実験刑事トトリ2
10月12日土曜日21時より、NHK土曜ドラマとして全6回放送。
待ち遠しいなあ、第2弾の放送が。
NHK土曜ドラマとしての放送といえば、失礼ながら、例え高視聴率にならなかったとしても、人間の心の琴線に抵触するかのようなドラマとして、長く記憶されてしまうものだから、本当に不思議なもの。
現に、昨年2012(平成24)年11月3日土曜日から12月1日土曜日までの全5回放送となったNHK土曜ドラマスペシャル『実験刑事トトリ』は、まさに素晴らしい仕上がりだった。
聞くところによれば、あの2011(平成23)年10月より放送の日本テレビ土曜ドラマ『妖怪人間ベム』を手掛けた西田征史のオリジナル脚本。
2012(平成24)年2月から企画開始され、西田征史とプロデューサー・谷口卓敬による警察の取材から、警視庁が中途採用を実施することを知った時点で、別の職業から刑事に転職して捜査一課で活躍する可能性のあることが、構想の出発点とのこと。
そして、第1弾の本放送。
未来図への物足りなさゆえ、大学の動物学者から警視庁捜査一課に転身した、論理的思考力ある43歳の中年刑事・都鳥博士(三上博史)。
根がまっすぐで直向きな性格の28歳の若手刑事で、都鳥の新人教育を任命されて、年上へのやりづらさから翻弄されてゆく、安永哲平(高橋光臣)。
時にぶつかり合い、時に助け合いながら、犯人へと肉迫してゆくドラマの展開はもちろんのこと、都鳥による論理的思考に基づく仮説を立てての実験、本当に面白かった。
都鳥を演じた三上博史は、1980年代後半から1990年代初頭にかけてのトレンディードラマで脚光を浴びていた頃の面影はなく、当時放送されたNHK大河ドラマ『平清盛』での鳥羽法皇の怪演ぶりの強く焼きついていて。
安永を演じた高橋光臣は、あの2012(平成24)年4月からのNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』での、主人公・梅子(堀北真希)の恋人、哲学的で実直な医学生・松岡敏夫を好演した勢いに拍車のかかっての出演。
この度の第2弾の放送では、さらなる磨きと拍車がかかることになるんだろうなあ。
もう一度、『実験刑事トトリ』を改めて鑑賞してみようかなあ。
2013-09-06 |
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