長友佑都 筋肉 体幹トレーニング20
またまた新たなる楽しみが増えて嬉しいや。
気になり始めたのは、2010(平成22)年開催の南アフリカワールドカップで、全4試合に左サイドバックでフル出場を果たした時からかなあ。
その時の活躍が評価されて同年7月14日水曜日、イタリア・セリエAに20シーズンぶりに昇格したACチェゼーナへ買い取りオプション付きでのレンタル移籍が決定して...。
FC東京退団セレモニーの際は、「みなさんと別れるつもりはありません。世界一のサイドバックになって、また青赤のユニホームを着たいです」と涙。
ACチェゼーナでの活躍から間もなくインテルへの移籍、2011(平成23)年2月6日日曜日開催のセリエA第24節ローマ戦でのデビューへ。
豊富な運動量と抜群のスピードが武器のサイドバックは健在。
俊敏性に優れ、1対1に強く上背はないが、大型FWにも競り負けないフィジカルと身体能力の高さを併せ持っていて...。
効果的ドリブル、思い切りの良い飛び出し、そして相手の隙を突いて放つミドルシュートも大きな武器。
守備の文化があるイタリアに渡ったことで、カバーリングやポジショニングにも磨きがかかることに。
実際の試合中では、献身的なプレーや走行距離に裏付けされた運動量によって、長友がボールを持って走り出すと観客席から大きな歓声が起きることも珍しくない。
ゆえにイタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』からは、長友選手に関して「インテルに欠けていた闘争心に飢えている象徴的存在」との評価。
スゴイや。
日本人アスリートもここまで高まったのか...。
長友佑都...。
1986(昭和61)年9月12日生まれ、愛媛県西条市出身。
スポーツ一家の第二子として生まれ、母方の祖父は第1回小倉競輪出走者である元競輪選手の吉田達雄。
達雄の弟で同じく元競輪選手の吉田実は大叔父にあたる。父方の祖父は明治大学出身の元ラガーマン。
小学校1年生時にサッカーを始め、西条市立北中学校在学時に恩師・井上博に出逢い、この時期の走り込みにより現在の豊富な運動量の基盤がつくられた。2001(平成13)年のU-15全日本ユース選手権では県3位の成績を残すまでに...。
これから何を魅せてくれるのか気になる中でのこと...。
今年2014(平成26)年3月21日金曜日発売の『長友佑都体幹トレーニング20』(ベストセラーズ)を購入。
それは、「体幹トレーニングと出会わなければ今の僕はない」と断言するインテル・長友佑都選手を作り上げた体幹トレーニングを初めてまとめたDVD付属の一冊。
長友佑都本人がモデルとなり、やり方、呼吸法などポイントを紹介かつ実践による解説書といってもいいや。
特徴は、実際に行ってきたトレーニングを20個厳選している点。
「ダイエットしたい」
「腹を凹ませたい」
「腰痛を解消する」
「キック力を上げる」
「ぶれないカラダ」
「投げる力をつける」
「姿勢をよくする」
「疲れないカラダ」
という目的別のトレーニングメニューと長友選手の小学生時代から現在までを振り返りながら綴る年代別のトレーニングの紹介は、初心者から上級者まで無理なく、高い目標を実現できる至高の1冊。
単に、トップアスリートが、体幹トレーニングをレクチャーしてくれる構成でない。
特に前半部分は、自己啓発や目標達成のための考え方、日々の行動習慣の見直し方などが、太字やハイライトで随所に、盛り込まれていて...。
そして、肝心の体幹トレーニングとなれば、普段とは違う態勢すなわち普段とは違う筋肉を使うために、かなりの効果。
確かに、今まで一度もしたことのない態勢ゆえ、キツイと感じる時もあるものの、初心者から上級者までを意識して作られた内容ゆえ、できないキツサでない。
後々に実感できる気持ち良さとでもいうのかなあ、実行による達成感が少しでも得られるゆえに、また実行したい気持ちにさせてくれる。
普段、自分がやっているストレッチよりも遥かに気持ちいいや。
何よりも、表紙をめくれば、「バロンドールを獲得する」という長友選手の夢すなわち目標の直筆が、素晴らしい。
"体幹トレーニング"だけじゃない。
一心不乱の想いで道を切り拓いたありのままがしたためられている初の自叙伝として、2011(平成23)年5月25日水曜日発売の『日本男児』(ポプラ社)。
人としての成長に欠かせない「感謝の心」のありのまま、試合前に必ず読むという祖母からの手紙も含めた、世界で戦うメンタルを支える思考法である、2012(平成24)年5月25日金曜日発売の『上昇思考 幸せを感じるために大切なこと』(KADOKAWA)。
並行して目を通してみたいな。
2014-05-24 |
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