いだてん あらすじ ネタバレ 第38回 第39回
「長いお別れ」
10月6日日曜日放送の第38回...。
治五郎(役所広司)亡き後のオリンピック組織委員会では、聖火リレーでのギリシャからの火の借用に強硬な反対、スタジアム決定せず、イギリスとフランスの正式ボイコッット申請...。
政府主導オリンピック中止決定の最中、道正(塚本晋也)から近衛首相への電話を、政治(阿部サダヲ)が必死で静止。 治五郎のストップウォッチ突き付け強硬な主張虚しく...。
1938(昭和13)年7月14日、政府は東京オリンピック中止決定...。
道正は苦悶の胸中綴った手紙を、ラトゥール(ヤッペ・クラース)へ...。
1939(昭和14)年9月1日、第二次世界大戦勃発...。
ハリマヤ製作所では、四三(中村勘九郎)、スヤ(綾瀬はるか)、勝(仲村太賀)、辛作(三宅弘城)が、勝の今後の協議の最中...。
勝の熊本帰郷促す四三を制し、スヤは部屋の隅でミシン踏むリク(杉咲花)へ目配せ、オリンピックのみ東京滞在でないはず、と。
不意に動転の勝が店飛び出し、スヤが自転車で後追って阻止...。
勝はスヤへ求婚...。
そして、リクの父・増野(柄本佑)感涙の中、勝とスヤ華燭の宴は盛大に...。
翌年、リクは金治(きんじ)という男児出産...。
1941(昭和16)年12月8日、太平洋戦争勃発。 20歳以上文化系大学生が徴兵対象へ...。
学生の勝は、四三へ哀願。 身体脆弱の金治への冷水浴を...。
1943(昭和18)年10月21日、かつての治五郎肝煎りの明治神宮外苑競技場で、戦地赴く出陣学徒壮行会...。
政治(阿部サダヲ)は学生たちの威風堂々の行進ぶりに、必ずここでオリンピック開催の決意高騰へ...。
「懐かしの満州」
10月13日日曜日放送の第39回...。
1945(昭和20)年、寄席の席亭から1ヶ月間の満州への軍隊慰問を美濃部孝蔵(森山未來)と三遊亭圓生(中村七之助)へ...。
が、実際に約2ヶ月経過、大連では勝が孝蔵の「富久」の走る件に注文など波乱含み...。
その後の奉天で奇遇の森繁久彌からは、日本軍全滅の報せ...。
数日後、8月6日に広島、8月9日に長崎、それぞれ原子爆弾投下...。
しかも、9日はソビエト連邦(ソ連)軍乱入の報せも...。
在留邦人の激しき右往左往の下、沖縄目指す分隊長の尽力での勝との再会、ともに大連へ...。
孝蔵も勝も、互いの息子の将来で和気藹々の中、大連での慰問当日、勝が「富久」を推薦...。
特に、「富久」の久蔵の行先、日本橋から芝への変更幸いしての大盛況...。
満悦な勝は会場後にし、りく(杉咲花)宛の考蔵絶賛の絵葉書出そうと郵便受けへ...。
ところが、目前に機関銃で武装のソ連兵が...。
1946(昭和21)年、考蔵も圓生も極貧生活の日々...。
圓生は小唄の師匠と所帯持ち...。
圓生から紹介の女の酒乱ぶり嫌って、考蔵は逃走。 約1年間のあらゆる苦難を経て...。
1947(昭和22)年1月12日、孝蔵は引き上げ船乗船。 1月27日、日本の家族の元へ...。
これで何より...。
と、不意に不謹慎ながら思いかけても...。
決して忘れてはいけない。
あの1995(平成7)年11月11日土曜日から12月23日土曜日まで全7回放送・NHK放送70周年記念番組・日中共同制作・山崎豊子原作・岡崎栄脚本・ドラマスペシャル『大地の子』を...。
悲しくも置き去りにされてしまった多くの人たちの無念さを...。
まさに深く心しての視聴に...。
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