八重の桜 あらすじ ネタバレ 第30回
7月28日日曜日放送のNHK大河ドラマ『八重の桜』第30回で、江戸時代の終焉を象徴する戊辰戦争が終結することに。
そして、会津をはじめとする東北の人たちの再生の再生への第一歩が...。
そこに至るまでの物語の展開が、かなり凝縮するかのようだ。
まず、会津藩降伏後、山川大蔵(玉山鉄二)と梶原平馬(池内博之)と秋月悌次郎(北村有起哉)は、主の松平容保(綾野剛)はじめとする会津松平家再興のため、新政府への助命嘆願に尽力。
そして、萱野権兵衛(柳沢慎吾)は、すべては自身が主体的立場となって起こした戦であり、責任は自身にあることを、新政府に主張。
結果、容保は因幡国鳥取藩への永預り処分に。
平馬も随行した。
萱野権兵衛は切腹。
山川大蔵は禁固謹慎。
秋月悌次郎は終身禁固刑。
秋月の計らいにより、大蔵の弟・健次郎(勝地涼)は、秋月の面識ある長州藩士・奥平謙輔預りに。
越後口の守りを口実に会津から追放された西郷頼母(西田敏行)は、榎本釜次郎改め榎本武揚(山口馬木也)はじめ土方歳三(村上淳)などで樹立した「蝦夷共和国」へ合流、箱館戦争の終結まで戦うことに。
土方は討死。
頼母は箱館で捕縛され、館林藩預け置きに。
捕縛後の榎本武揚は、オランダ語の堪能ぶりと『万国海律全書』や海軍全般に関する博識ぶりに感服した黒田清隆の助命嘆願の甲斐あって、東京への投獄と特赦出獄を経た後に、新政府へ登用されることに。
そして、八重(綾瀬はるか)は...。
母・佐久(風吹ジュン)と兄嫁・うら(長谷川京子)と姪のみね(池田沙弥花)とともに、かねてから山本家と交流のあった米沢藩士・内藤新一郎(木下政治)の家に身を寄せていた。
屈辱を肌で実感しながらの方々への反物の行商による生活。
わずかながらの心の安らぎの一つは、会津戦争で夫を亡くした千代(中村優子)との語らい。
ともに再生することを誓い合う。
時は流れて、1869(明治2)年11月、会津松平家は容保の生まれたばかりの実子・慶三郎(後の容大)を当主に家名再興が許され、旧南部領の斗南藩3万石を賜った。
新天地を猪苗代か下北半島かの選択を任されたのは、東京で捕虜になっていた山川大蔵はじめ旧藩幹部。謹慎中の他の旧藩士にはばかることなく決定したとののこと。
移住開始は1870(明治3)年4月から。
斗南藩大参事に就くこととなる大蔵はじめ旧藩幹部はもちろん、越後高田で謹慎していた斎藤一(降谷建志)はじめとする多くの旧会津藩士、他の旧藩士の家族を含めて、合計約17,300人余り。
日向ユキ(剛力彩芽)も、その一人に。
東京で謹慎していた川崎尚之助(長谷川博己)も、その年の10月に斗南へ行くことに。
この回から、会津をはじめとする東北の人たちの再生の第一歩が始まるんだなあ。
東北会津民芸品・最古の品とされる伝統的な「起き上がり小法師」のように。
何度倒されても頑張って起き上がることから、"七転八起"としての無病息災や家内安全といった縁起の良いお品。
何よりも家族の人数より1個多く買うことで、家族が増えて一家が繁盛しますように、という願いも込められているらしく...。
これから、どのように再生してゆくのかなあ。
少しずつ見届けないと。
2013-06-30 |
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(1) |
編集
コメント 0