おんな城主 直虎 あらすじ ネタバレ 第35回
「甦えりし者たち」
9月3日日曜日に放送。
大沢基胤(嶋田久作)占有の堀川城内に幽閉の気賀の民救出という家康(阿部サダヲ)からの約束で、方久(ムロツヨシ)は行動開始。
ところが、家康の家臣・酒井忠次(みのすけ)が、基胤への見せしめに、幽閉の気賀の民を惨殺。
その報せを知るや、直虎(柴咲コウ)は直之(矢本悠馬)と龍潭寺住職・南渓(小林薫)と僧侶・傑山(市原隼人)とともに、直ちに気賀へ...。
混乱を潜り抜け、堀川城に到達した直虎一行は、城内にて瀕死の龍雲丸(柳楽優弥)を発見。
直虎は驚き、直ちに龍雲丸の手当てへ...。
龍雲丸を演じる柳楽優弥か...。
つい思い出してしまった。
さかのぼること、1992(平成4)年に公開されたクリント・イーストウッド監督・主演による西部劇映画のリメイクとして、2013(平成25)年9月13日金曜日より公開された李相日監督・脚本の同名の時代劇映画『許されざる者』での、主人公・釜田十兵衛[渡辺謙 オリジナル版のウィリアム・ビル・マニー(クリント・イーストウッド)]とともに、賞金首を追うアイヌと和人のハーフの青年・沢田五郎[オリジナル版のスコフィールド・キッド(ジェームズ・ウールヴェット)]。
次に、2015(平成27)年9月26日土曜日より公開の第39回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門に正式出品の杉浦日向子原作・渡辺あや脚本・小林達夫監督の日本映画『合葬』での、彰義隊員・秋津極。
江戸時代末期の大政奉還後、将軍家身辺警護と江戸の秩序守護の武士組織としての存在意義を失っても、頑なに奮闘する彰義隊における人間模様、まさに戦国乱世に匹敵するくらいに...。
最後に、2016(平成28)年5月21日土曜日より公開の 真利子哲也監督・脚本の映画『ディストラクション・ベイビーズ』。
2011(平成23)年の愛媛県松山市を背景に、両親と早くに死別、港町で喧嘩に明け暮れる主人公・芦原泰良を怪演。
ふとしたことで知り合った高校生・北原裕也(菅田将暉)との、破天荒な生きざま、最後まで目が離せないまま...。
結果として、第8回TAMA映画賞特別賞、第38回ヨコハマ映画祭主演男優賞、第90回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を獲得することに...。
余談ながら、菅田将暉は『直虎』第38回より虎松のちの井伊直政として登場。 後年名を馳せることになる「井伊の赤揃え」として邁進するにあたっての、柳楽優弥演じる龍雲丸との関わりが気になるところかなあ。
これらを併せ持った人となり、ますます深みを増すことになる予感の高まりへ...。
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