ』(蔵前仁一/旅行人)での、有限会社・旅行人代表として、男性としての視点...。
2015(平成27)年1月17日土曜日より発売の『女一匹シベリア鉄道の旅 (コミックエッセイの森)』(織田博子/イーストプレス)、そして2017(平成29)年7月15日土曜日より発売の『女一匹冬のシベリア鉄道の旅 (コミックエッセイの森)』(織田博子/イーストプレス)での、女性としての視点...。
それぞれじっくり堪能するか...。
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